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ファミリークローゼットとランドリールームの組合せで、家事の負担が大きく軽減。
ランドリールームで洗濯をして、そのまま家族全員の衣服をファミリークロゼットへ収納。
短時間でパパッと済ませて、楽々生活を実現させましょう。
目次
家事の負担軽減のカギは洗濯を楽にする
家事動線を短くコンパクトに
ガスの衣類乾燥機で干す手間を省く
洗濯物は畳まずにハンガー掛けにして収納する
ファミリークローゼットで家族全員の衣類を管理
ファミリークローゼットで実現する楽々生活とは
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家事の中で最も負担が大きいのは、実は洗濯なんです。
洗濯は衣類を洗って、干して、取り込んで、畳んで、仕舞う・・・。
洗うのは洗濯機が勝手にやってくれるから良いですが、問題なのはその後の作業です。
この動画ではファミリークローゼットとランドリールームで楽々生活を実現させる方法をご案内しています。
ぜひご覧になってください。
動画長さ:12分42秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
夫婦が共働きで、まだお子さんが小さい場合、家事の負担は相当なものになります。
毎朝、朝食の用意をしながら、洗濯をして、子供の身支度もする。
毎日、毎日、慌ただしくバタバタとしている事でしょう。
何とかならないモノでしょうか?考えただけでクラクラしてきます。
そこで、共働きの人はもちろん専業主婦でも、 家事の負担を何とかしたいと思っている貴方に、ぜひ紹介したい間取りがあります。
まずは結論からお伝えします。
家事を楽にするためには、まず第一に洗濯の手間と時間を省く事です。
そのためには次の4つのポイントが重要になります。・・・
以上の4つのポイントを、設備と間取りによって実現します。
それによって、生活が劇的に変わる事をご案内していきます。
ご存知の通り家事には料理、掃除、洗濯の3種類があります。
その中でも料理は、家族で美味しく頂くという成果が得られます。
作るのが面倒臭ければスーパーやコンビニのお惣菜や冷凍食品を買ってきて、レンジでチンしても構いません。
掃除にしても、家が綺麗になったという達成感が得られます。
毎日掃除をする事が理想ではありますが、別に週に一回でも構いません。
ところが洗濯は目に見える形で、成果や達成感を得る事ができません。家事の中で、最も地味な作業です。
しかも、洗濯物を洗って、干して、取り込んで、畳んで、仕舞う。
最も地味な作業なのに、最も手間と時間がかかります。それも、毎日です。
洗濯物を溜めて、週に二回程度コインランドリーという手もあります。
しかし費用が掛かりますし、コインランドリーまで行かなきゃいけないというのは、結構面倒臭いです。
この洗濯の手間を省き、時間を短縮する事ができれば、家事の負担を大きく軽減できます。
そこで、ファミリークローゼットという斬新な発想を取り入れた施工例をご紹介します。・・・
具体的にはこの様な間取りになっています。
こちらのお宅では、どの様な工夫がされているのか、現物の映像を観ながらご案内していきます。
これから、新築やリノベーションを考えている方のヒントになれば幸いです。
ではまずはポイント1、キッチンと洗濯機の距離を短く。
料理をしながら、同時に洗濯をするという状況が、毎日発生します。
夫婦が共働きであれば尚更です。
まずは先程のご覧ください。
・・・キッチンの裏に回るとランドリールーム(家事室)になっています。
料理と洗濯を同時にする時の負担を最小限に抑えるため、キッチンと洗濯機の距離をできるだけ短くしました。
なお、先ほどの映像では洗濯機置場の向きが窓側を向いていましたが、後に90度回転させて、より効率よくなるようにしました。
続いてポイント2、洗濯物を干さない。
洗濯物を洗い終わったら、今度は干さなくてはなりません。この干すという作業は結構手間が掛かります。
まず、濡れて重くなった洗濯物を2階のベランダまで運ばなくてはなりません。
そして、家族4人分の洗濯物を干すとしたら、15分は掛かるでしょう。
朝のバタバタした状況の中で、そんな作業をするのは大変です。そこで、洗濯物は干さない事にしましょう。
