地鎮祭の準備(神主さんの手配やお供え物など)と当日の流れ



 

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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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地鎮祭の様子
地鎮祭の様子

 

住宅を新築する前に地鎮祭をする人も多いでしょう。

地鎮祭の準備はどうしたら良いの? 
神主さんにお供え物や現場の設営など、施主が手配する物は何? 
当日はどんな流れで進むの?
地鎮祭のマナーって?
儀式にはどれだけの時間が掛かるの?

そんな疑問にお答えします。

 

 

 

 

 

目次


 

 

 

 

 

地鎮祭とは

 

建物の新築をする際、工事の前に、その土地に住む神様に対し、これから土地を利用させてもらう許可を得る儀式です。

神社に依頼するのが一般的で、酒・水・米・塩・野菜・魚等のお供え物をして、神主さんに祝詞奏上をしてもらい、工事の安全と家の繁栄を祈願します。

神社以外にも、たまに仏式で行う事もあれば、施主と施工会社だけで簡単に済ませる場合もありました。

 

ところで、地鎮祭の由来については、よくわかっていません。

地鎮祭に関する最も古い記録は、西暦690年、持統天皇の御世に、
藤原京造営に先立って“鎮め祭らしむ儀式“が行われていたことが記された「日本書紀」とのこと。

少なくとも、1300年以上前には行われていたようです。

 

最近では、地鎮祭をしないケースも多くなっています。

しないからと言って、別に祟られたと言う話は聞いたことがありませんし、するかしないかは気持ちの問題かも知れません。
ただ、注文住宅で家づくりをする機会でもなければ地鎮祭をする事はないでしょうし、費用は3~5万円程度なので、一度、経験しておくのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

地鎮祭の準備

 

地鎮祭の「1ヶ月前」、「1週間前」、「前日」に分けて、どのような手順で準備を進めていくのかご紹介します。

最近は施主が準備しなければならないような事は、ほとんどなくなりました。
ハウスメーカーや工務店などの住宅会社に依頼すれば、地鎮祭の段取りのほとんどをやってくれるのが一般的です。

しかし、地域や神社によっても違いますが、自分で手配しなければならない事柄もあるので、頭に入れておきましょう。

 

 

1ヶ月前の準備
(日程を決める)


少なくとも1ヶ月前には地鎮祭の日時を決定して、神社に連絡し、日時を押えておきましょう

工事スケジュールの都合もあるので、住宅会社と話し合って決めます。
そして「仏滅」などを避け、吉日を選ぶのが一般的です。

吉日としては「大安」がベストですが、
「大安」以外では、「友引」、「先勝」の午前中、「先負」の午後でもOKとされています。
神社の都合もあるので、開催日時は複数の候補を選びましょう。

 

★地鎮祭に向いた吉日
終日大吉の大安
大安は終日に渡り大吉です。地鎮祭をするのには最適の日です。
友引の吉凶
友引は大安に次いで、地鎮祭に向いた日になります。
ただし、11時から13時までの間は「凶」なので、朝か夕方に開催するのが良いでしょう。
先勝の吉凶
先勝は午前中が吉になるので、正午までに祭事を終わらせると良いでしょう。
先負の吉凶
先負は午後が吉になるので、正午以降に祭事を開始すると良いでしょう。

 

 

地鎮祭を依頼する神社として最も多いのは近所の神社。あるいはその地域で名の通った大きな神社といったところです。

人気のある神社や建築着工の多い時期、吉日が休日と重なるときには、同じ神社に依頼者が殺到することがあるので、早め早めに準備をしていくようにしましょう。

 

 

 

 

 

1週間前の準備
(人数の決定と粗品の用意)


1週間前には「地鎮祭への参列者の確定」、「祭壇に供えるお酒の用意」、「近所に配る粗品の用意」をします。

 

★参列者の人数を神社に伝える

神社では人数に応じて、玉串(サカキの枝)を用意しなければならないので、参列者の人数を確定させ、神社へ伝えます。
(施主側が何人で、住宅会社側が何人なのか)

合わせて、建築場所、建主、施工者、設計者の氏名なども神社に伝えます。
(祝詞奏上のなかで、設計者名・施工者名と肩書きを入れて奏上するため)

 

