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家相と風水は似ているようで違います。何が違っているのか見てみましょう。
家相も風水も住環境の吉凶を診るために使われるという点では同じですが、考え方は違っています。
風水は土地、家相は家を診るためのツールです
家相は
奈良時代に伝来した古代中国の風水をベースに
日本の気候風土や文化に合わせてカスタマイズされ
江戸時代に発展したものです。
建物の形や部屋の位置など、半分迷信的(?)な要素のある住宅建築の処方箋のようなものです。
風水は
古代中国が発祥で
奈良時代に仏教と共に
「土地の良し悪しを診るもの」として伝来してきました。
風や水、樹木、大地などが発する気を使って、環境を整えるという考え方に根差しています。
現在、日本で広まっている風水は、日本で発達した家相の要素も加味され、古代中国の風水よりも占い的な要素が強くなっています。
家相と風水では
どちらも方位が重要です。
しかし、その方位の考え方は、かなり違います。
家相では
鬼門(北東方向)や裏鬼門(南西方向)の方角を「凶」としていてその方角にトイレや玄関を配置するのはご法度で、それをリカバリーする方法はありません。
逆に、東、南東、北西の方角は「吉」とされています。
また、家相の方角を診る時の方位の取り方は東、西、南、北を30度。北東、南東、北西、南西を60度ずつに分けます。
方位の取り方は同じ角度に分けるのが自然だと思うのですが、 なぜ家相では角度が違うのでしょうか?
家相が発展する前から、日本では方位を十二支で表現し、それが一般庶民にまで普及していました。
ところが家相の基である風水は、方位を8つに分けています。
おそらく、12に分かれていた方位を無理矢理8つに分けたために、この様な形になったのでしょう。
一方、風水では
鬼門や裏鬼門というような
万人にとって「凶」となるような方位は元々はありませんでした。
その人の産まれた年などによって
「吉」や「凶」の方角が違っているのが
家相との大きな違いです。
しかも
仮に凶の方角であっても、常に清潔に保ち、盛り塩をしたり
観葉植物を飾るなどする事でリカバリーできます。
ですから、たとえ家相が凶であっても
それを風水でリカバリーするというのが良いのではないでしょうか。
また、風水の方位の取り方は
単純に45度ずつに分けるのが一般的です。
少数ではありますが、家相と同じ、東、西、南、北を30度。北東、南東、北西、南西を60度に分けた方位盤を使う風水師もいます。
玄関やトイレなどの水廻りが鬼門の位置にあると「凶」。
あるいは「欠け」は「凶」で、「張り」は「吉」。
といった具合に建物そのものに対し、吉凶を判断するのが家相です。
その部屋の位置が家のどこにあるのかが重要で、家具や配色についての定めはありません。
生年月日によって、部屋の位置の吉凶は変わります。
更にコンロとシンクの位置、電化製品の位置、ベッドの向きや机の向きなど、細かく定義されています。
また、色の使い方により開運方法が設けられているので、凶相であってもリカバーする事が可能です。
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