先程、洗濯機置場にあったこれですが、これはガスの衣類乾燥機です。
ガスの衣類乾燥機は電気の衣類乾燥機と比べたらパワーが全然違います。
家族4人分の洗濯物であれば、乾くのに1時間足らず。
しかもシワが付きにくく、乾燥に掛かるガス代は毎日使っても月に2000円弱。
そうなると、朝のバタバタした時に洗濯物を干す必要はありません。
夕方に洗い終わるように洗濯機のタイマーをセットして、帰宅してから乾燥機にかけたら良いのです。
また、干さなくて良いという事は、ベランダは無くても良いですよね。
ベランダが無ければ、雨漏りのリスクが無くなって、ベランダを作る費用も削減できます。
ただし、ニットや絹とか乾燥機には掛けられない衣類もあります。
そこで、この様に家事室の天井に格納式の物干し竿を設置してあります。
では続いてポイント3、洗濯物を畳まない。
洗濯物が乾いたら、今度は畳まなくてはなりません。
この畳むという作業、手間も時間も掛かります。
そこで一層の事、畳むのはやめてしまいましょう。
では、どうするのか? こちらをご覧ください。
基本的に洗濯物は畳まずにハンガーに掛けて、このウォークインクローゼットに収納します。
畳まないので、手間も時間も大きく省けます。
しかし、ハンガーに掛けると伸びたり変な型が付きやすいニット類はちょっとという事もあるでしょう。
その場合は畳めるように、ウォークインクローゼットの中に奥行き60センチの作業台を設けてあります。ニット類はここで畳みます。
ところで、このウォークインクローゼットは広いです。6畳ほどの広さがあります。
実はここをファミリークローゼットにして、家族全員の衣類を収納する様にしてあります。
このファミリークローゼットという発想が、家事の負担を大きく軽減させます。
では最後にポイント4 衣類を一か所に集約。
一般的には各個室にクローゼットを設けて、そこに衣類を収納します。
その場合、洗濯物を各個室へ収納するため、家中をウロウロしなくてはなりません。
そこで、家族全員の衣類をファミリークローゼットに集約してしまうのです。
すると、洗濯物を持って、あちこち移動する必要がなくなります。
ファミリークローゼット1ヶ所で、洗濯物を分けて片付けるという作業が、一度に済んでしまうのです。
ですから、更に家事の負担を軽減できます。
そして、このファミリークローゼットには衣類の他にも、カバンやバッグ、アクセサリーとか、
外出に必要な物を全て収納できるようにします。
更に、服の着替えも、ファミリークローゼットの中で行います。
つまり、外出するための身支度が、このファミリークローゼットの中だけで完結します。
メイクをするのにも、すぐ近くの洗面所でできます。
さて、冒頭でお話しした朝の慌ただしい状況ですが、
毎朝、朝食の用意をしながら、洗濯をして、子供の身支度もする。そんな状況が、毎日繰り返されています。
しかし、洗濯の方法を変えて、ファミリークローゼットを導入する事で、その状況が一変します。
朝は洗濯をする必要がありません。朝食を用意するだけです。
朝食を終えたら、ファミリークローゼットに行き、子供と自分の身支度をして、家を出たら良いのです。
洗濯は夕方、帰宅してから、専業主婦であれば空いている時に短時間でパッと済ませられて、もう楽ちんです。
新築やリノベ―ジョンを考えている方は、洗濯の方法を変えてファミリークローゼットを導入する事を一度検討してみてはいかがでしょうか?
ただし、物事には必ずデメリットもあります。
最も大きな問題は4人家族であれば、ファミリークローゼットは最低でも3畳の広さは欲しいところです。
その分だけ、家のボリュームが大きくなるため、建築費用のアップになります。
土地が狭かったりすると、物理的に不可能な場合も出てきます。
そして、もう一つ大きな問題があります。お子さんが女の子で、ある程度の年頃になると、
ファミリークローゼットで着替えるのは嫌だと言い出すかも知れません。
そうなると家庭によって状況は違ってくると思いますが、何らかの手立てが必要になってくるでしょう。
例えばファミリークローゼットの中に洋服屋さんにあるような試着コーナーの様なものを設けたり、
最悪、ファミリークローゼットが機能しなくなる事もありえます。
そういったデメリットも頭に入れて、検討する必要がありますね。
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