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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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目次
コンシェルジュの奥さんがハウスメーカーを厳しくチェック
主婦の独自の目線から一条工務店を評価します。
キッチン横にあったパントリーの扉を開けると、
ナンとっ、スライド式収納。 これなら、沢山収納できて、出し入れもしやすい。
聞けば、このスライド式収納は標準仕様で、 クローゼットもスライド式収納が付くらしい。
さすがの私も、チョッとこれには感動。
実際、ハウスメーカーがここまでする必要があるのかとは思うけど、 このキメ細かな配慮は、日本企業ならではネ。
このスライド式収納の価格は、当然家の価格に含まれている訳だけど、 収納家具を自分で揃えるより、スッキリするし、 他メーカーのように、造作収納をオプションで付けるより、 一条工務店の場合、 自社工場で大量生産する分、安く済むんじゃないかな?
一条工務店の家に入居するなら、 結婚するときに購入した、古い婚礼家具は用済みネ。
内装扉もキッチ ンの扉もすごくグレードが高い。
これだけのモノが標準装備というのは 他のハウスメーカーではないですね。
でも、私が家を建てるんだったら、 いくら安くても、一条工務店はダメ。
だって、内装や外装が古いって感じ。
和室は本格的な純和風のしつらえで、 雪見障子や太いカリンの無垢の床柱が標準仕様。
ところが、和室から一歩出ると、 ブリティッシュ風の重厚な内装‥‥。
これって、あまりにもチグハグ。
最近は多少デザインのバリエーションも増えたみたいだけど、 それでも、チョッと今一つ‥‥。
i-Cubeとかっていう商品も加わっていて、 こちらはモダンな感じのインテリアと外観。
でも、i-Cubeのモデルハウスを見せてもらったんですけど、 チョッと安っぽいかな‥‥‥‥。
他のハウスメーカーのモデルハウスが 贅を尽くしているだけに、余計に、そういう風に見えちゃう。
他のハウスメーカーで標準仕様の家を建てたら、 一条工務店より、もっと安っぽくなっちゃうのかも知れないけど‥‥。
「家の基本さえしっかりしていれば、 内装や外装は後から何とでもなりますよ」と営業マンは言うけれど、 一条工務店は仕様の選択肢がすごく限られているし、 後で内外装をやりかえるなんて、すっごく大変。 家の基本性能や価格は、すごく大切だけど、 内外装のデザインというのも、家づくりの重要な要素だと思いません?
一条工務店の柱や梁は、全て無垢の木材で、 集成材は一切使わないそうです。
集成材は樹脂で固めているので、 その樹脂が30年、50年経たときに大丈夫かどうか、 実証されていないというのがその理由。
確かに、それはうなずける。
床下の換気も基礎パッキンを使わず、 昔ながらの基礎に換気口を開ける方法を取っているみたい。
樹脂でできている基礎パッキンの耐久性が実証されていないとのこと。
それも確かにうなずける。
でも、展示してあった免震装置を見てビックリ!(O_O;)
「ゴっ、ゴムで、できてる‥‥」
(ゴムがいくつも重なっていて、積層ゴムと言うらしいです)
「このゴムの耐久性は大丈夫なんですか?」と尋ねると 「大丈夫です」‥‥と営業マン。
‥‥‥ホントですか、それっ!?
