価格高騰の今、注文住宅のコストダウン6選



 

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注文住宅のコストダウン

 

注文住宅で価格を抑えるためにはどうしたらいいのか?

建築費が高騰している今こそ家を安く建てたいものです。ではどうしたら注文住宅をコストダウンできるのでしょうか?
コストダウンの方法を6つご紹介します。

6つの方法を全て実行できれば、約300万円のコストダウンになります。

 

目次


 

 

 

注文住宅のコストダウンの動画

 


建築費爆上がりの今こそ|注文住宅のコストダウン6選


建築費をコストダウンする6つの方法はこちらです。

  1. 面積を抑える
  2. 総2階にする
  3. 家の凹凸を無くす
  4. 窓を少なくする
  5. 内装建具を減らす
  6. 水廻りをまとめる

それぞれ、分かりやすくご案内します。

ぜひ動画をご覧になってください。

 

動画長さ:9分48秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

 

建築費コストダウンの概要

 


コストダウンしないと家が建てられない


ご存知でしたか?今、住宅の価格が高騰しています。

私の感覚ではコロナウイルスが流行する前と比べると、2割から3割ぐらい高くなっている様な感じがします。
つまりコロナ前は3000万円で建てられた家が、今は3600万円。ヘタすると4000万円と言う様な状況です。
そして、これからも上がり続けていくと思われます。

※住宅の価格が高騰

そうなってくると、できるだけ建築費を抑えて建てたいですよね。

実は以前配信したこちらの動画で 100万円コストダウンする方法をご案内しています。

100万円のコストダウン

 

こちらの動画では既に、住宅会社からプランと見積が提示された方を対象にしたコストダウンになっています。
まだご覧になっていない方はこちらをクリックしてぜひご覧になってください。

【注文住宅の価格】100万円をコストダウンする超実践的な10の方法


ところで今回の動画では、まだこれからプランを作成しようとしている方に向けて、
コストを抑える方法を6つ取り上げて具体的な金額も提示したいと思います。

 

 

1.床面積を抑える

 


床面積と価格の関係


できる事なら広い家に住みたいですよね。
でも家の価格は床面積に最も大きく影響されます。
では、どれだけ影響されるのか?こちらのグラフをご覧ください。

床面積と価格の相関関係

これは当社が手掛けた過去の案件の散布図です。
横軸が延床面積、縦軸が建物本体価格です。 このデータの傾向を直線で表すとこの様になります。
この直線を式で表すと、
建物本体価格=59.7万円×延床面積+304万円
つまり、家の広さが1坪小さくなれば59.7万円、
約60万円安くなります。もし、2坪小さくなれば、約120万円安くなります。

※2坪で約120万円安くなる

家を安く建てる最も有効な方法は床面積を小さくする事です。

以前配信したこちらの動画で、延床面積22坪で4人家族が暮らせる家をご提案しています。

床面積22坪のコンパクトハウス

こちらをクリックしてぜひご覧になってください。

【22坪の家】床面積を削って快適|コンパクトハウスの具体例

 

 

2.総2階にする

 


基礎や屋根の広さが違う


建物の1階と2階の広さが違うより、1階と2階が同じ広さの総2階の方が安くなります。
なぜなら、総2階の建物と比べて、1階の方が大きく2階の方が小さい建物の場合、同じ延床面積なら、基礎は総2階より大きくなりますし、屋根も広くなってしまいます。

例えば、延床面積が30坪で、1階が20坪、2階が10坪の建物の間取りを調整して、1階と2階がそれぞれ15坪の総2階にした場合、概ね80万円ぐらい安くなるでしょう。

総2階の方が80万円安い

※総2階の方が約80万円安い

 

3.家の凹凸を無くす

 


基礎や屋根の広さが違う


凹凸がある建物より、凹凸が無く上から見たら長方形になっている建物の方が安くなります。
凹凸があると建物の構造が複雑になります。

また、建物の角には外壁材にこの写真の様なコーナー専用の役物を使う事になります。

サイディングのコーナー役物

 

このコーナー役物は高く付きます。建物に凹凸があるとコーナー役物を沢山使わなくてはなりません。
もし、上から見てコの字型になっている建物を、床面積は同じで長方形になる様にすると、
概ね40万円ぐらい安くなるでしょう。

※凹凸が無いと40万円安くなる

 

4.窓を少なくする

 


基礎や屋根の広さが違う


 

窓を減らせば、窓の金額がそのままコストダウンになります。

ではどこの窓を減らすのか?
これは人によって賛否のあるところですが、例えば

  • ウォークインクローゼット
  • お風呂
  • 洗面所
  • トイレ

これら4ヶ所の窓を無くしたとします。

するとザックリですが1ヶ所当り3万円ほどなので、12万円安くする事ができます。

※WIC、お風呂、洗面所、トイレ、の窓を無くして12万円減

 

5.内装建具を減らす

 


個室の収納のドアを無くす


例えば収納には扉がなくても良いかも知れません。
リビングの様な、来客者の目に触れるような場所だと難しいかも知れませんが、2階の個室であれば、問題ないんじゃないでしょうか?

 

個室のクローゼット

 

もし、ごちゃごちゃした状況を自分自身が見たくないという事であれば、ロールスクリーンやカーテンで代用してみてはどうでしょう。
そこで、ウォークインクローゼットの片開き扉と、・・・
子供室のクローゼットの折れ戸を2部屋分減らしたとします。・・・
すると、概ね12万円ほど安くなるでしょう。

※内装建具を減らして12万円減

 

6.水廻りをまとめる

 


個室の収納のドアを無くす


水廻りはこの間取りの様にできるだけ、まとめる方が良いです。

水廻りがコンパクトにまとまっている間取り

ただ、家相や風水が気になるという人の場合、この間取りだとダメだという事になるかも知れません。

なぜなら、キッチンが裏鬼門に掛かっているからです。

そこで、キッチンの位置を東側の方に変更したとします。

水廻りが分散している間取り

すると水廻りが分散してしまう事になります。

元々の間取りの場合、排水の配管はこの様になります。

配管が短い間取り

ところが、変更した間取りだとこうなります。

配管が長い間取り

配管が長くなってしまいます。
長くなるのは排水だけではありません。給水も給湯も長い配管になってしまいます。

※水廻りが分散すると配管が長くなる

以前、配管が非常に長くなってしまい、いつもより10万円ほど高く付いてしまったという事がありました。

水廻りはできるだけコンパクトにまとめる様にしたいですね。

 

コストダウンのまとめ

 

以上、建築費を抑える方法として、こちらの6つをご案内しました。

コストダウンの項目

今回ご紹介した方法を全て実行できた場合、金額の合計は 274万円。

概ね300万円ほど建築費が安くなります。

※概ね300万円のコストダウン

 

 

 

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