★祭壇に供えるお酒を用意

ハウスメーカーや工務店側は地鎮祭でお供えするお酒を必ず用意してくれます。
もちろん施主もお酒を供えして構いませんので、お供えするのであれば1週間前には用意しておくと良いでしょう。

地鎮祭にお供えするお酒のマナーについて詳しくは、このページの後述の「奉献酒についてのマナー」の記事をご覧ください。

ちなみに、施主が供えたお酒は、地鎮祭の後で神主さんが持ち帰り、住宅会社がお供えしたお酒は施主が持ち帰ります。

 

地鎮祭にお供えするお酒の実例 


★近所に配る粗品を用意

地鎮祭の後、住宅会社と一緒にご近所回りをして、挨拶するというケースが多く、その際に粗品をお渡しするのが一般的です。

粗品は住宅会社が用意しますが、施主も一緒に用意したいと希望される場合も多々あります。

住宅会社と話し合って、もし施主が用意するのでしたら、1週間前には購入しておきましょう。

近所に配る粗品について、詳しくはこのページの後述の「近所への挨拶と粗品」をご覧ください。

 

 

前日の準備
(現場設営と玉串料の用意


地鎮祭の前日は、現場に青竹を4本立てて、それらをしめ縄で結び、四角形で囲み、中央にテントを張ります。

それらの縄や竹、テントの準備などは、全て住宅会社が手配してくれるので、特に施主が何かをしなければならないという事はありません。

ただ、気を掛けなければならないのは、前日の地面の状態です。

前日に大雨が降ったりすると、地面がぬかるんでいる事があり得ます。そうなると、長靴を履いて参列した方が良いでしょう。

もし、ご自身で地面の状況確認ができないようでしたら、住宅会社の担当者に現場の様子を教えてもらうようにしましょう。

また、当日に神主さんへお渡しする玉串料を入れる「のし袋」を準備しておきます。のし袋に関しては様々なマナーがあるので気を付けてください。

のし袋について詳しくはこちら
地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額 地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額

 

 

 

 

 

当日の地鎮祭の流れ

 

日ごろ、あまりやることのない「玉串(榊の枝)の供え方」「2礼、2拍手、1礼」など祭壇の前で行うマナーについては、
その都度その場で神主さんが教えてくれます。

ですから、当日はそれに従っていれば大丈夫です。

とは言うものの、事前にどのようなことをやるのか分かっていないと、戸惑ってしまいますね。
ですからここで、会場のレイアウトと地鎮祭の流れをご紹介します。

 

 

地鎮祭会場のレイアウト


青竹としめ縄で囲まれた四角形の中に祭壇と参列者の席を設けます。
地鎮祭の儀式が行われている間は、基本的に四角形の中にいなければなりません。

祭壇は南向きか東向きになる様にし、祭壇に向かって、右側に施主の関係者が座り、左側に住宅会社側の関係者が座り、施主側と住宅会社側の席は人が通れるだけの間を空けて配置します。(図ではそうなっていませんが)
間を空ける事で、参列者の動きがスムーズになるという事もありますし、神社によって考え方が違うようですが、その間を通って神様が祭壇に降りてくるとのこと。

祭壇には、神社が用意した米・塩・酒・山の幸3種・海の幸3種をお供えします。
ただし、神社によっては住宅会社が用意しなければならないケースもあれば、施主が用意しなければならないケースもありました。

祭壇のお供えは御下がりとして施主が家に持ち帰る事になっています。

地鎮祭のレイアウト

 

 

 

 

 

 

儀式の流れ(式次第)


地鎮祭の時間自体は20~30分ほどです。
ただ、祭壇等の設置と撤去の時間もありますので、全体では1時間ほどになります。

式典の進行役は住宅会社がやる場合もありますが、神主さん自らがやる場合がほとんどです。

地鎮祭は10の儀式で構成されていて、一つ一つの儀式毎に、神主さんが祭壇の右側へ下がって進行していきますが、初めてご覧になると、妙な感じがするかもしれません。

神社や地域によって多少の進行の差がありますが、概ねここでご紹介する通りの流れで行われます。
次にご紹介する10の儀式の内、赤字の部分を施主が行うので、頭に入れておいてください。

 

1.修祓(しゅばつ)

