業務内容
住宅業界の情報
家づくりの知識
その他の基礎知識
サイトの管理人
(株)ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
YouTubeチャンネル
家づくりのノウハウがいっぱい
毎週金曜日に動画配信しています。
ウレタンフォームとは、
ポリウレタンを発泡させた断熱材です。
ですから、ポリウレタンフォームというのが正しいですが、慣例としてポリを省略して呼んでいます。
お勧め記事
この記事をご覧になった方は、次の記事もご覧になっています
住宅の断熱材を比較【種類・価格・特徴】
住宅建築に使われる各種断熱材のメリットとデメリット
これからの住宅の省エネルギー基準
温熱等級4・ZEH基準・HEAT20・・・断熱基準の変遷
高断熱高気密が結露を抑え健康住宅になる
湿度コントロールが健康な生活へのカギ
ウレタンフォームとは、
ポリウレタンを発泡させた断熱材です。
ですから、ポリウレタンフォームというのが正しいですが、慣例としてポリを省略して呼んでいます。
建築の断熱材として使用されるのは硬質ウレタンフォームで、その中でも「ウレタン変成イソシアヌレートフォーム」と呼ばれる、燃えにくい処理が施されているものを使います。
更にボード状のに加工されているウレタンフォームと、現場吹付け発泡させるウレタンフォームがあります。
昔は発泡の際、フロンガスを使っていましたが、現在、住宅用のポリスチレンフォームにはフロンガスは使われていません。
グラスウールやロックウール等の繊維系の断熱材とは違い、水や湿気に強く、断熱性能も高いのが特徴です。
外張り断熱用として使用されます。
ウレタンフォームのボードを難燃性のシートでサンドイッチしてあるのが一般的で、
熱伝導率は0.024W/m・k (最も一般的な高性能グラスウール16Kは0.038W/m・k)
外張り断熱の施工状況
※写真の断熱材はフェノールホームです
昔は外張り断熱と言えばウレタンフォームのボードを使用していましたが、フェノールフォームが登場して以降、フェノールフォームの方が断熱性に優れている事もあり、(フェノールフォームの熱伝導率は0.020W/m・k)あまり見かけなくなりました。
壁の中にウレタンフォームを吹付て発泡させます。
熱伝導率は 0.035W/m・k です。
発泡する際に何倍にも膨れるので、小さな隙間にもウレタンフォームが入り込み高い気密性能も得られます。
現場吹付け発泡の断熱施工は専門業者が行いますので、施工不良の可能性は低いでしょう。
下の動画は現場吹付け発泡のウレタンフォームを施工している状況と気密測定の様子を撮影したものです。
(動画長さ 4分10秒)
ウレタンフォームの欠点は、
燃えにくい処理が施されているとはいうものの、やはり燃えます。
燃焼すると、有毒なシアンガスが発生します。
ただ、この事については色々な捉え方があります。
確かに、燃えず有毒ガスも発生しない断熱材の方が良い事は当然ですが、実際に火事が起きた時、壁の中に火が回るまでにはある程度時間が掛かります。
それよりも先にカーテンや絨毯、家具の方が燃えて、有毒ガスが発生し、火事でなくなる人のほとんどはそのガスを吸う事によって亡くなっています。
そう考えると、ウレタンフォームが燃えるという事はあまり気にしなくても良いのかも知れませんね。
このページの関連記事
住宅の断熱材を比較【種類・価格・特徴】
住宅建築に使われる各種断熱材のメリットとデメリット
これからの住宅の省エネルギー基準
温熱等級4・ZEH基準・HEAT20・・・断熱基準の変遷
高断熱高気密が結露を抑え健康住宅になる
湿度コントロールが健康な生活へのカギ
★オススメの記事
このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で引用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの引用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。
このサイトの管理者
株式会社ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
京都市東山区泉涌寺東林町37-7
株式会社ポラリス・ハウジングサービスは「住宅相見積サービス」を運営し、京都・滋賀・大阪・奈良で注文住宅を建てる人を第三者の立場でサポートする会社です。