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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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あなたが住宅を建築しようとした場合、建築を依頼する会社は、大きく分けると6つに分けられます。
それぞれに、長所あり短所あり、住宅建築に対する考え方も違います。
それぞれの住宅建築の特徴をしっかりつかんで、あなたに合ったところを選択してください。
目次
テレビコマーシャルなどでよく見かけるので、あなたもよくご存知だと思います。
住宅展示場に行くと立派なモデルハウスをかまえています。
材料のほとんどが工場で加工され、現場ではクレーンを使って組み立てるだけなので、
建築工期は短く、家の品質も安定しています。
ただし、工場で大量生産するため、規格化されていて、プランや仕様の変更はあまり自由にできません。
しかし、車を買うような感覚で、ラクして住宅建築をしたい方には向いています。
建築価格は高いのですが、何といっても大企業ですから、
信用を落とすようなことはめったにしないという安心感はあります。
それに、高級なイメージがあるので、ステータスを求めるのであればおすすめです。
ただし、満足いくステータスを得るためには、それなりの建築費用が掛かります。
ところで一口に大手住宅メーカーといっても、
各社、住宅についての考え方も建築工法も社風も違います。
次の一覧表にまとめましたので、参考にしてください。
建築工法別分類 | クリックすると各建築工法の詳細が 表示されます ↓ クリック |
クリックすると住宅メーカーの詳細情報が 表示されます ↓ クリック |
プレハブ工法 | 鉄骨系 | |
木質系 | ||
コンクリート系 |
レスコハウス |
|
木造オープン工法 | 在来工法 | |
ツーバイフォー工法 |
具体的なハウスメーカーの選び方はこちらをご覧ください
材料を大量仕入れし、全国各地の加盟店へ輸送する形態をとっています。
加盟店のほとんどは、もともと地元の工務店でしたが、
経営が難しくなり、自分たちの看板を下ろしてフランチャイズに加盟している場合が多いです。
大手住宅メーカーのように広告宣伝をしていますが、住宅展示場にはモデルハウスを出展していません。
なぜかというと、他社の豪華なモデルハウスと比べられると、あまりにも見劣りしてしまうからです。
そのかわり、加盟店の敷地内に単独でモデルハウスを建築しています。
建築価格は、坪単価三十万円以下という安さですが、建築価格に見合ったそれなりの家です。
でも、色々と要望を加えてオプション仕様が増えると、
大量仕入れのメリットがなくなり、結局、建築価格は高くついてしまうので注意してください。
とにかく価格が優先という方にはおすすめです。
主なローコスト系フランチャイズには次のようなところがあります。
具体的なハウスメーカーの選び方はこちらをご覧ください
やはり、材料を大量仕入れし、各地の工務店に輸送する形態をとっています。
でも、ローコスト系フランチャイズと違うのは、高断熱高気密にこだわった住宅建築をしているという点です。
建築価格は、こだわりの分、かなり高めです。
坪単価70万円以上は覚悟しなければなりません。
高断熱高気密の住宅は、
少ない冷暖房費で「夏涼しく、冬暖かい」という、快適な住環境を実現できるところが魅力です。
しかし、高断熱高気密住宅の施工にはかなり高度なノウハウが要求されるので、
経験の浅い加盟店は要注意です。
必ず、建築中と建築後に気密測定をしてもらうようにしてください。
気密測定は「C値」という値で表します。
高断熱高気密住宅を建築するのであれば、少なくとも「C値」が1・5以下(数値が小さいほど良い)
を要求してください。
高断熱高気密系のフランチャイズには次のようなところがあります
具体的なハウスメーカーの選び方はこちらをご覧ください
住宅建築に提案力を求めるのであれば最適です。
インテリア雑誌やテレビ番組の「建もの探訪」で紹介されるような、
スタイリッシュな住宅建築をすることも可能です。
ただし、施工が完全に分離しているので、建築費用がいくらかかるのか予想しにくいのが難点です。
建築士の多くはコストに関してうとく、細かいお金の計算が苦手です。
しかも、色々なことにこだわるので、必ず高くついてしまいます。
予算オーバーになることは避けられないと考えておいたほうがよいでしょう。
ですから、予算に余裕のない方にはおすすめできません。
また、建築事務所に対し、第三者としての工事監理をしてもらえるので、
欠陥住宅が防げるのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、必ずしもそうとは言えません。
設計事務所は工務店やハウスメーカーなどから仕事をもらって
運営を維持しているところがほとんどです。
つまり、力関係で言えば、設計事務所は下の位置にあります。
工務店やハウスメーカーに意見を言える立場ではありません。
さらに、設計事務所が直接設計依頼を得たお客さんを
利害関係のない工務店やハウスメーカーへ施工を依頼しなかったら、
もしばれると、仕事が無くなってしまうので、それはできません。
工務店やハウスメーカーと利害関係のないかどうか注意しなければなりませんが、
そのような設計事務所はひじょうに少数なのが実情です。
なお、建築士は建築についての全てに精通している訳ではありません。
木造建築が得意な建築士、鉄筋コンクリート造が得意な建築 士、
あるいはプランニングが得意な建築士、意匠の得意な建築士な ど「得手、不得手」があります。
実際に建築士に会ってお話をして、その辺りのことを確かめてから決めましょう。
ところで最近は、コンペによって建築家を選ぶサービスもあります。
建築家の家づくりを希望する方にとっては、探す手間が省けて良いのですが、注意が必要です。
建築家側からしてみれば、コンペに勝たなければ仕事にありつけません。
予算内に収まりそうなプランを作成していては、なかなか勝てません。
仕事を取るためには、予算のことなど気にしていられないのです。
したがって、3000万円の予算だったものが
後になって施工会社から出た正式な見積りは6000万円だったなんてことはよくあることです。
そこで、契約解除しようとしても、それまでに掛かった設計費用をめぐってトラブルになり、
訴訟問題になった事例が多々あります。
建築価格が安い割に良質な住宅を建築している工務店や、
本格的な和風住宅の建築を得意とする工務店、
高断熱高気密住宅に徹底的にこだわる工務店など、
実に様々な住宅建築をしている工務店があります。
地元工務店の主な集客手段は口コミなので、あまり広告宣伝をしていません。
ですから、自分に合った工務店を見つけるのは大変です。
常に、地元での情報に耳を傾け、その工務店で建築した人の話を聞くなどして、
長い時間をかけて、根気よく探さがさなくてはなりません。
地元工務店の全体的な傾向として、
建て主の希望を柔軟に受け入れた住宅建築をしてくれることが最大のメリットです。
しかし、「ああしたい、こうしたい」という希望を気軽に受け入れすぎて、
使いづらい住宅になってしまうことがよくあるので注意が必要です。
でも、もしあなたにピッタリの工務店を探し出すことができれば、本当にいい住宅建築ができるでしょう。
具体的なハウスメーカーの選び方はこちらをご覧ください
建築会社と施主を結ぶマッチングサービスです。
有名なところではリクルートがやっているスーモカウンターがあります。
スーモカウンターの場合、建築会社を紹介するだけで、
その後については建築会社との間でトラブルが起きても自己責任となります。
実は私が展開している住宅CMサービスも、このマッチングサービスになります。
ただし、スーモカウンターと決定的に違うのは、紹介するだけではなく、
プランの作成をして競争入札を開催し、施工状況のチェックも行います。
お引き渡しまで、プロがトータルでサポートします。
私の行っている家づくりのサポートは
こちら→相見積サービス
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このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で引用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの引用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。
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