参列者とお供え物を祓い清める祭儀。
神主さんがお祓いの言葉を奏上し、大麻(おおぬさ)を左右に振ってお祓いをします。

修祓の画像

2.降神の儀(こうじんのぎ)

この土地に鎮まる神様と地域の神様をお迎えする厳粛な祭儀です。
神主が「オオー」という声を出し、神様が祭壇に降臨してきます。
その際、参列者は頭を下げます。

神降の儀の画像

 

 

 

 

 

3.献饌(けんせん)

神主が祭壇のお供えを、神様にお召し上がりいただくために、お神酒と水の蓋を取ります。
その間、参列者は着席したまま静かに見守ります。

献饌の画像

4.祝詞奏上(のりとそうじょう)

これから先、この土地をお借りして家を新築する事を神様に奉告する儀式です。
神主さんが紙に書かれた文章を読み上げます。
文章の内容は、施主、設計者、施工業者を神様に紹介し、工事の安全を祈る言葉が綴られています。

祝詞奏上の画像

 

 

 

 

5.四方祓いの儀(しほうばらいのぎ)

神主さんが敷地の四隅と中央をお神酒・米・塩・白紙で清めますので、施主も同行します。(神主さんだけで行う場合もあります)
その間、残った人は着席したまま静かに待ちます。

地鎮祭のレイアウト

6.地鎮の儀(じちんのぎ)

祭壇の横に盛った砂山で行う儀式です。

  1. 設計者が鎌で草を刈る刈初め(かりそめ)、
  2. 施主が鍬で盛り砂を起こす穿初め(うがちぞめ)、
  3. 神主さんが鎮め物(しずめもの)を納め、
  4. 最後に施工業者が鋤で砂を均す土均し(つちならし)を行います。

神主さん以外は、それぞれ3回に分けて、「えい、えい、えい」と声を出しながら行います。

写真は施主が行う穿初め(うがちぞめ)。鍬で盛り砂を掘る動作を3回します。

地鎮祭の儀の画像

 

 

 

 

 

7.玉串拝礼(たまぐしはいれい)

参列者が順番に祭壇の前に立ち、玉串を捧げ工事の安全を祈ります。
(施主⇒施主の関係者⇒工事関係者の順に玉串を捧げます)
神主さんから玉串を受取り、祭壇の前に立ち、玉串を時計回りに回して根本を神様に向けて祭壇にお供えします。
その後2礼(深く二回お辞儀をする)2拍手(2回柏手を打つ)1礼(1回深くお辞儀をする)最後に軽く礼をして下がります。

玉串拝礼の画像

8.徹饌(てっせん)

神主さんがお神酒と水の蓋を閉じお供え物をお下げします。
献饌(けんせん)の逆の動作をします。
その間、着席したまま見守ります。

撤饌の画像

 

 

 

 

9.昇神の儀(しょうじんのぎ)

神様に元の座へお戻りいただく儀式。
神主が再び「オオー」と声を出すので、頭を下げます。
神様が昇神するまで、静かに待ちます。

昇神の儀の画像

10.直会(なおらい)

地域によっては、お酒・おつまみで歓談する場合もありますが、最近では、施主の挨拶の後、神主さんの音頭で乾杯をして盃に口を触れるだけで終わる場合が多いです。
施主の挨拶は、「1.参列者へのお礼」「2.マイホーム着工の喜び」「3.工事の安全と無事を祈念」の順に述べるのが一般的です。

直会の画像
 

 

 

 

 

 

地鎮祭の実例動画

(動画長さ4分36秒)

奉献酒についてのマナー

 

地鎮祭でお供えするお酒の事を「奉献酒」といいます。
奉献酒はお神酒(おみき)として祭壇に供えられ、式典の後、直会(なおらい|宴会)の場で参列者に振る舞われます。
現在では直会は簡略化され、盃に少しだけお神酒を注ぎ、乾杯をして口を触れる程度で終わります。

個人住宅の場合、奉献酒は施工会社がお供えして、施主はお供えしないというパターンが多いです。
しかし、当然、施主も用意して、お供えしても構いません。
施主がお供えした奉献酒は、神主さんに渡され神社に持ち帰り、施工会社の奉献酒は施主が持ち帰るのが一般的です。

