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通し柱とは
木造軸組工法(在来工法)などで使用される最も重要な構造用の柱で、土台から軒まで通った、継ぎ目のない柱のことです。
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通し柱とは
土台から軒桁まで、継ぎ目なく通っている柱の事で、軸組み工法に用いられる構造材としては最も重要な部材となります。
各階を一体化させる事で、構造的な強度を高めます。
最も多く使用される管柱よりも2~3倍の長さがあり、建物の外周部に設けられ、通し柱と通し柱は、胴差し(どうざし)により連結され固定されます。
通し柱の断面寸法は一般的には4寸角(12センチ×12センチ)で、管柱よりも太いです。
ちなみに管柱の一般的な断面寸法は3寸5分(10.5センチ)です。
一般的には通し柱の側面を欠き込み、胴差を側面に突き刺す形で固定しますが、欠き込みにより断面積が小さくなり、強度が落ちるという指摘もあります。
そこで、通し柱を欠き込まずに、接続金物を使って固定するケースが増えています。
また、接続金物を使う方が、難しい技術は必要ないので、施工も楽です。
建築基準法では、
木造軸組工法(在来工法)の隅柱、あるいは隅柱に準ずる構造上重要な柱は、通し柱とする事になっています。
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