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住宅ローンを申請するときに、返済方法を選びますが、 返済方法には元利均等と元金均等というものがあります。
元利均等では月々の返済金額が一定で変わりません。元金均等では当初の返済金額は多くなりますが徐々に少なくなっていきます。
長期間でローン返済を組んだ場合、ほとんどの人が元利均等返済を利用しています。ただ、元金均等返済の方が利息は少なくて済みます。
「元利均等と元金均等」の目次
月々の返済金額が一定で変わりません。
返済当初は利息の割合が多く、元金がなかなか減っていかないのですが、返済が進むにつれて、徐々に元金の割合が多くなって、支払い修了間近になると返済額のほとんどが元金になります。
元金を月々一定の金額で払っていきます。
利息は元金の残高に対してかかってきます。
返済当初は残高が多いため、利息が多くなりますが、返済が進めば残高が減っていき、それに伴って利息も少なくなってくるので、徐々に月々の返済金額が減っていくことになります。
2500万円を金利3% 、30年の固定金利で借入れた場合のシュミレーションを見てみましょう。
元利均等は105,401円で30年間変わりません。
元金均等は1回目が131,944円ですが、
13年目の156回目には105,034円になり、
元利均等とほぼ同じになります。
それ以降は元利均等を下回り、
最終の360回目には69,788円と大きく下回ることになります。
1回目 |
2回目 |
3回目 |
156回目 |
360回目 |
|
元利 均等 |
105,401円 |
105,401円 |
105,401円 |
105,401円 |
105,401円 |
元金 均等 |
131,944円 |
131,770円 |
131,596円 |
105,034円 |
69,788円 |
常に元金均等の方が残高は少なく、早く元金が減っていきます。
1回目 |
2回目 |
3回目 |
156回目 |
360回目 |
|
元利 均等 |
24,957千円 |
24,914千円 |
24,870千円 |
16,827千円 |
0円 |
元金 均等 |
24,930千円 |
24,861千円 |
24,791千円 |
14,166千円 |
0円 |
元金均等の方が約166万円も少なくて済みます。
30年から35年の長期間でローン返済を組んだ場合、ほとんどの人が元利均等返済を利用しています。
元金均等返済の方が利息が少なくて済むのは分かっていても、当初の支払金額が多くなるので、ローンの審査の際に、必要な年収条件が厳しくなり、借りにくくなります。
返済にゆとりのない人は、
とりあえず元利均等返済でスタートするのが無難です。
でも、もしあなたの住宅ローンの返済に余裕があって、「若いうちにドンドン返してしまいたい!」という場合には、かなりメリットがあります。
また、まずは元利均等返済でスタートして、状況に応じて元金均等返済に切り替えることもできます。
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