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セキスイハイムのルーツは、
戦前、朝鮮北部を拠点に4万2千人の従業員を擁する、
東洋最大の総合化学会社であった日本窒素肥料(以後、日窒)です。
日窒は、日本の有力な財閥のひとつでした。
戦後、日窒は財閥解体によって、延岡工場が旭化成に、
水俣工場を新日本窒素に分断されました。
そしてセキスイハイムを運営する積水化学は朝鮮日窒からの引上げ者であった
わずか7名によって設立された会社でした。
社名に付けられた「積水」は
中国の古典、孫子の書の中にある
「勝者の人を戦わしむるは、積水を千仞の谷に決するが如き形なり」
から取ったものです。
※言葉の意味※
勝利者の戦闘は、満々とたたえられた水(積水)を
深い谷底に流し込むような、激しい勢いとなって一気に決められる。
日窒の中では積水会、積水寮などと使われ、好まれていた言葉でした。
積水化学工業の設立は1947年3月。
奈良県に開設したプラスチック製品の工場が始まりです。
その後、次々に画期的なプラスチック製品を開発していきます。
その代表的なものが、
1950年に「セロテープ」。
1952年に、当時は鉄管であった水道管に代わる、
腐食しないビニール製の管「エスロンパイプ」。
1957年に「ポリバケツ」。
こうして、積水化学は日本有数の巨大企業へ成長しました。
そんな中、住宅の事業部門を設けるのですが、
他のプラスチックメーカーの台頭により、成長に陰りが出てきたのです。
そして、1963年に住宅の事業部門を切り離し、
それが、後の「積水ハウス」となりました。
その後、切り離された積水ハウスは、住宅業界で大成功を納めます。
それを横目で見ていた積水化学工業は、
本格的に住宅産業への参入を決意。
1971年「セキスイハイムM1」というユニット住宅を発売しました。
当時、一般的な住宅の坪単価は16~18万円/坪。
それに対し「セキスイハイムM1」は13万円/坪という低価格。
「ハイムがコケれば、積水がコケる」と言われ、
まさに積水化学の社運を掛けた、大博打でした。
でも、先にご紹介した孫子の言葉のごとく、
全社一丸となって、一気に流れ込んで行ったのです。
そして、「セキスイハイムM1」は国内外から高い好評を得て、
大成功を納めるのでした。
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