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コンセントの位置と数を適切に設置しないと、不便ですし、タコ足配線などになって危険です。
それを防ぐためにはコンセントをどの位置に配置して、どれだけの数を付けなければならないのか?コンセントをよく忘れがちな所を12か所ご案内します。
目次
動画でご紹介する「コンセントの後悔する12選」は次の4つに分けて、お伝えします。
1.LDKのコンセント
2.その他の部屋のコンセント
3.掃除関連のコンセント
4.屋外のコンセント
動画長さ:13分19秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
今回はコンセントについてのお話です。
ここにコンセントがあれば、良かったのに・・・。
コンセントの失敗で特に多いのは数が足りないという事です。
ここに増設したいと思っても、場所にもよりますが、数万円の費用が掛かります。
ですから、我慢しようかという事になるのですが、毎回毎回、後悔を感じながら生活しなければなりません。
コンセントは地味ですが、失敗すると、結構ダメージが大きいです。
そこで、今回のテーマは「ここにコンセントがないと後悔する12選」
コンセントの数は概ね2畳に1ケ所という事を目安にすると良いでしょう。
しかし、部屋の状況によって変わってきます。
実際に生活する事を想像して、どこにどれだけ必要なのか判断しなければなりません。
また、将来の状況を考えて備えておく事も重要です。
これからご紹介する「コンセントの後悔する12選」は次の4つに分けて、お伝えします。
1.LDKのコンセント
2.その他の部屋のコンセント
3.掃除関連のコンセント
4.屋外のコンセント
どれも見落とされがちですが、あると便利なコンセントをご紹介します。
動画の終わりの方には、いつもの「最後の一言」もあるので、ぜひ最後までご覧になってください。
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ではLDKのコンセントをご案内します
LDKのコンセントで、無いと後悔するのは次の通りです。
1:AV機器周辺
2:キッチンシンクの上
3:ダイニングテーブルと同じ高さのコンセント
リビングのスペースにはテレビやブルーレイレコーダーが置かれるのが一般的です。
それ以外にもオーディオ機器を置く人も多いでしょう。
ですから、家の中でも特に電源コンセントを充実しておいた方が便利な場所です。
ところで、昔、工事現場で電気屋さんに教えてもらった事をご紹介します。
コンセントを良く見ると、差込口の左右の大きさが違っています。
右が小さく、左が大きくなっています。
実はこれは右の小さい方から電気が流れてきて、左の大きい方へ抜けて行くようになっています。
そしてAV機器のプラグはそれに合わせて挿さないといけないのです。
普通の、電化製品はプラグの向きを気にしなくてもいいのですが、AV機器は正しく挿さないとノイズが入るらしいです。
ただ、プラグの向きの表示はメーカーによって違います。
プラグに何らかのマークが付いていたりします。マークが付いていたら、そちらを左になる様に挿します。
あるいは電源コードに白い線があれば、そちらが左になる様に挿します。
逆に挿したからと言って故障する訳ではありませんが。せっかくなら正しく挿すようにしましょう。
キッチンではミキサーや、フードプロセッサーなどよく使用します。
そんな時、シンク側のこの位置にコンセントがあると、とても便利です。
ただし、取り付ける位置は水が掛からない位置にしましょう。
同じ様にガスコンロからも距離を離す必要があります。
これはダイニングテーブルを壁に付けて置く場合になります。
普通の床付近の高さではなく、テーブルよりも少し上にコンセントを設置します。
するとホットプレートなどを使用する際に非常に便利です。
特に関西では必須のアイテムのたこ焼き器を使う時に活躍してくれますね。
ノートパソコンをダイニングで使用する人は多いと思います。
その場合も充電しながら作業ができて便利です。
では続いて、他の部屋のコンセントを見て行きましょう。
LDK以外の部屋で、コンセントが無いと後悔するのは次の通りです。
4:洗面所の収納の中
5:デスク周辺
6:寝室の枕元周辺
7:インターネット関連
洗面所の収納の中にコンセントを設置すると、使い勝手がよく重宝します。
例えば、電動歯ブラシを使った後に、収納の中で、そのまま充電できるようになります。
あるいは、ドライヤーをコンセントから抜き差しすることなく、使って、収納する事ができます。
とても便利だと思うので、一度検討されてはいかがでしょうか。
洗面台や収納を取り付ける前であれば、問題なく設置できます。
書斎や子供部屋などのデスク周辺は、特にコンセントの数が多く必要になる場所です。
デスクライトや電動鉛筆削りはもちろんですが、昔と違い、パソコンやプリンター、HDDにタブレット。
デスク周りで使用する家電は、年々増加傾向にあります。
今後の事も考え、ちょっと多めに設置しておきましょう。
また、コンセントの位置はデスク面より上にした方が使い勝手が良いでしょう。
寝室は模様替えをする機会が少ない部屋の一つです。
ですから、予め必要な場所に必要なだけ、コンセントを設置して置く必要があります。
特に、枕元周辺のコンセントは、寝ている間にスマートフォンの充電をするには、持って来いです。
また、電気スタンドなど、様々な用途で利用することが想定されます。
どこにどの家具を置くのか、しっかり決めて、コンセントの位置と数を検討しましょう。
インターネットを繋ぐ方法はいくつもあります。
普通の光回線という人もいれば、ケーブルTVのインターネットという人もいるでしょう。
さらに、各部屋にLAN配線にするのか?
