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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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東急ホームズは2020年4月から、東急 Re デザインへと事業移管されています。
事業移管されても、それまで培ってきたものは引き継がれると思いますので、ここでは事業移管される前の東急ホームズがどのような家づくりをしていたのかお伝えします。
東急ホームズのモデルハウスに訪問し、住宅のプロの目で取材してきました。
東急ホームズの価格や仕様、評判、商品の特徴など分かりやすく解説します。
営業マンの話では
東急ホームズの坪単価の目安は50万~60万円。
輸入住宅ということもあって、工法はツーバイフォー工法ですが、
実は、在来工法でもOKらしいです。
でも、ほとんどツーバイフォー工法で、
(在来工法も可能なんて、だれも知らないですからね)
一部特殊なケースとして、在来工法で建てることもあるということです。
在来工法をご希望の人が、
わざわざ東急ホームズに行くということはありませんね。
本部に設計の部門がありますが、基本的に間取りは、営業マンがヒアリングした後、営業マン自身が考えて提案します。
ですから、担当する営業マンの力量が、大きなカギを握ることになります。
若くて、あまり経験がなかったり、
センスが悪い営業マンでしたら、
チョッと考えた方がよさそうです。
その場合は、担当営業マンのチェンジを要求した方が良いでしょう。
初期の商談の時点では、窓口は営業マンです。
その後、契約のころからインテリアコーディネーターが窓口になり、工事が始まる頃には工務担当者が窓口になります。
という具合に、段階に応じて窓口が変わります。
たしか、へーベルハウスも同じような形で分業されていました。
ただ、このような場合、
最初担当だった営業マンとはすごく馬が合ったのに、その後を引き継いだインテリアコーディネーター、あるいは工務担当者とは、今一つ馬が合わないというようなことが
充分にあり得ます。
もし、東急ホームズに決めようと思われた方は
その後を引き継ぐであろうインテリアコーディネーターと工務担当者に面談させてもらって、その辺りのことを確認しておかれた方がよいでしょう。
首都圏では東急ホームズの直轄になっていますが、関西では丸紅商事がオーナー会社となっています。
その他の地域では、代理店制になっているようです。
C値:2.0(ミルクリーク)
Q値:1.3(ZEROクラージュ)
UA値:公表されていません
数値としては、なかなかではないでしょうか。
モデルハウスにお邪魔した日は、とても暑い日でしたが、ロフトに登っても暑さを感じませんでしたので、断熱性の良さを感じました。
ちなみにZEH(ゼロエネルギー住宅)の断熱基準は次のようになっています。
大手で輸入住宅の筆頭として思い浮かぶのはスウェーデンハウスですが、
スウェーデンから実際に輸入しているのは、壁パネルのみで、それ以外はずべて国産品です。
さらに真偽のほどは確認できていませんが、その壁パネルも日本で製作しているというような話も聞きました。
しかし、東急ホームズは使われている建材の半分は輸入品のようです。
構造はツーバイフォーで、
パネルを構成する木材はカナダからの輸入材ですが、国内で製作したものなので、輸入品としてはカウントしていないとのことでした。
東急ホームズのモデルハウスは、ロフトも含めて、家中が心地よく冷房されていました。
それは、全館空調を採用しているからです。
デンソーというメーカーのシステムで、標準装備ではありませんが、東急ホームズで建てる人の多くが採用しているようです。
全館空調の場合、他社のほとんどが全熱交換型の換気ですが、東急ホームズの場合は顕熱交換型で、トイレやお風呂などの水廻りまで換気経路に取り込めるところが良いですね。
東急ホームズの床仕上げの標準はカーペット張りです。
欧米では一般的な仕上げですが、日本人には抵抗を感じるかも知れません。
価格的には
カーペット張りはモノにもよりますが比較的安価な仕上げなので、フローリングに変更するとなると、それなりのコストアップになりそうです。
東急ホームズはごく普通のツーバイフォー工法で、
その点に関して、独自の特徴はありません。
また、輸入住宅ということで、輸入建材を多用していますが、
それらの建材は、輸入建材を扱っている建材店から
普通に仕入れられるものばかりですので、
その点においても特に、独自の特徴というものはありません。
輸入住宅ということを前面に出すことで、
他のハウスメーカーとの差別化を図っていますが、
もし、ツーバイフォー工法を扱っているハウスメーカーや地元工務店に
