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断面図とは
建物を垂直に切断し、横から眺めた図面です。
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断面図とは
建物を垂直に切断し、横から眺めた図面です。
断面図により上下階のつながりや高さ関係が分かります。
階高、天井高、地盤面と床高、
軒の出と高さ、庇の出と高さなどの寸法、
屋根こう配や斜線制限との関係などが表記されます。
同じような断面を示す図面として、
より詳細な「矩計(かなばかり)図」があるため、
断面図の作成は省かれる場合が多いです。
断念図の縮尺は100分の1が一般的で、50分の1で描かれる事もあります。
上の断面図で「A-A’断面図」、「B-B’断面図」となっていますが、これはどこで切った断面図なのかを表しています。
それぞれどこで切っているのかは、平面図に切断線として記載されます。
次の平面図は、上記断面図の2階の平面図です。
戸建て住宅の場合、東西方向と南北方向の2ヶ所で切った断面図を作成するのが一般的です。
断面図の切り方ですが・・・、
ここで取り上げた図面の場合、1階のリビングの天井を高くして、2階の主寝室がスキップフロアになっています。
平面図では、その辺りの高さ関係がどうなっているのか分かりにくいですが、断面図で表現する事で明確になります。
他に、小屋裏収納やロフトがある場合、あるいは勾配天井になっている部屋がある場合なども、それが分かるような位置で切ります。
スキップフロアもなく、小屋裏収納やロフト、勾配天井など、平面図では表現しにくい要素は全くないという事であれば、LDK、あるいはリビング、主寝室といった主要な居室の位置で切るようにするのが一般的です。
高さ関係を表現したい箇所がある場合でも、できるだけ主要な居室で切るようにします。
高さ関係で重要な箇所が2ヶ所あり、直線の断面線では表現しきれない場合、断面線を曲げて表現する事もあります。
例えば図のように「A-A’」の断面線が途中から、上にずらして断面図を作成する事もアリです。
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