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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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洗面所は家族の衛生面を支える大切な部屋です。できるだけ使いやすい間取りにしたいですね。
どうしたら使いやすくなるのか?
間取りのあり方やインテリア、洗面台の設備など、これからの洗面所の新しい提案をご案内します。
目次
洗面所を使いやすくするためには、次の3つが、重要なポイントになります。
1.洗面所の間取り
2.収納とコンセント
3.内装材への配慮
動画では間取りの実例を紹介しながら、わかりやすく解説しています。
動画長さ:8分42秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
今のご時世、洗面所は衛生を保つために、とても重要になっています。
身支度を整える場所でもありますし、浴室につながる動線上にある場合がほとんどです。
ですから洗面所は家族全員が頻繁に利用します。
また、来客にも手を洗って頂く機会が増え、パブリックな部屋になってきました。
そんな洗面所を充実させ、ストレスなく使える様にしたいですよね。
そこで、今回のテーマは「徹底追求、使いやすい洗面所」
使いやすい洗面所のために、次の3つのポイントを追求します。
1.洗面所の間取り
2.収納とコンセント
3.内装材への配慮
洗面所の多くは、2畳ほどのスペースで、洗濯機と洗面台が並べて置かれています。
そして、浴室と隣接して脱衣所の機能も兼ねています。
しかしその場合、2つの問題があります。1つ目の問題。例えば、お父さんが仕事から帰ってきたとします。
まず、真っ先に手を洗いたいですよね。その時、もし娘さんがお風呂に入っていたらどうなるでしょうか?
お父さんは洗面所で手を洗いたくても、ドアに鍵が掛けられていて使えません。
2つ目の問題。来客者が洗面所で手を洗おうとした時の事を思い浮かべてみてください。
そこには溜まった洗濯物や濡れたバスタオルなどが置いてあります。
生活感丸出しの状態は見せたくないですよね。
これらの問題を解決するためにも、できれば洗面所と脱衣所は分けた方が良いのです。
でも、単純に2畳のスペースを半分に分けるだけだと、この様になります。
それぞれ1畳ずつのスペース。これだと使えない訳ではありませんが、かなり窮屈です。
できれば両方とも1.5畳ずつ取れると良いですね。
洗面所は扉を付けずにオープンにします。そして、トイレと隣接させると良いでしょう。
こうする事で、トイレの中に手洗いを付けなくても、洗面所でしっかり手を洗えます。
いかがでしょうか。これなら娘さんがお風呂に入っていても大丈夫です。
更に、来客者に生活感を丸出しにしなくて済みます。
また、洗面所の向きをこの様にする方法もあります。
トイレとの繋がりは少し悪くなりますが、洗面所の収納量を増やす事ができます。
なお、洗面所は脱衣所と隣接させる必要はありません。
例えばこちらの様に、脱衣室はキッチンと隣接させます。
そして、洗面所はトイレの近くの廊下というパターンも有りです。
この場合は家事動線が短くなるというメリットが出てきます。
脱衣所は基本的に家族だけが使う部屋です。
ですから収納は扉が無く、オープンな状態で良いでしょう。
そこに、バスタオル、下着、パジャマなどを収納すると便利で良いですね。
また、洗濯用の洗剤、あるいはシャンプーや石鹸などのストックも収納します。
脱衣所に洗濯機を置く場合は、当然、洗濯機用のコンセントと水栓が必要になります。
それ以外に、夏は扇風機が欲しくなるかも知れません。
冬はヒーターが欲しくなるかも知れません。
それを想定してコンセントを用意しておくのが良いかと思います。
次に洗面所ですが、洗面所は来客者も使用する可能性があります。
ですから、収納には扉を付けて、隠せるようにした方が良いでしょう。
洗面所では色々な事をします。
ドライヤーを使ったり、手や顔を洗ったり、歯磨きをしたり、
男性なら髭剃り、女性であればメイク
それぞれの行為に使うモノを収納しなければならないので、結構な収納量を確保しなければなりません。
ちなみに、風水では洗面所でのメイクはNGとされています。
洗面台だと鏡との距離が遠くなってしまいます。
また、立ってメイクするので座ってするよりも、手元がぶれやすいでしょう。
そんな理由からNGとされているのかも知れません。
風水や家相には、案外、裏に合理的な理由があったりします。
以前、その辺りを解説する動画を配信しています。
こちらをクリックするとご覧いただけます。
また、下の概要欄にもリンクを張っておきます。ぜひご覧になってください。
ところで、洗面所のコンセントですが、ドライヤーや、髭剃りなど、色々と必要になります。
少し多めに設置した方が良いでしょう。
特に、収納の中にコンセントを設置すると、使い勝手がよく重宝します。
例えば、電動歯ブラシを使った後に、収納の中で、そのまま充電できるようになります。
あるいは、ドライヤーをコンセントから抜き差しすることなく使って、収納できます。
脱衣所は、基本的に家族だけが使う部屋なので、壁は耐水性のあるクロスに、床はクッションフロアーで、安価に仕上げても良いでしょう。
水に強い材料であれば何でも良いかと思います。
洗面所も、もちろん水に強い材料でなければなりません。
壁は耐水性のあるクロスでも構いませんが、以前、私と一緒に仕事をした工務店ではこの様にしていました。
写真ではちょっと分かりにくいかも知れませんが、壁にキッチンパネルを貼っていました。
床はクッションフロアーでも良いのですが、どうしても安っぽい感じになってしまいます。
来客者も使用するかも知れないので、もう少し見栄えがすると良いですね。
そこで、竹のフローリングなどはいかがでしょうか?
以前、私の動画にコメントを寄せて頂いた方から、お勧めしてもらいました。
ただ、竹のフローリングはちょっと高価です。
1平方メートル当たり、1万円ぐらいします。
しかし、少ない面積ですし、耐水性に優れているので、お勧めです。
以上、「使いやすい洗面所」についてご案内しました。
★オススメの記事
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