【22坪の家】コンパクトハウスの具体例|床面積の削り方



 

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コンパクトハウスの具体例

 

30坪未満のコンパクトハウス。どの様に床面積を削れば、小さくても快適に暮らせる家になるのでしょうか?具体的な方法をご案内します。

また、延床面積22坪でも家族4人で暮らせるコンパクトハウスの事例をご紹介します。

動画でも分かりやすく解説していますので、ぜひご覧になってください。

 

 

目次


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「コンパクトハウス」の動画

 


【22坪の家】床面積の削り方


 

上手く床面積を減らすポイントはこの5箇所です。

  1. 子供部屋
  2. リビング
  3. ダイニング
  4. 廊下とホール
  5. 階段下の利用

上手く床面積を削り、快適に暮らせる延床面積22坪の家を具体例としてご紹介します。

 

動画長さ:10分10秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

テーマは「コンパクトハウスの具体例」

 


床面積を削って快適!


 

コンパクトハウスとは、延床面積30坪未満の小さな家の事です。
コンパクトハウスには色々なメリットがあります。
でも、そんな小さな家で、家族4人が快適に暮らせるのでしょうか?
大丈夫です。上手く床面積を削る方法があるのです。

そこで、今回のテーマは「床面積を削って快適!コンパクトハウス」

 

前回配信した動画、「こんなにメリットが沢山、コンパクトハウス」では、 コンパクトハウスを建てて、豊かな生活を送ってはどうかとご提案しました。

コンパクトハウス前編の動画

まだご覧になってない方は、下のURLクリックして、ぜひご覧になってください。

https://youtu.be/5FHpOjBENBE

この動画では、どうコンパクトにしたら良いのか、次の2つをご案内します。

  • 上手く床面積を減らす方法
  • 延床面積22坪、コンパクトハウスの具体例

 

ではまず初めに、上手く床面積を減らす方法。

 

 

上手く床面積を減らす方法

 

上手く床面積を減らすポイントはこの5箇所です。では1つずつご案内します。

 


子供部屋


まず、子供部屋

子供部屋は勉強して、寝るだけの機能さえあれば良いのではないでしょうか?
特に小学生の間はダイニングで勉強をしますし、子供部屋はほとんど使いません。
広い部屋を与えても、どうせ使わない、要らない物が溜まるだけです。
二段ベッドの様に高い位置にベッドがあって、 ベッドの下がデスクになっている様なロフトベッドを使えば、子供部屋は3畳の広さがあれば十分です。

ロフトベッド

 

※子供部屋は3畳で十分

 

 


リビング


続いてリビング。リビングでポイントの1つとなるのがテレビの視聴距離です。
家電メーカーによると、画面の高さの、3倍が視聴距離の目安となっています。

視聴距離

ですから例えば、ちょっと大きめの52インチであれば、視聴距離は1m90cm。
空間としては2m60cmぐらい確保できれば良いでしょう。

テレビからの距離

 

※テレビの視聴距離を確保

 


ダイニング


続いてダイニング。4人家族と仮定すると、 ダイニングテーブルのサイズは奥行き80cm、長さ1m35cmの大きさは欲しいところです。

ダイニングテーブルの周りの寸法

そして、座っている人の後ろを人が通れるように、最低でも75cmのスペースが必要です。
そして、テーブルの上側にも60cmの通路が必要なので、ダイニングの広さは2m30cm×1m95cmを確保できれば良いでしょう。

 

※「2m30cm×1m95cm」の広さを確保

 


廊下とホール


続いて廊下とホール。これはよく言われる事ですが、省スペースと言う観点すると、できるだけ廊下を無くした方が良いです。
できればホールを中心に、各部屋へ行ける様な動線にすると、コンパクトにまとまります。

とは言え、そういう動線にするのは、なかなか難しいです。

 

※ホールを動線の中心にする

 


階段下の利用


続いて階段下の利用。階段下は有効利用したいですね。
私のお薦めとしてはトイレが一番良いかなと思います。

階段下のトイレ

ただし、風水では階段下のトイレは凶相だと言われています。
しかし、窓を設置して明るい照明にしたり、換気扇を回しっぱなしにして、便器の蓋を必ず閉める様にすれば、凶相を防げるそうです。

