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母屋(もや)とは、
屋根の部材の一部で、母屋(もや)は、屋根の最も高いところにある棟木と、平行して配され、軒桁との間で、垂木を支える部材のことです。
小屋梁の上に、約900ミリ間隔で小屋束を立てその上に上げられます。
在来工法の屋根組み
屋根の荷重は、桁方向では、棟木、母屋(もや)、軒桁に分散され、
梁方向では、棟木と母屋(もや)から荷重が小屋束へ伝わり、
さらに小屋束から小屋梁に伝わる。
ほとんどの場合約90ミリ角の杉であることが多い。
切妻や入母屋(いりもや)の妻側に突出させた母屋(もや)を鼻母屋(はなもや)といい、
意匠により丸材を用いたり、部材自体を化粧材としたり、
木口に板金を被せる、破風板で隠す、漆喰やモルタルを塗るなど
色々な処理の方法がある。
また、母屋は「おもや」と読むこともあり、
母屋(おもや)という場合は、
別棟として建てられた、いくつかの屋敷の中で
最も中心的な建物を指し、
付帯的な建物のことを離れや納屋といいます。
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