業務内容
住宅業界の情報
家づくりの知識
その他の基礎知識
サイトの管理人
(株)ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
YouTubeチャンネル
家づくりのノウハウがいっぱい
毎週金曜日に動画配信しています。
リビングは家族が集う場所であり、来客者を招く場所でもあります。
できれば日当たりの良い明るいリビングにしたいですよね。
では、どうしたら日当たりが良い明るいリビングになるのか?
その方法をわかりやすく解説します。
動画でも分かりやすく解説していますので、ぜひご覧になってください。
目次
関連記事
窓から日差しが差し込む、明るいリビング。憧れますね。
動画では次の様な流れでご案内します。
1.明るいリビングのデメリット
2.南隣の家と日当たりの関係
3.リビングを明るくする方法
どうしたら、明るいリビングになるのでしょうか? それぞれを詳しくご紹介します。
動画長さ:9分01秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
窓から日差しが差し込む、明るいリビング。憧れますね。
この動画では次の様な流れでご案内します。
ではまず初めに、明るいリビングのデメリットについて。
明るいリビングにしたいというご要望は、必ずと言っていいほど出てきます。
リビングが明るいと気持ちが良いですし、昼間は照明を点ける必要が無いので、電気代の節約になります。
また、冬は差し込む日差しで、暖房の負荷を抑える事ができます。
何かとメリットの多い、明るいリビングですが、色々とデメリットも言われています。
一般的に、どの様な事がデメリットと言われているのでしょうか?
よく言われるデメリットは、この3つ。・・・
これについては、窓の上に庇を付ける。あるいは、アウターシェードやスダレを使って、夏の日差しを防ぐのが良いでしょう。
これについてですが、最近の窓ガラスはLow-Eガラスが当たり前になっています。
Low-Eガラスには遮熱タイプと断熱タイプがあります。
両方とも目で見える可視光線は通すので、部屋は明るく感じるものの
紫外線については遮熱タイプの場合約80%、断熱タイプの場合70%カットします。
ですから、家具や内装が傷む、あるいは色あせすると言う事をあまり気にしなくても大丈夫です。
以前配信したこちらの動画で、Low-Eガラスの正しい使い方を解説しています。
こちらをクリックしてぜひご覧になってください。概要欄にもリンクを貼っておきます。
これについいてですが、たまに、
思ったより明る過ぎるとおっしゃる方がいます。
その場合、カーテンやブラインドでカバーする事になる訳ですが、
吹抜けの窓に後からロールスクリーンを付けるとなると、長いチェーンが必要になります。
できれば、電動で開け閉めできる様にすると、スッキリします。
ただ、後から電源を用意するのは大変なので、眩しいのが苦手だという人は計画段階で眩しかった時に備えて電源だけでも用意しておくと良いかも知れません。
では続いて、南隣の家と日当たりの関係を見てみましょう。
南側に2階建ての建物が建っていると仮定します。すると、リビングの日当たりはどうなるでしょうか?
特に日差しが欲しいのは冬なので、冬至の時にどうなるのか見てみましょう。
私のいる京都の場合、冬至の太陽高度は約31.5度になります。
まず、南隣の家との距離が8m離れている場合、この様になります。
ご覧の様に充分な日差しがリビングに入ってきます。
では、南隣の家との距離が6mだとどうなるでしょうか?
6mだと、窓のほとんどが隣の家の影に入ってしまうので、冬の日当たりはあまり期待できません。
でも直射日光は入ってこなくても窓から見える空の面積がそれなりに広いので、ある程度の明るさは期待できるでしょう。
ところが都市部だと、6m離すのだって、かなり難しいです。せいぜい3mが良い所です。
3mだとこんな状態です。
窓から見える空の面積も小さいので、冬は昼間も照明を点ける必要があるでしょう。
では、都市部の住宅事情でも、リビングを明るくするにはどうしたら良いのでしょうか?
リビングを明るくする方法は次の3つ。・・・
ではそれぞれ詳しく見て行きましょう。
リビングを吹抜けにして、上から日差しを取込むというのは、とても有効な手段です。
南隣の家との距離が6mの状態で、奥行き2.7m吹抜けになっていると、どうなるでしょうか?
吹抜けが無い時は日差しがほとんど入ってきませんでしたが、吹抜けにすると日差しは入ってくる様になります。
都市部で、3mしか離れていない状態でも、ある程度の日差しが入ってきます。
こちらのお宅は壁も天井も床も真っ白にしました。
空が曇っていても照明は必要ありません。晴れていると、眩しいぐらいでした。
ただ、内装が真っ白だと緊張した雰囲気になり、リラックスできないという人もいるかと思います。
いっその事、2階リビングにするというのも良いでしょう。明るくなる事、間違いなしです。
例えばこちらのお宅は2階リビングで北向きになっています。
なぜなら、この様に北側の方が開けていて景色が良かったからです。
北向きのリビングでも、2階リビングなら十分に明るいです。
ところで以前配信した動画で、2階リビングのメリットとデメリットについてご案内しています。
こちらをクリックしてぜひご覧になってください。概要欄にもリンクを貼っておきます。
以上、明るいリビングについてご案内しました。
このページの関連記事
★オススメの記事
このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で引用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの引用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。
このサイトの管理者
株式会社ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
京都市東山区泉涌寺東林町37-7
株式会社ポラリス・ハウジングサービスは「住宅相見積サービス」を運営し、京都・滋賀・大阪・奈良で注文住宅を建てる人を第三者の立場でサポートする会社です。