失敗しない床材選び|フローリング・無垢vs複合



 

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フローリング選び・無垢VS複合

 

床材は常に触れて近くで見るので、インテリアの要素の中でも特に重要です。

中でも木製のフローリングで無垢にするのか、複合にするのかという選択は難しいところです。

無垢と複合のメリットとデメリットを分かりやすく解説します。

 

 

目次


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「木製フローリング・無垢VS複合」の動画

 


フローリング選びで後悔したくない|無垢VS複合


 

この動画では木製フローリングについて解説しています。
特に、無垢フローリングと複合フローリングで、どのような違いがあるのか?

貴方がどちらのフローリングを選んだら良いのか、判断するためのお役に立てるかと思います。
ぜひご覧になってください。

 

動画長さ:9分01秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

動画のテーマと概要

 


床材の種類


 

部屋を構成する最も基本的な要素といれば、床、壁、天井です。

その中でも床は常に触れていて、間近に見て生活する事になるためとても重要です。
そんな床材には主に次の様な種類があります。

  • フローリング
  • クッションフロア
  • カーペット
  • タイル

この中で、最もよく使われているのがフローリングです。
そのフローリングを大別すると、無垢フローリングと複合フローリングがあります。

貴方にはどちらのフローリングが向いているでしょうか?

それぞれの特徴をご案内します。

ではまず、無垢フローリングから。

 

無垢フローリングの特徴

 

 


肌触り・香り・調湿


 

無垢フローリングは100%天然の木材でできています。
一般的には無塗装のまま使う事はあまりなくて、オスモやリボスなどの自然塗料で塗装された物を使います。

無垢フローリングの魅力は何と言っても天然の木が持つ優しい肌触り。そして木の香りです。
また、調湿効果があるというのも魅力的ですね。

 


イメージと違ってしまう事もある


 

でも、良い事ばかりではありません。
価格は樹種にもよりますが、複合フローリングより高いですし、1枚1枚、貼っていくので手間賃も掛かります。
しかも天然の木ですから、色味や木目が1枚1枚違います。

無垢フローリングの施工例

 

それだけではありません。
同じメーカーの同じ製品を仕入れたのに、今回は全体的に赤味がかっていたとか、色味が濃かったという様な事がよくありました。
ですからサンプルを見てイメージしたのと、実際の仕上がりが違っていたという事は充分にあり得ます。

 


無垢ならではの欠点


 

更に無垢のフローリングは経年変化します。
時間の経過と共に、色味が濃くなっていきます。
そして、フローリングの継ぎ目に隙間ができたり、床鳴りする様になるかも知れません。
また、液体をこぼすと、シミになりやすいという欠点もあります。

無垢フローリングのシミ

 

無垢フローリングを採用する場合はそれらの欠点を許容できるかどうかがカギです。
許容できそうになければ、後でご案内する複合フローリングを採用する方が良いでしょう。

※欠点を許容できるかどうか

 

 


樹種による特徴の違い


 

ところで、一口に無垢フローリングと言っても樹種によって特徴が違います。

パインと杉

まず、パイン、日本語で言うと松。

パインのフローリング

あるいは杉のフローリング。英語ではシダー。

杉のフローリング

非常に柔らかく、触ると暖かさを感じます。
ただし、柔らかがゆえに傷が付きやすいです。もう傷だらけになります。それを味と感じられるかどうかです。
また、節が目立つのでそれを嫌う人もいます。
節の無いモノもありますが、すごく高価になります。

 

オークとウォールナット

一方でとても硬い樹種もあります。

例えばオーク、日本語ではナラ。

オークのフローリング

あるいはウォールナット、日本語ではクルミ。

ウォールナットのフローリング

これらは硬いだけに、傷はつきにくいです。

ただ、冷たいとまでは言いませんが、パインや杉ほど暖かさは感じません。

 

チェリーとアカシヤ

柔らかくも硬くもない樹種もあります。

例えばチェリー、日本語では桜。

桜のフローリング

あるいはアカシア、日本語では針槐(はりえんじゅ)と言うらしいです。

ウォールナットのフローリング

これらは柔らかくもなく硬くもなく、中間的な樹種になります。

その他の特徴も全て中庸です。

 

※樹種によって特徴が違う

では続いて、複合フローリングの特徴をご案内します。

 

 

 

複合フローリングの特徴

 

 


無垢とは正反対の特徴


 

複合フローリングは合板に木目をプリントしたシートを貼り合わせたフローリングです。

施工中の複合フローリング

天然の木を薄くスライスしたシートを貼り合わせた突板や挽板というのもあります。
複合フローリングは無垢フローリングとは正反対の特徴を持ち合わせていて、まず、無垢のフローリングよりは価格が安いです。

しかも無垢フローリングは1枚1枚貼るのに対し、複合フローリングは30cm×180cmのパネル状のものを貼っていくので施工が楽です。

 

 


住宅会社は安心して進められる


 

複合フローリングは工業製品として製造されているので、無垢フローリングとは違って色味が均一です。

ですから、サンプルを見たイメージと実際に仕上がったイメージが大きく違ってしまう様な事はありません。

複合フローリングの施工例

種類も豊富で、木目だけではなく、大理石の様な石目調の柄もあります。

また、ワックスがけが不要なものや、非常に硬くてハードな使用に耐えられる物、あるいはペット用とか、床暖房用など色々あります。

複合フローリングは日頃のお手入れが簡単ですし、経年変化する事もありません。
普通に施工すれば床鳴りする事もありませんし、住宅会社からすると、無垢フローリングより複合フローリングの方が安心してお勧めできます。

先にご案内した無垢フローリングの欠点が煩わしく感じる人は複合フローリングの方が向いているでしょう。

 

 


複合フローリングのデメリット


 

色々とメリットのある複合フローリングですが、当然デメリットもあります。
まず触感ですが、無垢フローリングの様な優しい肌触りはありません。硬くて冷たい触感がします。
ですから家の断熱性能が悪いと、冬は足元から冷えを感じる事でしょう。

複合フローリングは硬いので、傷は付きにくいです。それでもやはり傷は付きます。
私の自宅の場合、家で仕事をする様になってキャスター付きの椅子を使っていたところ、フローリングの表面のシートが剥がれてしまいました。

複合フローリングの施工例

こうなってしまうとどうしようもありません。
こうなる前にキャスター用のマットを敷いておけば良かったです。

 

 

まとめ

 

 


どちらも一長一短


 

以上、無垢フローリングと複合フローリングの特徴をご案内しました。

無垢と複合のどちらが良いのか一概には言えません。
貴方にはどちらのフローリングが向いているでしょうか?

 

 

 

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