入居したら思ったより狭い!|注文住宅の後悔をどう防ぐ



 

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リビングを明るくする方法

 

図面では分からなかったけど、家が完成して入居してみると、想像していたより狭い何て事になったら取り返しが付きません。

何千万円もの住宅ローンを組んで建てた注文住宅が狭いとガッカリです。

そんな後悔を回避するためにはどうしたら良いのでしょうか?

動画でも分かりやすく解説していますので、ぜひご覧になってください。

 

 

目次


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「入居したら思ったより狭い」の動画

 


【間取りの後悔】入居したら思ったより狭い!|注文住宅の失敗を防ぐ対策


 

注文住宅の「思ったより狭い」という失敗を防ぐ方法を次の3つの段階でご案内します。

  1. 打合中:未然に防ぐ対策
  2. 工事中:錯覚で狭く感じる
  3. 入居後:広く感じさせる工夫
それぞれ、わかりやすくご紹介します。

 

動画長さ:8分52秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

テーマは「思ったより狭いを回避」

 


家づくりの工程ごとに対策


入居する前は、よくわからなかったけど、引っ越してみたら「あれ、ちょっと思ったより狭くない?」と後悔する人は、決して少なくありません。
そんな事にならない様にするにはどうしたら良いのか?

家づくりの工程における次の3段階で、ご案内します。

  1. 打合中:未然に防ぐ対策
  2. 工事中:錯覚で狭く感じる
  3. 入居後:広く感じさせる工夫

それぞれ詳しく見て行きましょう。

ではまず初めに、打合せ中に未然に防ぐ対策。

 

1.打合中:未然に防ぐ対策

 

 


図面だと広く感じる


打合せ中は、住宅会社が作成した図面を見ながら、間取りを決めていきます。
でもそこには大きな落とし穴が隠れているんです。
図面には家具が描かれていたりして、なんとなく問題なく生活できそうに見えます。

注文住宅の平面図

ところが図面に描かれた間取りは、実際より広く感じてしまう傾向にあるのです。
ですから、図面を見てイメージしていたのと違って、完成したら狭かったという事があり得ます。

 


自宅で寸法を測って確認する



そこで私はいつも間取りの打合せをする時に、必ずメジャーを使って実際に寸法を測る様にしています。
例えば打合せをしている部屋の寸法を測って、「リビングはこの部屋と幅は一緒ですが、奥行きは91cm広くなります」と実演すれば、実際の広さをイメージしやすくなります。

住宅会社から図面をもらったら、ぜひ、今住んでいる自宅で寸法を測って確認する様にしてください。

ただし、測るのは部屋の広さだけではありません。ドアや窓の寸法も重要です。
例えば普通の居室のドアは幅73cmが一般的ですが、トイレや収納は幅60cmになっている事がよくあります。

幅60cmでも問題はありませんが、身体の大きな人は窮屈に感じるかもしれません。

 

では続いて、工事中は錯覚で狭く感じる。

 

2.工事中:錯覚で狭く感じる

 



着工すると不安になる


工事が始まると、お施主さんから必ず言われる事があります。

慎重にメジャーで寸法を確認しながら、間取りが決まって工事請負契約を交わすと、いよいよ着工となります。
ところが待ちに待った着工なのに、お施主さんはショックを受け、不安にさいなまれる事になります。

 


地縄の状態だとすごく狭い


着工する前にまず地縄と言って、家の形状を表すのですが、お施主さんはその地縄を見て、必ず「なんて狭いんだろう」と感じます。

地縄で家の形状を表す

何千万円ものローンを組んで建てる家が、こんなに狭いのかとガッカリさせられます。

でも大丈夫です。それは目の錯覚で狭く見えているだけです。
地縄の状態だと周囲の風景が見えています。その状態で地面に描かれた家の形状を見ると狭く感じてしまうのです。
でも、実際に生活する時には部屋の中から周囲の景色は見えません。
完成が近づくにつれ、狭いと感じなくなっていくのが一般的です。

 


広さの感じ方が変化する


ともかく、地縄の時が最も狭く感じます。その後、基礎が完成すると、
多少、家の大きさを把握しやすくなりますが、でもやっぱり狭く感じて心配になるでしょう。
そして上棟して、立体的になってくると、狭さを感じる事はだいぶ緩和されます。

上棟した工事現場

でもまだ、多少不安が残ります。ところが石膏ボードが張られて、壁で仕切られた状態になると、ようやく狭さを感じなくなる事でしょう。

工事が進むにつれて、家の広さの感じ方が変化していくのです。

 

さて、家は完成したけど、中にはリビングをもっと広くしておけば良かったと思う人もいるかもしれません。

そこで、入居後でもできる広く感じさせる工夫をご案内します。

 

3.入居後:広く感じさせる工夫

 

 


明るい色で、色を統一させる


注文住宅に限らず、建売やマンションでも、部屋がちょっと狭いかもと感じる事はあるかも知れません。
そんな時はどうしたら良いのでしょうか?

とりあえず、手っ取り早く家具で何とかしましょう。
まず、家具の色ですが、濃い色より、明るく淡い色の方が良いです。

明るい色のインテリア

 

あるいはガラスの様な透けた素材も、部屋を広く感じさせます。
この様なクロームメッキのような素材も良いでしょう。

そして、家具の色がバラバラだと、ごちゃごちゃして、狭く感じます。
できるだけ色を統一させてスッキリさせるのが良いでしょう。

 


ドアに近い方に背の低い家具


また、家具の並べ方も重要です。ドアから部屋に入った時、手前に背の高い家具があると、部屋に入った時の第一印象で、部屋全体が狭くなった様に感じます。

部屋が狭く見える家具の並べ方

ですから、ドアに近い方に、圧迫感の少ない背の低い家具を置くと良いでしょう。

部屋が広く見える家具の並べ方

また、奥の方に背の高い家具があると、奥の壁の見える面積が少なくなります。
するとどうなるか?こちらの図をご覧ください。

奥行きが無い部屋

奥行きがある部屋

奥の壁が小さく見える方が、錯覚により、奥行がある様に感じます。

 


カーテンを後退色にする


カーテンの色によっても、大きく違ってきます。

後退色と進出色

色には進出色と後退色があって、進出色は暖色系で鮮やかな色になります。
これらの色は実際の位置より近くにあるように感じさせます。
ですから、カーテンを進出色にすると、部屋が狭くなった様に感じます。

一方、後退色は寒色系で濁った色になります。これらの色は実際の位置より遠くにあるように感じさせます。
ですから、カーテンを後退色にすると、部屋が広くなった様に感じます。

こちらが進出色のカーテン。

進出色のカーテン

 

そして、こちらが後退色のカーテン。

2階リビングの動画

この様に進出色だと、カーテンが迫ってくる様に感じます。

ぜひ試してみてください。

 

 

以上、家が狭くならないための対策を、家づくりの工程別にご案内しました。

 

 

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