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屋根の形状にはいろいろな種類があり、それぞれ名称も付けられています。
切妻屋根、寄棟屋根、といったような一般的な屋根から、入母屋屋根や越屋根などの伝統的な屋根、ギャンブレルやマンサードなど欧米の屋根など、図解と実例の画像をご紹介しながら、それぞれの屋根形状の特徴(メリットとデメリットなど)を解説します。
目次
屋根の形状には色々な種類があります。
屋根の形状によって住宅の外観イメージは大きく変わります。
例えば、住宅で採用される屋根形状を挙げてみると、次の一覧のように沢山あり、それぞれの屋根に名称も付けられています。
ここに挙げた以外にも、まだまだ違う形状の屋根があるとは思いますが、とりあえず、ここに挙げた屋根の形状の違いだけでも、外観イメージに与える影響がお分かりいただけるかと思います。
これらそれぞれの屋根形状について、外観イメージだけではなく、特徴も異なり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれの屋根形状の実例写真をご紹介しながら、特徴を解説いたします。
屋根のそれぞれの部位には名前がついています。
特に主だった4つの部位についてご紹介します。
住宅の屋根形状としてよく採用されるのが次の4種類です。
最もシンプルな屋根形状で、モダンなイメージになります。
また、南側に向けて傾斜することで
太陽光発電パネルを最大限に設置することができます。
片流れ屋根について、メリットやデメリットなど
詳細はこちらをご覧ください
鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造でよく採用されます。
キューブ状の外観になり、モダンな雰囲気になります。
屋上利用が最大のメリットです。
陸屋根について、メリットやデメリットなど
詳細はこちらをご覧ください
古くから日本の住宅で使われてきた屋根形状として、代表的なのが次の2種類です。
上部は切妻で下部が寄棟の形状で、
古くは弥生時代から日本建築ではよく見られる屋根です。
非常に重厚感のある外観デザインになります。
切妻屋根と同様に小屋裏の通気が取りやすいです。
切妻や寄棟よりも複雑な構造になるので、
雨漏りの可能性は高くなります。
屋根の上に小さな屋根を載せたような形状になっていて、
古民家などでよく見かける屋根です。
この小さな屋根が採光や換気の役目を果たします。
入母屋以上に構造が複雑になるので
コストがかかりますし、雨漏りの可能性も高くなります。
ヨーロッパや北米の伝統的な屋根形状として、代表的なのが次の2種類です。
切妻屋根の勾配が途中から急勾配になっていて
将棋の駒のような形になっています。
もともとは牛舎の2階に干し草を収納する目的のために
真ん中に柱を使わずに屋根組を支えるように設計されています。
日本でも北海道や東北で見受けられます。
ギャンブレル屋根は切妻の2段階勾配ですが
マンサード屋根は寄棟の2段階勾配になっています。
17世紀にフランスの建築家フランソワ・マンサールにより考案されたと言われています。
ギャンブレル屋根と同様に柱が無くても屋根組みを支え、
小屋裏空間を利用しやすくするように設計されています。
ドーマー窓を設けて、小屋裏部屋として利用する事が多いです。
建築家が好んで設計しそうな屋根形状です。
かまぼこの様なR(アール)形状の屋根です。
体育館などの公共建築ではよくありましたが、
建築家が設計するような住宅では採用される事がありそうですね。
屋根形状に合わせて、R(アール)の天井にすると楽しい空間になります。
蝶が羽を広げたような形状の屋根です。
モダンの極みのような個性的な住宅になります。
ただ、屋根に大きな谷を設けるというのは
雨漏りには非常に不利なので、施工に十分な留意が必要です。
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