ランドリールームで失敗しやすいパターン5選



 

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ランドリールームの失敗

 

注文住宅でランドリールームをご要望する人が増えています。

夫婦共働だと家事の負担をできるだけ軽減させたいですし、昼に留守の状態で洗濯物を外へ干す訳にはいきません。

ランドリールームがあれば洗濯の作業が1か所で完結できます。
洗濯機から洗濯物を出したら、その場で干して、乾いたらその場で畳んで、隣のファミリークローゼットへ収納。
共働きの夫婦だけではなく、専業主婦も家事の負担を大きく減らせます。

そんなランドリールームにはどんなデメリットがあるのでしょうか?
失敗しやすいパターンをご紹介します。

 

目次


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「ランドリールーム」の動画

 


ランドリールームの失敗パターンTOP5


 

ランドリールームのよくある失敗は次の5つ。

  1. 扉が竿に当たる
  2. 洗濯物が乾きにくい
  3. 洗濯物が邪魔になる
  4. 籠っていると寂しい
  5. 狭くて使い勝手が悪い

動画で詳しく解説しています。ぜひご覧になってください。

 

動画長さ:9分12秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

テーマは「ランドリールームの失敗パターン」

 


ランドリールームが人気の理由


 

最近ランドリールームのご要望が増えています。
当社のクライアントではここ最近、4件続けてランドリールームのある間取りをご要望されています。
4件ともご夫婦が共働きで、家事の負担を減らしたいというのが理由です。

家事には料理、掃除、洗濯の3種類があります。

その中でも料理は、家族で美味しく頂くという成果が得られます。
作るのが面倒臭い時は、スーパーのお惣菜や冷凍食品でも構いません。

掃除にしても、家が綺麗になったという達成感が得られます。
しかも、ロボット掃除機を導入すれば掃除の負担は大きく軽減できます。

ところが洗濯は目に見える形で、成果や達成感を得る事ができません。家事の中で、最も地味な作業です。

※洗濯は最も地味な家事

しかも、洗濯物を洗って、干して、取り込んで、畳んで、仕舞う。
最も地味なのに、最も手間と時間がかかる作業です。しかも、毎日。

そんな洗濯の作業を効率化するために有効なのがランドリールームです。

ランドリールーム

でもランドリールームはただ作れば良いというモノではありません。
この動画ではランドリールームで失敗しやすいパターンをご案内します。

ではまず初めに、ランドリールームがあると、どんなメリットがあるのか見てみましょう。

 

ランドリールームのメリット

 

ランドリールームの主なメリットは4つあります。

 


ランドリールームの主なメリット4つ


 

1.洗濯の作業が1ヶ所で完結

中でも最大のメリットは洗濯機で洗濯物を洗って、洗濯物を干して、乾いたら取り込んで、洗濯物を畳んで収納する。
これら一連の作業がランドリールームによって1ヶ所で完結できるという事です。

これは当社の協力工務店のモデルハウスですが、

モデルハウスのランドリールーム

ランドリールームのすぐ横がこの様にファミリークローゼットになっていると、衣類を収納する手間も大きく省けます。

2.天候を気にせず干せる

2つ目のメリットは室内干しですから天候を気にせず干せる事。

3.花粉や黄砂にさらされない

最近の外の空気は奇麗だとは言えません。
3つ目のメリットは洗濯物が花粉や黄砂さらされない事。

4.おしゃれにスッキリ暮らせる

4つ目のメリットは物干し場が視界に入ってこないため、お洒落にスッキリ暮らせます。

おしゃれに暮らせる

 

 

色々とメリットのあるランドリールームですが、失敗して使えなくなってしまう事もありあす。

 

 

ランドリールームの失敗パターン5つ

 

ランドリールームのよくある失敗は次の5つ。

  1. 扉が竿に当たる
  2. 洗濯物が乾きにくい
  3. 洗濯物が邪魔になる
  4. 籠っていると寂しい
  5. 狭くて使い勝手が悪い

動画で詳しく解説しています。ぜひご覧になってください。

 


1.扉が竿に当たる


まず1つ目の、扉が竿に当たる。
扉と言っても部屋へ出入りする内装ドアではありません。
さすがに内装ドアが当たるかどうかという事は平面図を描いた時点で分かります。
よく当たるのは分電盤の扉です。

最近ではこんな事もありました。
天井に取り付けられたこれですが、電動で蓋が開いて物干し竿が下りてきます。

電動昇降物干し

この状態なら大丈夫なのですが、 実は当初は蓋が向こう側に開くように取り付けられていて、収納の扉を開けると蓋に当たっていました。
引渡し前に気が付いて、器具を180度反転して付け直す事で、収納の扉が当たらない様にしました。

この辺りは誰も気付かないまま、引き渡しという事になってしまう可能性があります。

 


2.洗濯物が乾きにくい


続いて2つ目、洗濯物が乾きにくい室内干しで心配なのは洗濯物が乾くのかどうか。

当然、天気のいい日に外へ干すのと同じ様には乾きません。

もしかしたらサーキュレーターや除湿機を使いたくなるかも知れません。
それに備えてそれ用のコンセントを設けておいた方が良いでしょう。

 


3.洗濯物が邪魔になる


続いて3つ目、洗濯物が邪魔になる 。

ランドリールームを洗面脱衣室と兼用するというパターンは多いと思います。
そうなると、洗面台を使おうとしたり、お風呂に入ろうとする度に、干してある洗濯物が邪魔になって、暖簾をくぐる状態になってしまったら嫌ですよね。

そうならない様に、物干し竿の位置を決めなければなりません。
ただ時には洗濯物の量がすごく多い日もあるでしょう。

ホスクリーン

そういう時に備えて、ホスクリーンの様な脱着できる金物で、
竿を増やせるようにしておくと良いでしょう。

 


4.籠っていると寂しい


続いて4つ目、籠っていると寂しい。

洗濯物を畳む作業は結構時間が掛かります。
4人家族だと15分から20分ぐらいかかるでしょう。

しかし狭いランドリールームに長時間1人で籠っていると気が滅入ってきます。
結局わざわざリビングまで洗濯物を持って行って、畳むようになってしまったという話しをよく聞きます。

洗濯物を畳む

そうなってしまうとランドリールームを作った意味が半減してしまいます。
いっその事、畳むのをやめてしまってはいかがでしょう。

ハンガーのまま収納

洗濯物をハンガーで干して乾いたら、基本、そのハンガーに掛けたまま収納してしまうのが楽で良いかも知れません。

 


5.狭くて使い勝手が悪い


続いて最後5つ目、狭くて使い勝手が悪い。

ランドリールームを洗面脱衣室と兼用する場合、3畳以上の広さがあると良いでしょう。
ランドリールームと洗面脱衣室を独立させる場合は、ランドリールームだけで2畳以上、洗面脱衣室と合わせると4畳以上の広さが欲しいですね。

でも、それだけの広さを確保するのは難しいという事も多々あるでしょう。
そういう場合は乾太くんを導入すれば干す必要が無くなります。

乾太くん

そして衣類は畳まずにハンガー収納にすれば、洗濯の作業はすごく楽になりますし、広いスペースは必要ありません。

 

以上、ランドリールームについてご案内しました。

 


ランドリールームのまとめ


ランドリールームの失敗しやすいパターンの5つは次の通り。

  1. 扉が竿に当たる
  2. 洗濯物が乾きにくい
  3. 洗濯物が邪魔になる
  4. 籠っていると寂しい
  5. 狭くて使い勝手が悪い

ランドリールームを採用する際のご参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

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