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断熱工法の比較【充填断熱or外張り断熱】



 

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外張り断熱の工事

 

住宅の断熱工法には大きく分けて、充填断熱(内断熱)と外張り断熱(外断熱)の2種類があります。

充填断熱(内断熱)と外張り断熱(外断熱)にはどんな特徴があり、どんな違いがあるのでしょうか?

どちらの断熱工法にも肩入れしない、客観的な第三者の視点で解説します。

 

 

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充填断熱と外張り断熱はどんな工法?

 

壁の中なのか、外なのか


構造躯体(壁)の中に断熱材を充填するのが充填断熱、
構造躯体(壁)の外側に断熱材を張るのが外張り断熱です。

それぞれの断熱工法の壁の断面構造は次のようになります 。

外壁を横に切って上から覗いた断面図になります。

充填断熱の壁の断面
外張り断熱の壁の断面

 

それぞれの断熱工法について、詳しくは下記をクリックしてご覧ください。

断熱材の特徴へ充填断熱(内断熱)とは

 

断熱材の価格へ外張り断熱(外断熱)とは

 

 

 

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充填断熱側の主張

 

世界的にポピュラーな断熱


充填断熱を採用しているハウスメーカーや工務店は、当然、充填断熱の優位性を主張しています。

その主張の内容を紹介します。

 

 ★欧米では充填断熱が一般的

日本よりもはるかに断熱気密の基準が厳しいスウェーデンやカナダで採用されているのは充填断熱です。

 

第三者としてのコメント

確かにその通りです。 外張り断熱側が充填断熱の危うさを主張するので、そんなことは無いという一例という事でしょうか。

 

 

 ★断熱性能の優位性

充填断熱は壁を厚くすることで、いくらでも断熱材を厚くすることができますが、
外張り断熱の場合は断熱材を介して重い外壁材を固定しなければならないので、
断熱材の厚さは5~6センチが限界。

 

外張り断熱のビス
外張り断熱のビス

 

第三者としてのコメント

確かにその通りです。
外張り断熱で断熱材の厚さ5~6センチを超える断熱性能を求める場合は、充填断熱と併用する事になります。

 

 

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 ★経済的優位性

 

グラスウールやロックウールによる充填断熱は最も安価な断熱工法で、
住宅1件当たり材工で約30万円ほどですが、
外張り断熱だと100万円ほどかかります。

 

第三者としてのコメント

確かにその通りです。
ただ、外張り断熱で普通に施工すればC値1.0を下回るの可能性は十分にありますが、充填断熱でC値1.0を下回る気密性能を出そうとした場合、それなりの知識が必要です。
知識があったとしても、施工に結構な手間暇がかかりますので、10万円以上は金額がアップするでしょう。

 

 

 ★耐火性能

 

充填断熱に使われるグラスウールやロックウールは燃えません。
一方、外張り断熱で使われるウレタンフォームやスチレンフォームは難燃性や自己消火性を謳っていますが、やはり燃えます。

 

第三者としてのコメント

確かにウレタンフォームもスチレンフォームも万が一の火災の際には燃えるでしょう。
ただ、フェノールフォームであれば燃えません。

 

 

 

 

 ★吸音性能

 

吸音性に優れたグラスウールやロックウールが壁の中に充填されているので、 外の雑音が家の中に入ってきにくくなります。
また家の中の音も壁の中に吸収されて、反響音もすくなくなります。
一方、外張り断熱は壁の中が空洞になっているので、太鼓のように音が響いて、反響音が大きくなります。

 

外張り断熱の反響音の増幅

第三者としてのコメント

確かに外張り断熱は音が反響する傾向にあります。
でも、私の経験ではカーペットやタペストリーなどで生活に全く気にならなくなります。
ただ、耳の感度には個人差があるので、敏感な人にはどうかわかりません。

 

 

 ★外張り断熱は経年劣化が不安

 

発泡プラスチックの経年劣化により、断熱性能の低下が懸念されます。
また、気密テープも劣化により剥がれるなどして、気密性能の低下も懸念されます。

 

外張り断熱の気密テープ
外張り断熱の気密テープ

第三者としてのコメント

断熱性能の低下はある程度あるでしょう。ただ、著しく低下するとは言えないと思います。
気密テープのメーカーは50年以上の耐久性を謳っています。
とは言え気密テープが世に出て実際に50年以上経過したものはありませんので実証はされていません。
ただ、充填断熱と外張り断熱に関わらず、同じ材質のテープを使ってサッシ回りなどの防水施工をしていますので、
充填断熱側が気密テープの耐久性を取り上げて突くと、自身の首を絞める事になりそうですね。

