玄関の失敗を防ぐ|収納量・狭い・暗い・臭い



 

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玄関の失敗を防ぐ

 

玄関でよくある4つの失敗をご紹介。

  • 収納量が少ない。
  • 思ったより狭い。
  • 昼間でも暗い。
  • 靴の臭いで臭い。

これらの失敗を防ぐためにはどうしたら良いのか?玄関回りの間取りで、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

動画でも分かりやすく解説していますので、ぜひご覧になってください。

 

 

目次


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「玄関の失敗」の動画

 


どう防ぐ⁉|収納量・狭い・暗い・臭い


 

玄関のよくある失敗は次の4つ。

  1. 狭くなってしまった
  2. 収納量が足りない
  3. 暗くなってしまった
  4. 靴の臭いが気になる

その他にも、玄関にあると便利なアイテムもご紹介します。

 

動画長さ:11分14秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

テーマは「玄関の失敗、どうやって防ぐ」

 


玄関のよくある失敗は4つ


毎日家族が出入りして、来客者を迎え入れる玄関は「家の顔」となる場所です。
でも新築の際、玄関で失敗しやすいポイントがあるのでご案内したいと思います。

そこで、今回のテーマは「玄関の失敗、どうやって防ぐ」

玄関のよくある失敗は次の4つ。

1.狭くなってしまった
2.収納量が足りない
3.暗くなってしまった
4.靴の匂いが気になる

これらの失敗をどの様に防いだら良いのでしょうか?
それと、玄関にあると便利な設備を2つ。

1.手洗い
2.腰掛け

できるだけ、過去の実例を交えてご案内したいと思います。

 

 

1.狭くなってしまった

 

 


玄関の横幅を120cm確保


1つ目の失敗「狭くなってしまった」。建物の床面積は限られているけど、できるだけリビングは広くしたい。
そのため、玄関にシワ寄せがきて、狭くなってしまったという事はあるでしょう。
もし、玄関の面積を削る場合はできるだけ、横幅を確保して、奥行きを削るする様にする方が良いです。
靴の脱ぎ履きが、一人ずつでなければできないとなると、不便を感じる事でしょう。

ですから玄関の横幅は有効寸法で120cmは欲しいところです。

 

 


階段を取込むと広く感じる


とは言え、奥行き方向が狭くては圧迫感を感じるでしょう。でも実際の玄関よりも、視覚的に広く感じさせる事はできます。
こちら、奥行きが狭い玄関ですが、

奥行きの狭い玄関

でも、玄関のスペースに階段を取り込むと、この様に視界が抜けて広く感じます。

階段の空間を取込んだ玄関

 


風水が気になる人は対策を


ただし、風水では玄関を入ってすぐの階段は良くないと言われています。
折角玄関から入ってきた「良い気」がそのまま階段から2階に上がってしまい、1階には流れないとの事です。

気になるという方は玄関に観葉植物を置いて、玄関マットを敷くと運気が良くなるそうです。

 

 

 

2.収納量が足りない

 

2つ目の失敗「収納量が足りない」。


収納する物をリストアップ


玄関の収納が足りなかったと、後悔する人は多いです。
まずは玄関に何を収納するのか、リストアップして、どれだけの収納量が必要なのか確認しなければなりません。
靴は1人当たり10足ほどを目安にすると良いでしょう。
靴以外に収納する物としてはこの様な物も考えられますね。 何をどの様に収納するのか、しっかり計画しましょう。

難しい事ですが、将来、家族構成の変化が予測できる場合は、それに備えておく必要があります。

 


シューズクロークを設ける


もし、充分な広さのシューズクロークを確保できれば、それに越したことはありませんが、

こちらのお宅では、何とか1畳分のシューズクロークを設ける事ができました。

1畳の広さのシューズクローク

この広さでも、とても重宝しているとおっしゃっていました。

また、これは私の提案だったのですが、 玄関すぐ横のここに、コートや上着、カバン等を収納できるので、便利との事でした。

 

 

3.暗くなってしまった

 

 


採光タイプのドア・窓


3つ目の失敗「暗くなってしまった」。

風水では暗い玄関はNGとされています。風水じゃなくても、玄関は明るい方が良いですよね。
そのためには、玄関ドアはスリットなどから採光ができるタイプを選ぶと良いでしょう。

最もオーソドックスで有効な方法は、玄関に窓を設ける事です。

 


吹抜けで採光を取る


ところが、玄関の方角や敷地の状況によっては玄関ドアや窓からあまり採光が得られなかったりします。
その場合は玄関の上を吹抜けにするという方法があります。
例えばこちらの玄関は吹抜けになっています。壁の上の方が明るくなっていますね。

吹抜けの玄関

吹抜けの窓からの光が1階の玄関を明るくします。

ただし、家の断熱性能が良くないと、冬は寒い玄関になってしまいます。

 


リビングから光を入れる


また、別の採光の取り方としてリビングの光を玄関に入れる方法もあります。
リビングは一般的に、南側で日当たりが良くなるように設計します。
ですから、リビングの内装ドアをガラスの面積ができるだけ大きいデザインのモノにします。

リビングから玄関に光を入れる

直接、採光を得られる訳ではありませんが、それなりの効果は期待できるでしょう。

 

 

4.靴の匂いが気になる

 

 


玄関やSCLを換気する


4つ目の失敗「靴の匂いが気になる」。玄関で気になると言えば、靴の匂いじゃないでしょうか。
玄関を通る度に嫌な臭いがしたら、結構なストレスになります。
それを解消する最も有効な手段は換気です。
換気システムで換気計画をする際、玄関やシューズクロークから家の空気を排気する様にします。

でも全熱交換型の場合は匂いも交換して家に戻してしまうので、別途、換気扇を付けて局所換気にするのが良いでしょう。

 


シューズクロークを設ける


換気と併せて、LIXILのエコカラットの様な物も良いかも知れません。
こちらのお宅では玄関の壁にエコカラットを貼ってあります。

玄関のエコカラット

エコカラットの脱臭効果を実感できるという訳ではありませんが、臭いで悩まされる事は無いそうです。

 

玄関にあると便利な設備

 

 


帰ってきたらすぐに手が洗える


1つ目の設備「手洗い」

これは以前の動画でもご案内しましたが、こんな形で手洗いがあると理想的ですね。

 

玄関横の手洗い器


これはチョッと贅沢な間取りですが、今のご時世、帰って来て直ぐに手を洗えるのが良いですね。
まあ、ここまでとは行かなくても、単純に玄関の横に洗面脱衣室があるというのでも良いでしょう。

あるいは、こちらのお宅では洗面と脱衣と分離して、廊下にこの様な洗面台を設けて、 すぐに手を洗えるようにしています。

廊下の洗面台

 


玄関で椅子に座って脱ぎ履き


2つ目の設備「椅子」。靴を脱ぎ履きする時、椅子に腰かけると断然、楽です。
特に、その都度、靴紐を結ぶ人や高齢者には、椅子は必需品ではないでしょうか。

ですから、玄関に椅子を置いておけば良いのですが、結構邪魔になりますよね。

そこでこの様な物はどうでしょうか?

玄関の折りたたみ椅子

玄関の壁に取り付けた椅子ですが、普段はこの様に折りたたんでおきます。

これなら、邪魔にならなくて良いですね。

 

以上、玄関の失敗を防ぐというテーマでご案内しました。

 

 

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