家の重さをモロに受けるところがゴムだなんて。
よく、輪ゴムを長い間、放っておくと、 ボロボロになって、すぐ切れちゃうじゃない。
集成材や基礎パッキンはダメで、 ゴムは良いなんて、矛盾してるぞ。┌(`Д´)ノ
※住まいづくりコンシェルジュ高田より
妻はこのように言っていますが、 一条工務店によると、積層ゴムには建物の荷重は掛かっておらず 採用している積層ゴムの耐久性も、100年は期待できるとのことです。
※住まいづくりコンシェルジュ高田より
実際に一条工務店で建てた方からの情報によると、集成材を使っているようです。 私自身は集成材を使っても問題だとは思いません。 しかし、ひじょうに場当り的な営業トークですね。 以前は在来工法にこだわった家づくりをしているとも謳っていましたが、 i-Cubeは木質パネル工法ですし‥‥。 一条工務店に限らず営業トークというのは、そういうものですので、 話半分で聞いておいた方が良いですね。
ところで、 i-Cubeのモデルハウスに行った時のことですけど、 全館床暖房が標準仕様だという事なので、 スリッパを脱いでみたら、床が温かくない‥‥。
聞けば、床暖房を入れていると暑いから切っているとか‥‥。
その日は、すご~く寒い日で、 朝方なんか氷点下だったのに、さすが、高断熱高気密の威力ね。
でも、ちょっと待って。
旦那のコンシェルジェ高田なんですが、 以前、工務店に勤めていた時に 高断熱高気密住宅を手掛けていました。
その時、お客さんには 「床暖房は必要ありませんよ」って言ってました。
それでも、どうしても付けたいっていうお客さんが何人かいて、 床暖房を付けた事があるらしいんですけど、
結局どのお客さんも、せっかく床暖房を付けたのに ほとんど使ってないとか。
あるお客さんなんか、
どうしても床暖房を付けてほしいと言っていたのに 旦那が手配ミスをして、
床暖房を設置し忘れた事があったんですけど、
そのお客さんが、すごくいい人で、 「いいですよ。しばらく住んでみて、寒く感じたら付けてください」 って言ってくれたそうです。
そして、そのお客さんは一冬暮らしてみて、 「やっぱり付けなくて良かった」って事になりました。
でもそれって、私にはすごくよく分かります。
我が家は10年以上前に、 旦那が高断熱高気密の実験台として建てた家なんですけど、
一条工務店の夢の家に匹敵するぐらいの断熱性と気密性があります。
床暖房は付けてません。
でも、我が家に訪れた人からは、 「床暖房が入っているんですか?」って、よく言われます。
なぜなら、足元が寒くないんです。
この家に10年以上暮らしてみて、床暖房が欲しいなんてこと、 一度も感じたことがありません。
結局、高断熱高気密住宅には床暖房は必要ないんじゃないの?
ましてやi-Cubeほどの断熱性ならなおさら‥‥。
私には、i-Cubeの全館床暖房は過剰な設備としか思えない。
標準仕様で付いてくるんだから、 オマケみたいな感覚でいる人もいるかも知れないけど、 床暖房が付いてなかったら7~80万円ぐらい安くなるんじゃないの?
それに、メンテだって必要になってくるし‥‥。
余分なものが付いていると何かとうっとうしい。
それなのに、標準仕様だから外すことができないなんて、 結局、一条工務店が少しでも客単価を上げようとしているとしか思えない。
高断熱高気密で他社と差別化しようというのは悪くないんですけど、 一条工務店自体、高断熱高気密のことを あまりよく分かってないような気がします。
ところで、これも旦那に情報を寄せてくれた 別の人が教えてくれたんですけど、
こんなサイトがあります。
以前は、もっと怪しげなホームページだったんですけど、
今はちょっとリニューアルされてマシになってます。
ここに載っているのは、 どう見ても一条工務店の家や設備や建具の写真。
一条工務店はフィリピンに自社工場があるって言っていたから、 これがそれね。
ところが一条工務店という名前はどこにも出ていない。
それと、これも以前の話ですが
「Important news about the resin window for Japanese customer only.」 っていうところをクリックすると、
突然、日本語で書かれた、お詫びのページが‥‥。
以前、一条工務店の防火仕様の樹脂サッシが、
実は基準を満たしていない事が発覚した時に
「エクセルシャノンという会社が不正を行ったからこうなった訳で、一条工務店は悪くない」みたいな内容でした。
なんか他社に責任を押し付けているような印象を受けました。
でも、それはいいとして、このホームページって 誰に向けて作ったホームページなの?
日本向けの住宅建材を作ってる会社って書いてあるけど、 ぜんぶ英語で書いてあるし‥‥。
フィリピンの人を対象にしているのかな?
でも、先ほどの唯一日本語で書かれたお詫びのページを見ると 問合せ先になっているところに、SINGAPORE の文字が。
えっ? なんでシンガポール? フィリピンの会社じゃないの?
フィリピンやシンガポールに自社工場があるみたいだけど、 営業マンは自社工場で建材を作っているとは言うものの その事はあまり積極的にアピールしません。
一条工務店のホームページを見ても 工場の事は全然書いていないし、 なんでかな‥‥?
一条工務店って、よく分からないことだらけね。
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