東急ホームズと同じ家を建ててほしいと依頼すれば、
まったく同じ家を建てることが可能です。
独自性のある部分を強いてあげるなら、
東急というブランドでしょうか。
東急ホームズについて、私の耳には良い評判も悪い評判も入ってきていません。
私のいる関西では、着工数がそれほど多くないからかもしれません。
東急ホームズで家づくりを検討している方々のために、
ご参考になるような実際にあったお話しを教えてください。
悪い話しでも結構ですし、東急ホームズで建てて良かったというお話しも歓迎です。
ぜひ、こちらの問合せフォームから、情報をお寄せください。
北米の都市、シアトルの郊外に、東急ホームズのブランド名の由来となった、ミルクリーク市があります。
この街には約3500世帯が暮らし、街の中心にはミルクリーク・カントリークラブというゴルフ場があって、それを囲むように住宅街が広がるという、高級住宅地です。
実はこの住宅地は1973年に、東急グループの現地法人が開発しました。
ミルクリークという名前も東急グループが名付けたもので、
ミル = 粉挽き
クリーク = 小川
をくっ付けて作った造語です。
その後、1983年に
ワシントン州から「ミルクリーク市」として自治権を獲得し、東急ホームズも1996年からミルクリークというブランド名を使うようになりました。
東急ホームズによると、
日本の家づくりをアメリカの家づくりに活かし、そこで得たノウハウを逆輸入しているとのこと。
90年代に輸入住宅がブームになり、
雨後のタケノコのように、輸入住宅を謳うところがたくさん現れましたが、今ではそのほとんどが姿を消してしまいました。
そんな中、現在まで一貫して輸入住宅を手掛けている、ブレのない姿勢は評価に値します。
コンシェルジュの奥さんがハウスメーカーを厳しくチェック
主婦の独自の目線から東急ホームズを評価します。
モデルハウスに入って、すぐ目に飛び込んできたのが『家具』
いたるところに家具が置いてあって、しかも値札が付いてる‥‥。
聞けば輸入家具屋さんとタイアップしてるとか‥‥。
モデルハウスの中は冷房が効いて涼しいけど、どれも重厚で、見た目に暑苦しい。
確かに上等そうな家具ばかりで、いかにも輸入家具ぽいテイストだけど、それぞれのデザインが違っているから、ハウスメーカーのモデルハウスというよりは、ここはまるで家具屋さんのショールーム。
インテリアの統一感なんかは、どうでもいいって感じね。
私の妹はカナダのバンクーバー在住なんですけど、東急ホームズのモデルハウスは、まるで、妹の住んでる街に建っている家を1棟そのまま持ってきちゃったみたいで、いかにも輸入住宅って雰囲気。
でも、カナダの家はすごく雑に作られていて、妹の家なんて、あちこち隙間があったりするんですけど、向こうの人はそれが当たり前で、誰も何とも思ってないみたい。
東急ホームズのモデルハウスは、さすがに日本の大工さんが作っただけあって、実際のカナダの家とは違って、きっちり作られてます。
その点が、リアルな向こうの家とは大きく違いますね。
ところで、私は東急ホームズのような輸入住宅のテイストが苦手です。
私に限らず、このテイストがダメっていう人は、かなりいるんじゃないのかな?
中にはこういうのが好きって人もいるでしょうし、そういう人には良いんでしょうけど‥‥。
東急ホームズのモデルハウスは、床がカーペットになっていました。
聞けばこれが標準仕様とか。
確かに妹のカナダの家も、床がカーペット張りで、向こうでは、それが一般的みたい。
でも、すぐ汚れるし、ダニも繁殖しそうだし、妹はそれが嫌で、最近リフォームしてフローリング張りにしてしまいました。
きっと日本人には、この仕様は向かないんじゃない。
カナダとかだったら、気候がカラッとしているし、まだ、マシなのかも知れないけど、ジメジメの日本じゃチョッとね~。
ダニの温床になったりするんじゃないの。
東急ホームズで家を建てる人は、フローリング張りに変更した方がいいかも。
東急ホームズのウリは、とにかく輸入住宅ってことだけに絞られていて、他のことに関しては何も特徴はありません。
ある意味、いさぎよさを感じますね。
輸入住宅のようなテイストで家を建てることは、地元の工務店でも、やってやれないことはないんでしょうけど、やり慣れていないだけに、ダサダサになっちゃいそうだし、その点については、輸入住宅に特化しているだけに、安心して任せられそう。
もし、輸入住宅のテイストがお好みでしたら、
東急ホームズのモデルハウスを覗いてみるのもいいかも知れませんね。
大手ハウスメーカーの中では、かつて、住友不動産が輸入住宅をメインとしてやっていましたが、今は、本格的輸入住宅は東急ホームズだけになってしまいました。
北米のテイストが好みの人にはピッタリくるかもしれません。
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