実例ギャラリー【注文住宅の間取り】

家事動線と生活動線が良い間取りの家をご紹介します。

家事動線は主に洗濯の作業を徹底的に効率化させ、家事の負担を大きく軽減させてあります。
生活動線は外から帰ってきた時の動作をスムーズにして、玄関が散らからず、衛生面にも配慮した動線になっています。

動線が良い間取りというのは、動線が錯綜することなく、できるだけ短いという事が必須です。

しかし、ここでご紹介するお宅の場合は、それだけではなく、モノが散らからずにスッキリとした状態をキープしやすくする工夫を施しています。

各家庭ごとにライフスタイルが違うので、全ての家庭に適している訳ではないかも知れませんが、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

計画段階から収納アドバイザーに参加してもらい、予め新居で使う全ての物をリストアップしました。そして、緻密な収納計画を立て、設計図に反映。 着工する前に、何をどこに収納するのかが、全て決まっていました。
また、キッチンに行く2通りの動線が用意されていて、片方は来客者用、片方は家族だけが通るというように区別されています。来客者には雑然としたところを見せない作りになっています。
更に、オープンな子供の遊び場から、パイプで１階へ降りられるという遊び心も魅力的です。

断熱工法にはWB工法を採用し、できるだけ機械の力に頼らず、家の中を快適に整えてくれるのが大きな特徴です。

エアコン１台だけで、２４時間、家中を冷暖房できる高断熱高気密住宅です。ウレタンの吹付による断熱工事で、隙間相当面積は0.1ｃ㎡／㎡。樹脂サッシを採用しています。
冬は床下を暖房するエアコン、夏は吹抜け上部から家中を冷房するエアコン。
３部屋ある子供部屋には全てロフトが設けられていて、立体的に空間を利用しています。
また、玄関のシューズクロークとクローゼットは合理的で、とても便利そうです。
そして何といっても、回遊性のある間取りも魅力的です。

快適な生活のためには収納の充実は欠かせません。 しかし、収納は単に多ければ良いというものではありません。適材適所が大切です。
和室とリビングに、わざと段差を付けて、引出し収納を設けています。ダイニングも、オリジナルの収納が設置され、便利そうです。
また、このお宅では、外張り断熱の高断熱高気密住宅で、床下をエアコンで暖房して、温熱環境の快適性も実現しています。

玄関からキッチンへ直接行くことができれば、買い物から帰ってきた後、すぐに買ってきた物をしまう事ができて便利です。
夫婦共働きなので、家事を効率化する工夫が沢山あります。
敷地のすぐ隣が公園なので、プライバシーを守りながら、開放感も演出できるよう工夫を凝らしました。また、ペットとの共生も考慮されています。

せっかく注文住宅を建てるのであれば、明るいリビングを最優先にしたいという方もいらっしゃるでしょう。それを叶える間取りとしてＬＤＫを2階に設けるというのも有効な手段です。
ただ、2階のLDKだと、若くて元気なうちは良いのですが、年齢を重ねると難しい面が出てくるというデメリットがあります。それを解消するために、将来、エレベーターを設置できる間取りになっています。
小屋裏には広い収納が設けられていて、便利そうです。

二世帯住宅と言っても、その形態は様々です。 世代間で完全に分離したり、逆にほとんどを共有するパターンもあります。 ここでご紹介するお宅は浴室と玄関は共有で、ＬＤＫは1階と2階に分離しています。
内装には木材が沢山使われていて、当然、フローリングは無垢材です。
1階のリビングからはウッドデッキが繋がっていて、広がりを感じさせます。
和室の床の間は、建て替える前の家で使われていた材料を再利用してあります。

回遊性のある動線は家の中をぐるぐる回れ、行き止まりが無いのが特徴の間取りになっていますなっています。よく、1階だけが回遊性のある間取りになっているパターンはよくありますが、こちらのお宅は1、2階の両方がそうなっていて、便利さと楽しさを兼ね備えています。
また、2階の丸窓が印象的です。

1階も2階も廊下が無くしてホールから直接各居室に行くことができる間取りの実例です。廊下をなくすことで、省スペースになり、特に敷地が狭い家には有効な間取りです。
狭いながらも、随所に収納が配置されているのが良いですね。
実は、あまりPRしてませんが、住宅の密集地で暗くなりがちなのですが、敷地の状況をよく考慮して、窓の配置を工夫する事で、光の取り込み方を最大限有効になるようにしました。