建築面積とは
【住宅建築用語の意味】

建築面積は建築基準法により規定されていて、建ぺい率を計算するときの基準に使われます。

建築面積は一般的に
「建坪」と同じように使用される場合があります。

しかし、「建坪」は1階部分の床面積のことを呼び、建築面積と同じように使っていますが、厳密には違います。

 

　算入するもの

次の場合は建築面積に算入しなければなりません。

 

1メートルを超える庇やバルコニー

外壁から出幅が1メートルと超える部分、
例えば1メートル20センチの出幅であれば、20センチ分は建築面積に算入されます。

 

閉鎖的な庇やバルコニー

庇の出を大きくして柱を建てて支える場合は、柱で囲まれた部分も建築面積に算入されます。

バルコニーやベランダも三方を壁で囲まれたり、柱が建てられている場合は建築面積に算入されます。

 

外部階段

外部階段は建築面積に含まれます。（延べ床面積では含まれません）

 

条件から外れた出窓

床から30センチ以上の高さの位置で、壁からの出が50センチ以下の「出窓」は算入されませんが、その条件から外れる出窓は算入されます。