【旗竿地】買う?やめる?|安さの裏にある落し穴



 

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旗竿地のメリットとデメリット

 

周辺の土地より2割ほど安い旗竿地(はたざおち)。
土地の価格は魅力的ですが本当に大丈夫?

旗竿地にはどんなメリットとデメリットがあるのか?建築のプロの視点から徹底解説します。

 

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「旗竿地・安いだけで買うとヤバイ」の動画

 


土地代2割安の罠。旗竿地は「建築費」で損をする?プロが教える判断基準


 

「建築費が高くついてしまった」 「車の駐車が結構大変」 そんな後悔をしないために、旗竿地のメリット・デメリットを忖度なしで徹底解説します。

ぜひ動画でご覧になってください。

 

動画長さ:9分16秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

そもそも「旗竿地」とは何か?

 


建築基準法の接道義務が大きく関係している


 

以前「絶対に買ってはいけない土地5選」という動画を配信しました。

動画のサムネル

これから土地探しをするという方は、ぜひご覧になってください。

「絶対に買ってはいけない土地5選」

 

実はこの動画を作成する際に、「買ってはいけない」とまでは言えないと思ったので、候補から外した土地があります。
それが旗竿地です。

旗竿地とは道路に接している間口は狭いけど、奥が広がっている土地の事です。

旗竿地の実例

土地の形状が、竿の先に旗が付いている様に見える事から、旗竿地と呼ばれています。
ではなぜ、こんな形状の土地が生まれたのか?

それは、建築基準法のルールが関係しています。
建物を建てる土地は、幅4メートル以上の道路に、2メートル以上接していなければ、ならないという「接道義務」があります。
道路から離れている土地でも建物を建てられる様に、その接道義務を満たすため、この様な形状の土地になった、という訳です。

旗竿地の図

実際、当社のクライアントの中にも、旗竿地を購入して家を建てられた方はいらっしゃいます。

では、旗竿地は本当にアリなのか?ナシなのか?
それではまず、旗竿地のメリットから見ていきましょう。

 

 

旗竿地のメリット5選

 

 


1つ目:相場より価格が安い


 

まず一番目のメリットは、なんと言っても価格です。同じエリアの長方形の整形地と比べると、おおよそ2割前後、安くなるケースが多いです。

土地代を抑えて、その分、建物や設備にお金を回したい方にとっては、魅力に感じるポイントですね。

 


2つ目:道路から離れていて静か


 

旗竿地は、建物が道路から奥まった位置に建ちます。

道路から奥まっている

そのため、車の走行音や排ガスなどの影響を受けにくく、比較的、静かな環境になりやすいです。

 


3つ目:プライベートの確保


 

道路に面していると、やはり通行人の視線が気になりますよね。

視線が気にならない

しかし旗竿地なら通行人の気配を感じる事がない無いですから、視線を気にせず、落ち着いて生活できる、というのは大きなメリットです。

 


4つ目:固定資産税が安くなる


 

旗竿地の様な変形地は、固定資産税が安くなります。
概ね整形地の1割、場合によっては2割ほど安くなるでしょう。

固定資産税の出費は、毎年の事ですから、結構な負担になるんですよ。

 


5つ目:台風時の被害が少ない


 

いざという時のこの安心感は嬉しいですよね。
旗竿地は周囲を建物に囲まれているため、強風を直接受けにくいという特徴があります。

四方を囲まれている

台風の時に、物が飛んできても、周りの家がブロックしてくれます。

 

以上が旗竿地の主なメリットでした。
では続いてデメリットを見て行きましょう。

 

 

旗竿地のデメリット5選

 

 


デメリットの1つ目:日当たり・風通しが悪い


 

旗竿地は、四方を建物に囲まれやすい傾向があります。台風の時にはそれがメリットになりますが、日当たりや風通しが悪くなるケースが多いです。
それをカバーするために、二階リビングを検討した方が良い場合もあります。
二階リビングのメリットとデメリットについて、こちらの動画で詳しく解説しています。

2階リビングのサムネイル

概要欄にリンクを貼っておきます。ぜひご覧になってください。

2階リビングの動画

 


デメリットの2つ目:建築費が高くつくかも


 

旗竿地は、建築コストが上がる可能性があります。

例えば、建て方の際、レッカー車が使えない場合が多いです。
そうなると人力で対応する事になります。

それだけじゃありません。
給排水管やガス管を、道路から長い距離、建物まで引き込まなくてはなりません。

また、電気の引き込みについても、距離が長くなるため、中継ポールが必要になるケースがほとんどです。

電線の中継ポール

結局、土地は安く買えたけど、建築費が高く付いてトータルでは
それほど安くならなかったという事になるかも知れません。

 


デメリットの3つ目:駐車が毎日のストレスに


 

旗竿地では、通路部分を駐車スペースとして使うことが一般的です。
その場合、通路の幅が3メートル以上ないと、車の出し入れが難しくなります。

旗竿地の駐車

また、2台を縦列で駐車する場合、車の入れ替えが毎日のストレスになるかも知れません。

 


デメリットの4つ目:売る時、安くなりやすい


 

旗竿地は、安く買える反面、当然ですが売る時も安くなります。
「旗竿地ですよね?」という理由で、買主から更に、値引き交渉をされるケースも少なくありません。

 


デメリットの5つ目:風水的には良くない


 

旗竿地は変形地に分類されます。風水では、変形地は「凶相」とされる事が多く、風水を気にされる方にとっては、マイナスポイントになるかも知れません。

ちなみに、当社のクライアントで旗竿地に家を建てて不幸になった人はいません。

 

 

旗竿地のまとめ

 

 

ご紹介した旗竿地のメリットとデメリットをおさらいします。

 


旗竿地のメリット


 

まずメリットはこちらの5つ。
① 相場より価格が安い
② 道路から離れていて静か
③ プライベートの確保
④ 固定資産税が安くなる
⑤ 台風時の被害が少ない

 


旗竿地のデメリット


 

次にデメリットはこちらの5つ。
① 日当たり・風通しが悪い
② 建築費が高くつくかも
③ 駐車が毎日のストレスに
④ 売る時、安くなりやすい
⑤ 風水的には良くない

 


決して悪い土地ではない


 

旗竿地は、決して悪い土地ではありません。
ただし、何も知らずに「安いから」という理由だけで選ぶと、後悔する可能性が高い土地でもあります。

旗竿地の実例

メリットとデメリットを見極めた上で、自分たちの暮らし方に合っているかどうかを判断してください。

 

 

 

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