奉献酒は日本酒の1升瓶2本をセットにして、箱入りか縄で束ねてお供えするのが一般的なマナーですが、折角なら後で美味しく飲んで頂くために、同じ予算でランクの高いお酒1本でも良いでしょう。

のし紙は、酒屋さんに「地鎮祭用のお酒」だと言えば、表書きもしてくれます。

一般的な表書きのマナーとしては、上部に「奉献」、下部に自分の(お供えする人)の名前を書きます。

お供えしたお酒 

 

 

 

 

 

近所への挨拶と粗品

 

地鎮祭の式典終了後、近所への挨拶をする場合がほとんどです。

挨拶をするのは一般的に「向こう3件、両隣」と「裏の3件」の計8件を回るのが一般的です。
どこに挨拶回りをするのかは、施工会社と話し合って、状況に応じて決めると良いでしょう。

挨拶をする際には手土産として粗品を持参するのがマナーです。
手土産にはのし紙を付け、表書きには「粗品」あるいは「御挨拶」と書きます。

手土産は施工会社が用意する場合もありますし、施主が用意する場合っもあります。
または、それぞれが用意する場合もあります。
その辺りについてとどうするのか、事前に施工会社と打ち合わせをしておきましょう。

手土産の品は洗濯用洗剤や食器洗い洗剤などの消耗品にする方が多いです
頂く方も、タオルとかよりは消耗品の方が喜んでくれるように感じます。
実際に粗品を渡した時に「消耗品はいくらあって嬉しい」(お世辞かも知れませんが)とおしゃる近所の方が何人かいました。
タオルを渡して、そのような言葉が返ってきたという記憶はありません。

近所への挨拶回りを施工会社にお任せして、施主はしないというケースも多々あります。

しかし、もし新たに土地を購入して家を新築するのであれば、
近所の人たちに好印象を持ってもらい、工事がスムーズにいくようにするのはもちろん、どんな人たちが住んでいるのかを確かめるためにも、施主も挨拶をする方が良いでしょう。

もし、留守だった場合は、施工会社が用意した手紙を置いておきます。
お施主さんの状況や都合にもよりますが、留守だったお宅には、後日改めて挨拶に行くというお施主さんもいました。

 

 

 

 

 

 

 

玉串料・のし袋の表書き

 

地鎮祭に掛かる主な費用としては、神社にお支払いする「玉串料」です。
(「初穂料」とも言います)

テントや紅白幕、竹やしめ縄などは、住宅会社の方で用意してくれて、その費用を請求されないのが一般的です。
(テントや紅白幕は自前で持っている住宅会社がほとんどすが、竹やしめ縄はその都度手配しなければならないので、その分だけは請求されるばあいもあるかも知れません)

玉串料はのし袋に入れ、地鎮祭が終わった後に、神主さんにお渡しします。

のし袋や金封には表書きの書き方などのマナーがあるので、ちゃんとそのマナーに沿って準備してください。

詳しくはこちら
地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額 地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額

いくら包めばよいのかは、地域や神社によって違いますので、率直に神社に尋ねるのが良いでしょう。

 

地鎮祭の玉串料

のし袋の表書き
地鎮祭の費用について詳しくはこちらをご覧ください。

地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額 地鎮祭の費用(玉串料)・のし袋の書き方と金額

 

 

 

 

 

地鎮祭の服装

 

あまりに派手な服装やだらしない服装で地鎮祭を行うのはどうかと思いますが、
普段着ているような服装で構いません。

もちろんスーツでもOKです。

地鎮祭の服装について詳しくはこちらをご覧ください

地鎮祭の服装の実例 地鎮祭の服装の実例

 

夏なら現場には蚊がたくさんいるコトがよくあります。

30分間、逃げるに逃げられず、たいへんな思いをするコトになるかも知れません。

虫除けスプレーなどの用意を忘れずに。

 

また、雨模様なら、現場はぬかるんでいます。

当日は雨が降っていなくても、
前日が雨であれば、ぬかんでいると見て間違いありません。

そんな時、綺麗な靴では惨憺(さんたん)たる結果になります。

そういう時は長靴で出席しても何も問題はありません。

地鎮祭の服装

 

地鎮祭の服装について詳しくはこちらをご覧ください

地鎮祭の服装の実例 地鎮祭の服装の実例

 

 

 

 

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