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床下の断熱方法には、1階床で断熱をする床断熱と、基礎の外周部に断熱材を施す基礎断熱があります。
それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
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今建築されている住宅の内、9割以上は床断熱です。
1階床組みの根太や大引きの間に発泡プラスチック系の断熱材を入れて、
床下の断熱材より下には外気が流れます。
以前は基礎に換気口を設けて床下を換気させていましたが、
現在は基礎パッキンによって床下換気をするのが一般的になっています。
基礎の外周部に断熱材を施し、床下を室内と同じ環境にします。
基礎断熱にするのであれば、
本来であれば外側に断熱材を設けた方が、コンクリートの蓄熱効果を利用できるので室内の温熱環境が安定します。
しかし、断熱材は基礎の内側に設けるのが一般的です。
その最大の理由はシロアリです。
断熱材の内部は温熱環境が安定していますし、日光も遮られるので、シロアリにとって居心地の良い条件が揃っています。
ですから、断熱材を外側に設けるとシロアリは発泡プラスチック系の断熱材を蟻道として利用し、建物内へ侵入してきてしまいます。
断熱材の中では唯一、発泡ポリカーボネートであれば、非常に硬い材料なのでシロアリの歯が立たず、蟻道として利用されません。
ただ、発泡ポリカーボネートの断熱性能がもう一つ物足りないところもあるので、やはり内側にも断熱材が必要になるかもしれません。
また、断熱材の外側にシロアリが侵入できないように細かい金属メッシュを施すという方法もあります。
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基礎断熱とは【住宅建築用語の意味】
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