 

※階段下をトイレにする

 

ではこの5つのポイントで、実際にコンパクトハウスのプランを作ってみましょう。

 

 

 

延床面積22坪、コンパクトハウスの具体例

 

作成したコンパクトハウスのプランですが、夫婦と子供2人の4人家族を想定しています。
こんな家族ですね・・・。

こちらがそのプランになります。

コンパクトハウスの間取り

では、1階から見てみましょう。

 


1階の間取り


先にご案内した様に、ホールを中心にそれぞれの部屋へ行ける動線になっています。
そして、階段の下はトイレになっています。

コンパクトハウス1階

 

では細部を見て行きましょう。まず、玄関から・・・。

玄関

こに物入れを設けています。ここにはお父さんのゴルフバックや子供の野球道具やサッカーボールなど、外で使うものを収納すると良いでしょう。
また、ここで自転車のバッテリーを充電できる様に、コンセントを設置しておくと便利です。

洗面室

洗面台が変わった向きになっています。
実は洗面室のこの窓と浴室のこの窓ですが、外観がスッキリする様に、2階の窓の位置と揃えてあります。

キッチン

キッチンは最も標準的な255cmのサイズになっています。
キッチンと食器棚の距離は1m以上あるので、2人で作業しても大丈夫なスペースを確保しています。

ダイニング

ダイニングは、先にご案内した「2m30cm×1m95cm」の広さを十分に確保しています。

リビング

リビングは52インチのテレビの視聴距離まで、カバーできます。
ただここにソファーを置いてしまうと結構窮屈なので、ラグを敷いて床に座るようにする方が良いでしょう。
また、リビング階段にしてあるのがミソです。
内観はこんな感じになります。

リビング階段の内観

階段をリビング空間に取り込む事で、実際のリビングとしての有効面積より、広く感じられます。

もし、リビング階段ではなかったら、こんな状態になります・・・。

リビング階段ではない場合

 

 


2階の間取り


では続いて2階です。

コンパクトハウス2階の間取り

2階もホールを中心にそれぞれの部屋へ行ける動線になっています。
そして2階には4畳半のファミリークローゼットを設けました。
ここに家族全員の服を収納してしまいます。ですから、各部屋にはクローゼットは設けません。
洗濯物を仕舞う時に、ここ1ヶ所で完結してしまうので、家事の負担が軽減できます。

子供部屋は先にご案内した通り、3畳。
そして、それぞれの部屋に収納もあります。

ところで、2階にもトイレがあり、主寝室は5.3畳の広さがあるので、
コンパクトな家としては贅沢な状態になっています。もしかしたら、この様にした方が良いかも知れません。

2階の別案

トイレを無くして、主寝室を4畳半にします。
そして、2畳のルーフバルコニーを設けます。
すると、洗濯物をハンガーに掛けてここで干して、
乾いたらハンガーに掛けたままファミリークローゼットに収納する様にすれば、家事の負担は大きく軽減できます。

 


22坪の家の価格


いかがでしょうか。
この様なコンパクトハウスを考えてみました。
このコンパクトハウスの延床面積は約22坪になります。
建物本体価格の目安は、ウッドショック前の価格になりますが、消費税込みで約1600万円になります。

これなら都市部でも土地と建物合わせて、3000万円までに収める事も可能になってくるのではないでしょうか。

この動画が貴方のご参考になれば幸いです。

 

 

最後に一言

 

ところで以前、コンパクトハウスのルームツアーを配信しています。延床面積28坪で4人家族のお宅です。
コンパクトな間取りでありながら、広く見える工夫や家事動線、自然素材をふんだんに使っている所が見所です。・・・
下のURLをクリックして、ぜひご覧になってください。

https://youtu.be/ct8UDMF1WZQ

では最後に一言。

 

<謎かけ>
「コンパクトな子供部屋」とかけて
「仮面の忍者、赤影が登場」と解きます。
その心は、どちらもさんじょうです。
三畳・参上

昭和ネタです。お粗末様でした。

 

 

 

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