 

 

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外張り断熱側の主張

 

シロアリの蟻道になりやすい


外張り断熱を採用しているハウスメーカーや工務店が主張する内容を紹介します。

 

 ★断熱性能の優位性

 

外張り断熱は躯体の外側で断熱材が途切れることなく連続するので、熱欠損が無い。
充填断熱では柱や間柱などの構造材で途切れてしまい、
木材は断熱材の3分の1程度の断熱性能しかないので、その部分が断熱欠損となって
屋内の温度を室内に伝えてしまう。
(杉の熱伝導率=0.12W/mK、グラスウールの熱伝導率=0.038W/mK)

 

充填断熱の熱欠損
外張り断熱は熱欠損が無い

 

第三者としてのコメント

一理ある話ですが、木材の断熱効果は期待できないほど低い訳ではありません。
木材はコンクリートの10倍以上の断熱性能がありますので、
熱欠損とまでは言えないと思います。

 

 

 ★気密性能の優位性

 

充填断熱は、気密シートを室内側に張る事で気密施工をしますが、
コンセントやスイッチ、給排水管などの処理も難しいですし、
他にも思わぬところに隙間があり、複雑です。
その点、外張り断熱は断熱材自体が気密層になりますし、
外側から気密テープと発泡ウレタンのスプレーで隙間を埋めればよいので、
気密施工がやりやすく、気密性能を確保しやすいです。

 

第三者としてのコメント

確かにその通りです。
ただ、充填断熱だと気密性を確保できないという事はありません。

 

 

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 ★室内温度の安定性

 

構造材が断熱材の内側にあるため、構造材が蓄熱の役割を果たすため、
室内の温度が安定して、快適性が増します。

 

外張り断熱の蓄熱効果

 

第三者としてのコメント

構造がコンクリートであれば、蓄熱効果は非常に期待できます。
ただ、木造だと効果はゼロとは言いませんが、それほどの効果は無いと思います。

 

 

 ★構造材の解放

 

充填断熱は構造材が断熱材に接した状態になり、構造材の木材が呼吸するのを阻害しています。
外張り断熱だと断熱材が柱に接していないので木材の呼吸を促し、家が長持ちします。

 

第三者としてのコメント

確かに一理あります。
ただ、欧米では充填断熱で築100年を超える住宅が沢山現存しています。

 

 

 ★充填断熱は室内結露が不安

 

充填断熱の場合、コンセントやスイッチなどで気密層が切れている箇所があると、
そこから冬の暖房された湿気を含んだ空気が壁内に入り込み、
壁内結露を起こす可能性があります。
グラスウールやロックウールは水分に弱く、水分で断熱性能が著しく低下し、
また水分を吸った事による重さで断熱材がずり落ちて、より断熱性能が低下する事もあります。
その点、外張り断熱は構造材の外側に断熱材があるので、
万が一、結露する事があったとしても壁の中で結露する事はありません。
更に発泡プラスチック系の断熱材は水分に強く、水分によって断熱性能が低下する事はありません。

 

第三者としてのコメント

確かに一理あります。
ただ、充填断熱でもしっかり施工されていれば問題ありません。

 

 

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充填断熱と外張り断熱のどちらが良いのか?

 

どの工法も一長一短


 

充填断熱側も外張り断熱側も自分たちの優位性を訴えています。

更に、同じ充填断熱の中にもグラスウールやロックウールではなく
セルローズファイバーや発泡ウレタンの吹付などもあります。

外張り断熱にも、SA-SHEの家やソーラーサーキットの家などもあります。

そして、それぞれが自分たちの優位性を訴えているので
消費者側から見たら、何が何だか分からなくなってしまいます。

 

 ★何を優先するのか

 

結局、どの断熱工法も一長一短で、全ての面で優れているような工法はありません。

断熱工法を選ぶ場合は、
何を優先させたいのかを明確にすることで、絞り込まれていく事でしょう。

価格が最優先なのか?
それとも気密性? 断熱性?

 

 ★最も重要なのは確実な施工

 

ただ一つ、これだけは言えます。
どんな断熱工法でも、しっかり施工されるかどうかが第一です。

例えば、外張り断熱の方が気密性能を確保しやすいとは言うものの、
いい加減な施工の外張り断熱よりも
しっかり施工された充填断熱の方が気密性能が良いでしょう。

どの工法を選ぶのかという事よりも
しっかり施工してくれる住宅会社を選ぶことの方が重要です。

 

 

 

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