オール電化住宅とガス併用住宅の選び方|メリットとデメリット



 

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オール電化住宅とガス併用住宅のどちらが良いのか?特に住宅を新築する時にはどちらを選択するのか迷います。

オール電化とガス併用のそれぞれにどんなメリットとデメリットがあるのか?そして、貴方にはどちらが向いているのか?わかりやすく解説します。

 

目次


 

 

 

オール電化vsガス併用の動画

 

 


【どっちが良い?】オール電化とガス併用|住宅の失敗しない選び方


オール電化にするのか? ガス併用にするのか?迷う人は多いです。

後から替えようと思うと大変ですから、慎重に選ばなくてはなりません。

はたして、貴方にはどちらが合っているのでしょうか?

ぜひ動画をご覧になってください。

 

 

動画長さ:10分33秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

 

オール電化vsガス併用の概要

 

当社のお客さんの場合、オール電化とガス併用の割合は、オール電化が約6割、ガス併用が約4割です。
皆さん、どんな事を検討して選択したのでしょうか?実は次の4項目を検討して決めました。

1.コンロの使い勝手 
2.エコキュートかエコジョーズか 
3.初期費用とランニングコスト 
4.パワーへのこだわり 

貴方にはどちらが向いているのでしょうか?

 

コンロの使い勝手

 

オール電化にするかガス併用にするか、大きな分かれ目になるのが、コンロの使い勝手です。

IHコンロ

ずっとガスコンロを使ってきた人は、IHコンロの使い勝手に抵抗を感じる事でしょう。
それをどうしても受け入れられない人は、少なからずいます。その場合は、必然的にガス併用になりますね。

 

※IHが受け入れられるか?

 

ただ、IHコンロにはガスコンロには無いこんなメリットがあります。

・炎が無いので安全
炎を出さないので、火災の危険が少なく安全です。
・キッチンが暑くならない
鍋だけを温めるので、夏でも、キッチンが暑くなりません。
・フラットで掃除が楽
天板がフラットで、ガスコンロの様なゴトクが無いので、一拭きで綺麗になります。
・換気扇が汚れにくい
ガスコンロの様な上昇気流が無いので、レンジフードが汚れにくいという特徴もあります。

 

以上が、IHコンロの主なメリットですが、ガスコンロにもIHコンロには無いメリットがあります。

・鍋振りができる
ガスコンロだとフライパンを振って調理ができます。
ただし、中華料理のプロによると、家庭用のガスコンロだと火力が弱く、鍋振りをしても意味が無いそうです。
でも、食材を均一に混ぜるのには、鍋振りができた方が楽ですね。
・どんな鍋でも使える
IHコンロは基本的に鉄かステンレスで、底がフラットな鍋しか使えません。
その点ガスコンロは土鍋でもアルミの鍋でも、底が丸い中華鍋でも使えます。
ですからガスコンロの方が料理の幅が広くなるかも知れませんね。

いかがでしょう?IHコンロとガスコンロ。
貴方にはどちらが向いているでしょうか?

 

※IHとガスそれぞれにメリット

 

 

エコキュートかエコジョーズか

 

エコキュートとエコジョーズの最も大きな違いは設置するスペースです。
エコキュートはお湯を溜めるタンクとヒートポンプユニットを置くスペースが必要です。

エコキュート

敷地が狭かったりすると、エコキュートを設置するスペースが、確保できない事もあり得ます。

 

※エコキュートの設置スペース

 

その点、エコジョーズの方が断然省スペースです。
ただし、エコジョーズは排出ガスが発生します。
ですからお隣に迷惑の掛からない場所に設置するか、排気カバーで排気の方向を変えるといった配慮が必要です。

エコジョーズ

 

※エコジョーズは排気に注意

 

それから、よく言われているのが、お湯が出る勢いです。
エコジョーズに比べ、エコキュートはお湯の出が弱いです。
でも、エコキュートを採用した当社のお客さんから、その点について何か言われた事は一度もありません。
ですから、致命的な問題ではない様に思います。

 

※お湯の出る勢いの違い

 

 

初期費用とランニングコスト

 

オール電化はガスの配管工事が必要ないので、その分、工事費が安くなります。
しかし、ガスコンロよりもIHコンロの方が高価です。
そして、エコジョーズよりエコキュートの方が高価です。
結局、トータルでは概ね15万円ほど、オール電化の方が高くなります。

また、IHに対応する鍋が無かったら、新たに買い替えなくてはなりません。そうなると余計に出費が嵩みます。

 

※初期費用はオール電化の方が高い

 

次にランニングコストですが、エネルギーコストで比較すると、 都市ガス⇒電気⇒プロパンガス、の順に高くなります。

コストの順位

ですから、プロパンガスのエリアでは、オール電化の方がランニングコストはずっと安くなります。

 

※プロパンガスならオール電化が有利

 

では都市ガスのエリアだとどうでしょうか?
ガス併用の場合、ガスと電気の両方に基本料金が発生します。
しかし、オール電化だとガス料金は発生しないので、基本料金は電気料金だけになります。
更に使用する電力を安い深夜電力にシフトする事で、オール電化の方がランニングコストは少し安くなります。

 

※都市ガスでもオール電化が有利

 

でも、必ずオール電化の方が安いという訳ではありません。
例えばリモートワークなどにより、昼間、家で多くの電気を使うようになると事情は違ってきます。
また、電力とガスの自由化により、電力会社とガス会社の組合せによってはランニングコストを安く抑えられるケースもあります。

 

※状況によりガス併用が有利に

 

パワーへのこだわり

 

電気とガスでは、何と言ってもパワーが違います。例えばガスの衣類乾燥機。
当社のお客さんでもガスの衣類乾燥機を使っているお宅が何件かありますが、
家族4人分の洗濯物が、1時間掛からずにカラカラに乾くそうです。電気ではそういう訳にはいきません。
ガスの浴室乾燥機も電気とはパワーが違います。

 

※洗濯物が短時間で乾く

 

ご飯もガスで焚くと美味しいと言いますね。
高級な電気炊飯器ならガスに匹敵するのかも知れませんが、高級な電気炊飯器を私は使った事が無いので分かりません。
以前、ガスで焚いたご飯を、知人のお宅へ遊びに行った時に食べさせてもらったのですが、もう、確かに美味しかったです。

コストの順位

 

※ガスのご飯は美味しい

 

電気には無いパワーの強さは、ガスの魅力ですね。
さて貴方は、電気、ガス、どちらでしょう?

 

貴方はどっちに向いている?

 

これまでのお話を総合して、どんな人がオール電化に向いているのか、それともガス併用に向いているのかを見てみましょう。

まずはオール電化が向いている人。
オール電化が向いているのは、次の様な人です。

・昼間は外出していることが多い。
・給湯器のタンクを設置できるスペースがある。
・高齢者や子供がいるので安全性を重視したい。
・プロパンガスのエリアに住んでいる。

以上の様な条件に当てはまる人はオール電化を検討してみてはいかがでしょう。

続いて、ガス併用が向いている人。ガス併用が向いているのは、次の条件に当てはまる人です。

・昼間に家で過ごすことが多い。
・初期費用を少しでも抑えたい。
・ガスの設備機器に、こだわりがある。
・電力とガスの組合せを調べるのが苦にならない。

貴方はどちらに、当てはまりますか?

以上、オール電化とガス併用についてご案内しました。

 

 

 

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