業務内容
住宅業界の情報
家づくりの知識
その他の基礎知識
サイトの管理人
(株)ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
YouTubeチャンネル
家づくりのノウハウがいっぱい
毎週金曜日に動画配信しています。
「沓摺り」の読みは「くつずり」です。
沓摺りとは、ドア枠の下部、下枠に当たる箇所を指します。
お勧め記事
この記事をご覧になった方は、次の記事もご覧になっています
部屋の部位【名前・名称】
「洋室」の各部位の名称・・・ドア枠、ケーシング、沓摺など
和室の部位【名前・名称】
「和室」の各部位の名称・・・鴨居、敷居、長押など
床の間の部位【名前・名称】
「床の間」の各部位の名称・・・床框、違い棚、書院など
沓摺りとは、ドア枠の下部、下枠に当たる箇所を指します。
沓摺りと敷居の違いは
沓摺りがドア(片開き戸)の下枠なのに対し、
敷居は引違い戸や片引き戸など、レールや溝が付いた引き戸の下枠になります。
沓摺りの本来の重要な役目は、
ドアが隙間なく閉まるようにする事にあるので、かつては次の図の様な断面形状をしているのが一般的でした。
現在においては
玄関ドアや防音室のドアなど、
密閉性が要求されるドアに関しては20ミリ以下の段差を設けますが、
一般的な室内ドアに関しては、バリアフリーの観点や24時間換気用のアンダーカットの観点から
沓摺りを設けないのが一般的です。
※アンダーカット
24時間換気の通気のために扉の下に設ける1センチ以上の隙間のこと。
ただし、トイレや洗面所など、床の仕上げを変える場合には、
見切り材の役目として、薄くフラットな沓摺りを設ける事が多々あります。
次の写真は、フローリングとクッションフロアーの見切り材として沓摺りが使われている実例です。
この様なフラットな沓摺りを設ける場合は
バリアフリーの観点から、段差について、
設計寸法が3mm以下、仕上がり寸法5mm以下とされています。
つまり、
沓摺りを5ミリ以内の段差にするために、施工誤差を考慮して、
設計段階では3ミリ以下になる様にしなさいという事です。
このページの関連記事
部屋の部位【名前・名称】
「洋室」の各部位の名称・・・ドア枠、ケーシング、沓摺など
和室の部位【名前・名称】
「和室」の各部位の名称・・・鴨居、敷居、長押など
床の間の部位【名前・名称】
「床の間」の各部位の名称・・・床框、違い棚、書院など
床の間の様式と種類
代表的な床の間の形式8種類について、特徴をご紹介
障子の種類【名前・名称】
障子の種類と特徴・メリットとデメリットなど
★オススメの記事
このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で引用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの引用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。
このサイトの管理者
株式会社ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
京都市東山区泉涌寺東林町37-7
株式会社ポラリス・ハウジングサービスは「住宅相見積サービス」を運営し、京都・滋賀・大阪・奈良で注文住宅を建てる人を第三者の立場でサポートする会社です。