大きなお風呂は無駄|0.75坪サイズのメリット



 

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大きなお風呂は無駄

 

大きなお風呂は開放感があって気持ち良さそうですが、色々とデメリットもあります。

最も一般的なユニットバスは1616サイズですが、もっと小さい1216サイズ(0.75坪)にすると日常生活をする上でありがたいメリットが生まれてきます。

大きなお風呂にのんびり入るのは、旅行先や休日に行くスーパー銭湯にして、普段のお風呂は身体を綺麗にするだけと割り切って小さなお風呂にしてはいかがでしょうか。

 

 

目次


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「大きなお風呂は無駄!」の動画

 


お風呂が小さい事によるメリットとは


 

小さなお風呂のメリットとは?
1坪サイズと0.75坪サイズで、生活する上での一般的メリットと経済的なメリットを比較します。

 

動画長さ:9分01秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

動画のテーマと概要

 


あえて0.75坪サイズのお風呂にする


 

今回のテーマは「2階のお風呂ってどうなの?」

私は京都に住んで30年になりますが、出身は静岡県の御殿場です。
御殿場には東京の富裕層が避暑地として、よく別荘を建てます。
私が小学生だった時、学校帰りに建築途中の別荘を覗き見した事がありました。
その時、お風呂を見てビックリしたのを覚えています。
そのお風呂は岩風呂になっていて、一面大きなガラス張りでした。

別荘の岩風呂

外から丸見えになってしまうので、お風呂に入る人はどうするんだろうと思いましたが、
広さが3畳ぐらいあって、あれだけ広ければ、ゆったりしていて開放感があって、良いなと思う人は多いでしょう。

でも別荘だったら、そんなお風呂も良いかも知れませんが、日常生活で普段入るお風呂としてはどうでしょう。今でしたら普段はいるお風呂はユニットバスですよね。
ユニットバスで最も一般的なのは1坪、1616サイズ。
ゆったりしたい場合は1.25坪、1621サイズ。
それが決して悪いという訳ではありませんが、この動画ではあえてもっと小さな0.75坪、1216サイズが良いんじゃないでしょうかというお話をします。

では小さなお風呂のメリットを見てみましょう。

 

小さなお風呂の一般的メリット

 

 


省スペースになる


小さなお風呂の最大のメリットは省スペース。

1坪、1616サイズと0.75坪、1216サイズでは畳数にして0.5畳の差があります。
その0.5畳分を収納へ回したり、リビングを広くするというのも良いでしょう。

あるいは家の床面積をそのまま小さくすれば20万円~30万円程のコストダウンになります。

私はいつも烏の行水ですから、 シャワーブースだけでも良いぐらいです。でも、私の家族はそれを許してくれないでしょうね。

 


お風呂の掃除がしやすい


実は家のお風呂を掃除するのが私の係です。
そんな私ですから小さなお風呂で真っ先に思い浮かぶメリットは、掃除が楽になる事です。

面積が少なくなれば掃除をする時間も少なくなります。
そして洗剤を使う量も少なくなりますし、洗剤を流すための水の量も少なくなります。

何より、掃除がしやすくなる事で、お風呂を綺麗な状態に保ちやすくなる事が良いですね。

 

省スペースになって掃除が楽になるというメリットの他に、小さなお風呂は経済的なメリットも出てきます。
ではその辺りについて具体的に見てみましょう。

 

小さなお風呂の経済的メリット

 

 


イニシャルコストが安くなる


 

家を新築して20年もするとお風呂は汚れが目立つ様になりますし劣化もしてきます。
ですから、そろそろお風呂をリフォームしようという事にるでしょう。

そこで、リフォームをするまでの20年間で小さなお風呂はどれだけ経済的なメリットがあるのか計算してみましょう。

まず、イニシャルコストですが1坪、1616サイズのユニットバスは、定価が約216万円。
一方0.75坪、1216サイズのユニットバスは、定価が約188万円。

その差、約28万円。

ユニットバスの価格一覧表

住宅会社から提示される金額が定価の30%OFFだとしたら、小さなサイズの方が20万円程安くなります。

※イニシャルコストは約20万円安くなる

 

 


お湯とガスの使用量が減る


 

更に0.75坪1216サイズのユニットバスはランニングコストも安くなります。

例えばこれは1坪、1616サイズ。

1坪サイズのユニットバス

これより大きい1.25坪、1621サイズだと、浴槽の大きさはそのままで、洗い場だけが広くなります。

1.25坪サイズのユニットバス


しかし1坪、1616サイズより小さい0.75坪、1216サイズの場合だと、浴槽が小さくなります。

0.75坪サイズのユニットバス

つまり浴槽に張るお湯の量が少なくなります。

※浴槽のお湯の量が少なくなる

ではお湯の量が減る事で20年間のランニングコストがどれだけ安くなるか?

まず、お湯の量がどれだけ減るのかというと、1日当たり40ℓ。
40ℓの水道代は私がいる京都の場合、1立方メートル当たり200円程なので8円になります。

減少する水道代の計算式

更に40ℓの水をお湯にするためのガス代も掛かります。
水道水の温度は1年を通した平均が16℃。その水道水をエコジョーズで沸かして41℃のお湯にするとします。
その場合のガス代はこの様な式で求める事ができます。ガス代は1日当たり、14円になります。

興味のある方は一時停止をして式の内容をご確認ください。

減少するガス代の計算式

さて1日当たり40ℓのお湯が減る事で、水道代8円、ガス代14円、合計で22円安くなります。

 


20年間のライフサイクルコスト


1日当たりランニングコストは22円安くなります。
1年、365日で約8000円。
20年間のランニングコストは16万円になります。

イニシャルコストの20万円と併せると、20年間で削減できる費用は・・36万円。

 

※20年間で36万円の削減

 

お風呂を小さくする事で、家を新築してからの20年間で36万円の経済的なメリットが出ます。
そして築20年でお風呂をリフォームするとして、更にその後の20年間でも36万円のメリットが出てきます。

この金額をどう評価するかは人によって違ってくる所でしょう。

私は烏の行水ですから間違いなく小さなお風呂を選ぶ事になります。
しかし、バスタイムを充実させたいという人にとっては、36万円より広いお風呂の方が充分に価値があるという判断になる事でしょう。

 

以上、小さなお風呂のメリットについてでした。
皆さんはお風呂の広さについてどの様に思われますか?

 

 

 

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