家の外観で失敗しやすい5つのポイント



 

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家の外観で大失敗

 

なぜ家の外観がダサくなってしまうのか?
そこには共通点があります。

外観で失敗しない様に注意しなければならない5つのポイントを解説します。

間取りばかりに気を取られていてはダメです。
外観デザインも住宅の重要な要素です。

 

 

目次


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外観の大失敗を解説する動画

 


外観で注意しなければならないポイントはこの3つ


 

家づくりでは、どうしても間取りや便利な設備に気を取られてしまいます。
もちろん、間取りや設備も重要ですが、家の外観デザインも同じくらい重要です。
外観デザインを疎かにしてしまい、後悔する人は意外に多いんです。
実は外観がダサくなってしまう家には次の5つの特徴があります。

1.意味の無い色分け
2.要素が多過ぎる
3.窓の位置がバラバラ
4.流行りのデザイン
5.奇抜なデザイン

動画では実例を紹介しながら、わかりやすく解説しています。

 

動画長さ:8分20秒

 

以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。

 

動画のテーマ

 


外観で大失敗するポイントTOP5


 

家づくりでは、どうしても間取りや便利な設備に気を取られてしまいます。
もちろん、間取りや設備も重要ですが、家の外観デザインも同じくらい重要です。
外観デザインを疎かにしてしまい、後悔する人は意外に多いんです。
実は外観がダサくなってしまう家には次の5つの特徴があります。

1.意味の無い色分け
2.要素が多過ぎる
3.窓の位置がバラバラ
4.流行りのデザイン
5.奇抜なデザイン

この内、どれか1つでも当てはまれば、ダサい家になってしまうのです。
それぞれどういう事なのか詳しくご案内します。

 

 

 

1.意味の無い色分け

 

 


色分けの意図をハッキリさせる


 

外観の色を複数使用する場合、建物の凹凸に合わせて色を変えるのが良いでしょう。
こちらの家も凹凸に合わせて色を変えています。

外観の形状に合わせて色分け

 

1階と2階で色を変えるというのも、よくやる色分けの方法です。

1階と2階で色分け

 

それ以外にも、建物の形状とは関係なく色を変えてアクセントとしたりします。

アクセントとしての色分け

 

ただし建物の形状とは関係なく色を変えると、得てしてこの様になってしまう可能性があります。

無意味な色分け

 

こちらの家も上手く色分けができているとはいえません。

中途半端な色分け

 

意味の無い色分けはすべきではありません。
色分けをするのであれば、ハッキリとした意図が必要だと思います。

※色分けの意図をハッキリさせる

次に2つ目、要素が多過ぎる。

 

 

2.要素が多過ぎる

 

 


要素は3種類までに抑える


 

こちらの写真をご覧ください。

要素が多過ぎる家の1

外壁は白いボンタイルの吹付。
同じ様に白く塗装されていますが、縦格子が付いています。
屋根の部分はカラー鋼板。
左側のベランダはモザイクタイル。
右側のベランダはグレーのボンタイルの吹付。
玄関回りはベージュのタイル貼り。

色々な要素が混在して、ごちゃごちゃした状態になっています。
おそらく、建築された当初はモダンな建物だったと思うのですが、メンテナンスを繰り返している内にこうなってしまったのでしょう。

 

こちらもそうですね。

要素が多過ぎる家の2

1階は白色の塗装で、2階はダークグレーの塗装。
そしてここに少しベージュ色の土壁が見えています。
コーナーには石が貼られていて、建物の横はグレーの金属サイディング。

やはり要素が多く混在すると、ごちゃごちゃした外観になってしまいます。
混在させる要素は3種類までに抑えた方が良いと思います。

※要素は3種類までに抑える

次に3つ目、窓の位置がバラバラ。

 

 

3.窓の位置がバラバラ

 

 


外観も意識して間取りを作る


 

窓は家の外観に大きな影響を与えます。
例えばこちら、色々な形の窓がバラバラに付いているため、ごちゃごちゃした感じがします。

窓がバラバラの家

 

一方、こちらの建物ですが、窓の数は多いものの、形や位置が揃えられているので、スッキリした印象がします。

窓が揃っている家

 

先程の窓がバラバラになっている建物も例えば1階の窓だけでも窓を揃えれば、この様に全く印象が変わります。

窓がバラバラな家を修正

間取りを作成する時、間取りだけに気を取られていると得てして窓がバラバラになって、残念な外観になってしまいやすいです。

ぜひ外観も意識して、窓の種対や位置を考える様にしてください。

※外観も意識して間取りを作る

次に4つ目、流行りのデザイン。

 

 

 

4.流行りのデザイン

 

 


古さが強調されてしまう


 

10年程前、南欧風の外観デザインがすごく流行りました。
ベージュ色の塗り壁で、妻壁の中央にロートアイアンの飾りが付いているというのが特徴です。

南欧風の外観

この外観デザインが悪いという訳ではありませんが、今は南欧風の外観を採用する人はいません。
昔、流行った外観デザインだなという印象があるので、古さを感じてしまいます。

 

25年前には北米風の外観デザインがすごく流行りました。

北米風の外観

北米風の外観はより古さを感じてしまいます。
流行りの外観デザインは、後々、古さが強調されてしまうリスクがある事を頭に入れていおいてください。

※古さが強調されてしまう

次に5つ目、奇抜なデザイン。

 

 

 

5.奇抜なデザイン

 

 


景観を壊してはいけない


 

自分の家ですから、違法でなければどんな家を建てても構いません。
ただし、奇抜な外観デザインは避けるべきかと思います。

こちらは漫画家の楳図かずおさんが2009年に建てたご自宅なのですが、外観デザインをめぐって近隣の人達とトラブルになりました。

まことちゃんハウス

建物の外観は周りの景観に影響をあたえます。ですから個人が全く自由にしていいモノではないと思います。
景観を壊すような外観デザインは避けた方がいいでしょう。

※景観を壊してはいけない

以上、外観で大失敗してしまう5つのポイントをご案内しました。

 

 

 

まとめ

 

 

ご案内した外観デザインで大失敗するポイントTOP5はこちらです。

  1. 意味の無い色分け
    外観に複数の色を使う場合は、色を塗り分ける意図がハッキリしていないと妙な外観になってしまう。
  2. 要素が多過ぎる
    要素は3種類以上になるとゴチャゴチャした印象になってしまう。
  3. 窓の位置がバラバラ
    窓の種類はできるだけ少なくして、大きさと位置を揃えるとスッキリする。間取りだけに気を取られていると失敗しやすい。
  4. 流行りのデザイン
    外観は度々すごく流行するデザインが発生するが、その流れに乗ってしまうと後で古臭さが強調される事になる。
  5. 奇抜なデザイン
    外観は個人のモノではなく、地域のモノ。周りの景観を壊してはいけない。

いかがでしたか?

この動画が貴方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

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