失敗しない床材選び|フローリング・無垢vs複合



 

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床材6種類を徹底比較

 

床材はインテリアの要素として最も重要かもしれません。直接、足で触れまずし、どの床材を採用するかによって、見た目も快適さも違ってきます。

住宅でよく使われる床材6種類のメリットとデメリットを分かりやすく解説します。

どこにどの床材を使うのが良いのか、失敗なく選択するのにはどうしたら選べば良いのでしょうか

 

 

目次


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「人気の床材6種類を徹底分析!」の動画

 


住宅の床材、何を選べばいいの?


 

この動画では住宅でよく使われる床材の特徴を解説。

どの床材をどこに使ったら良いのかが分かります。

ぜひご覧になってください。

 

動画長さ:10分11秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

動画のテーマと概要

 


床材の種類


 

部屋を構成する壁、床、天井の中で、常に触れて間近で見るのが床です。ですから床材の選択はとても重要です。
この動画では住宅でよく使われる次の6つの床材ついてご案内します。

  1. フローリング
  2. クッションフロア
  3. フロアタイル
  4. 陶磁器タイル
  5. カーペット
  6. タタミ

それぞれ、どこにどの様に使ったらいいのか?

それぞれの特徴をお伝えします。

 

6種類の床材の特徴を比較

 

 


1.フローリング


 

床材の中で最もよく使われるのがフローリングです。
掃除機を使わなくてもお手軽にフロアーワイパーで簡単に掃除ができるのが良いですね。

そしてフローリングには無垢フローリングと複合フローリングがあります。

まず無垢フローリングですが、なんと言っても
自然の風合い、木の、肌触りがメリットです。

無垢フローリング

リボスやオスモといった自然塗料で塗装すれば調湿効果も得られます。
無垢のデメリットはいくつかありますが、一つは水に弱い事です。
ですから雑巾で水拭きをしてはダメです。
また液体をこぼすとシミが付いたりします。
それから自然素材ですから色味が均一ではありません。
サンプルで見た時のイメージと実際に仕上がった時のイメージが違うという事もよくあります。
それに経年変化により継ぎ目が開いたり、徐々に色味が変化して濃くなっていきます。・・・

一方、複合フローリングですが、挽板、突板、シートの3種類があります。
挽板は合板の表面に2mmほどの厚さの天然木を貼り付けたフローリングです。
突板は0.5mmほどの厚さの天然木を貼り付けたフローリングです。
シートは木目がプリントされた塩ビシートを貼り付けたフローリングです。

複合フローリングの種類

この中でも特によく使われるのが、シートフローリングです。
価格が安い事、色味が均一な事、経年変化しない事がメリットです。
その代わり、無垢フローリングの様な木の肌触りや調湿効果はありません。

フローリングについては以前配信したこちらの動画で詳しくご案内しています。概要欄にリンクを貼っておきます。ぜひご覧になってください。
https://youtu.be/7Wh7uJmmMTI

 


2.クッションフロア


 

フローリングに次いで、よく使われるのがクッションフロアです。
クッションフロアの最大のメリットは水に強くて汚れを簡単に落とせる事。

ですから洗面所やトイレには大概クッションフロアが使われます。

洗面所のクッションフロア

あるいはキッチンに使われることも多いです。
キッチンにクッションフロアを使用した場合、クッション性がありますから長時間、立ち仕事をしていても、足腰への負担が軽減されるでしょう。
また食器を落としてもフローリングより割れる可能性は低いでしょう。
そして価格が安いというのも大きなメリットです。

クッションフロアのデメリットはどうしても安っぽく見えてしまう事です。
トイレや洗面所であれば問題ないかも知れませんがキッチンだとダイニングやリビングから見えるため抵抗を感じる人もいるでしょう。
また冷蔵庫の様な重たい家電や家具を置いておくと凹んで跡が残ったり、ひっかいて表面が破けてしまう事もあります。

 


3.フロアタイル


 

クッションフロアが安っぽく見えて嫌、と言う人にはフロアタイルはいかがでしょう。
フロアタイルは塩ビでできていて、厚さは2.5mm。別名、塩ビタイルとも言います。

フロアタイル

高級とまでは言えませんが、クッションフロアよりクオリティーが高く感じられます。
クッションフロアと同様に水に強く、掃除しやすいです。
価格はクッションフロアよりは少し高いがフローリングよりは安いです。
クッションフロアとの大きな違いは硬い素材だという事です。
ですから足腰への負担は軽減されませんが、凹んで跡が残ったり、破けてしまう様な事はありません。

 


4.陶磁器タイル


 

費用は掛かっても高級感を出したいという事であれば陶磁器タイルの床にするのが良いかも知れません。
玄関や玄関ポーチの床とかは人目に触れる所でもありますし、水や汚れにも強いので陶磁器タイルにするのが最も一般的です。

玄関タイル

たまにキッチンの床を陶磁器タイルにする事もあります。
ただしその場合、デメリットがあります。
玄関や玄関ポーチであれば水を撒いてデッキブラシでこすれば良いですが、キッチンだとそういう訳には行きません。
凹んでいる目地の汚れを落とすのは結構苦労します。
また、食器を落としたら100%割れます。
我が家のキッチンはテラコッタ風のタイル貼りになっていますが、これまで沢山の食器を割ってしまいました。
タイル自体が欠けてしまった事もあります。
そして家の断熱性能が悪いと非常に冷たくなってしまうので、スリッパなしでは歩けなくなってしまいます。

 


5.カーペット


 

やわらかい肌触りが最大のメリットです。
触感が暖かいですから、真冬でも素足で歩けます。
そして吸音性が高いので、寝室におすすめです。
また階段をカーペット張りにすると滑りにくく、転倒してもある程度衝撃を吸収してくれます。

カーペット張りの階段

価格も比較的安いというのも良いですね。
ただしデメリットは汚れやすく掃除がしにくいという事です。
掃除がしにくいのに頻繁に掃除をしないとダニの温床になりやすいです。
アレルギー体質の人は注意した方がいいでしょう。
それから、猫を飼う人は覚悟してください。
爪とぎをするためボロボロになってしまいます。

 


6.タタミ


 

畳は日本の伝統的な床材です。
イ草は天然素材で調湿性や保温性があります。
またクッション性があって、寝転がる事ができるのも良いですね。

和室の畳

ただし、ダニの温床になりやすく、シバンムシという小さな甲虫が繁殖する事もあります。
それと最近は非常に高価で、10年ほど前なら1畳15000円程でしたが、最近見積りを取ってみたら3万円以上しました。
またメンテナンスが大変だというのも大きなデメリットです。
約3~5年で畳表を裏返して、5~10年で表替えをして、10~20年で新調しなければなりません。
さらに畳屋さん事態が激減しているため、メンテナンスをすること自体がままならない状況になっています。

そこで最近はメンテナンスが楽で、ダニやシバンムシの心配がない、和紙や樹脂の畳が人気です。

 

 

以上、住宅の床材についてご案内しました。

 

 

 

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