ロックウールとは【住宅建築用語の意味】

家づくりを応援する情報サイト


 

 

他の断熱材へ他の断熱材はこちら

ロックウールとは、
玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、
高温で溶解し生成される人造鉱物繊維です。

グラスウールと同様に
断熱材や吸音材として使われています。

ロックウールの施工状況

 

 

 

 

 

ロックウール断熱材の特徴は、
火に強く基材自体の持つ防火性(耐熱性)により、
万一の火災時の延焼や類焼から住まいを守るのに役立ちます。

一般的に、壁・天井の「充填断熱工法」に
用いられています。

ロックウールを直訳すると「石綿」なので、
アスベストとよく勘違いされますが、全く別物です。

しかし、1988年以前に製造されたロックウールは
石綿製品のラインを流用したプラントで製造された製品が多く、
ライン内に残留した石綿が若干ながら混入している事があるようです。

 

ロックウールの断熱性能は
グラスウールの24kg/m³、高性能グラスウールの16kg/m³
と同等レベルの
「0.038W/m・k」です。

ロックウールは撥水性があるとは言うものの
水蒸気には弱く、
水蒸気が入り込み、結露をおこした場合、
断熱性能・吸音性能が著しく低下してしまいます。

ロックウールの繊維は触ると脆く砕けるので、
砕けたガラス繊維は微細で鋭利な繊維となり、空気中を浮遊し、
吸ったり接触すると口の中に砂が入ったようになったり、
目が痛くなる、手が痒くなる、という症状が出ます。

そのため、施工時にはゴーグルおよびマスクを使用すべきです。

しかし、アスベストと比較すると危険性は相対的に低いとされています。

しかし煤塵を吸引することは呼吸器の傷害につながる可能性は否めません。
健康上好ましくないため、吸入はできるだけ避けた方がよいと考えられる。

ただし、施工後、内装の下地ボードで塞いでしまえば、
ロックウール繊維の飛散は心配ありません。

 

その他、断熱材に関する記事

断熱材の関連記事住宅の断熱材を比較【種類・価格・特徴】

断熱材の関連記事グラスウール とは

断熱材の関連記事ロックウール とは

断熱材の関連記事セルローズファイバー とは

断熱材の関連記事羊毛断熱材 とは

断熱材の関連記事ポリエステル断熱材とは

断熱材の関連記事ポリスチレンフォーム とは

断熱材の関連記事ウレタンフォーム とは

断熱材の関連記事フェノールフォーム とは

断熱材の関連記事発泡ポリカーボネート とは

 

 

 

 ★オススメの記事

 

 

このページのトップへ ↑ 


住宅のサポートへ
問合せへ

 

このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で転用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの転用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。

このサイトの管理者
株式会社ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
京都市東山区泉涌寺東林町37-7

株式会社ポラリス・ハウジングサービスは「住宅相見積サービス」を運営し、京都・滋賀・大阪・奈良で注文住宅を建てる人を第三者の立場でサポートする会社です。

会社概要  個人情報保護について

 

 

 

 

▲Page Top