あるいは、無線にするのか?
インターネットをどうするかでコンセントの必要な個数や位置が変わってきます。
その辺りは設計段階で、住宅会社としっかり、すり合わせておきましょう。
モデムやルーターをどこに置くのか、しっかり考える必要があります。
では続いて、掃除関連のコンセントを見て行きましょう。
コンセントの位置によって掃除の負担が違ってきます。
注意しなければならないのは、次の通りです。
8:掃除機用コンセント
9:掃除ロボット用
10:掃除機収納スペース
各居室には、掃除機を使うためのコンセントを1ケ所設けておきましょう。
他に、玄関、廊下、階段にも忘れてはいけません。
実際に掃除をする事をイメージして場所を決めるのが良いです。
コンセントの位置ですが、掃除用はあえて高くする方法もある
通常のコンセントは床から25cmの高さです。
それを60センチの高さにします。
すると、無理のない姿勢でプラグを抜き差しできるようになり、腰への負担が大きく軽減できます。
以前、ご高齢者のお宅でその様にしたところ、とても喜ばれました。
ご高齢者に限らず、若い人でも使い勝手の良いコンセントになる事でしょう。
掃除ロボットがどんどん普及しています。
いずれ、どの家庭にもあるという状況になるのは、そんなに遠い未来ではないでしょう。
今は掃除ロボットを使っていないかもしれません。
でも新築を機に掃除ロボットを導入するという人も多いはずです。
導入するしないに関わらず、これから新築する人は、掃除ロボットの基地をどこにするのか考えておいた方が良いです。
そしてそこに、充電用のコンセントを設置しましょう。
掃除機はコードレスタイプがどんどん普及しています。
この勢いだと、コードレスが一般的な掃除機になるかも知れません。
そこで、掃除機を収納するスペースの内部にはコンセント設置しておきましょう。
コードレスの掃除機を収納したまま充電ができるようになります。
もし、コードレス掃除機じゃなくても、電動アシスト自転車の充電池を充電する場所としても丁度良いです。
収納の中にコンセントがあると、色々と使い道はあるようです。
屋外で、コンセントが無いと後悔するのは次の通りです。
11:ベランダやテラス
12:駐車スペース
ベランダやテラスでバーベキューを楽しむという人は多いです。
その際、ホットプレートや照明用が必要になります。
ところが、もしコンセントがないと室内からコードを引っ張ってこなければなりません。
窓や網戸を完全に閉める事ができなくなりますし、使い勝手も悪いです。
また、DIYで電動のこぎりなどを使う時にも、コンセントがあれば便利です。
車内の清掃をするための掃除機や、洗車のための高圧洗浄機用に、コンセントが必要です。
高圧洗浄機を使うという事は、コンセントと一緒に散水栓か立水栓を設けておくと良いでしょう。
それにしても高圧洗浄機を使うと、何でもすごくきれいになるので良いですね。
ベランダやテラスで使っても重宝する事でしょう。
ですからベランダやテラスでも、コンセントと一緒に立水栓なんかも設置する事をお勧めします。
それと、もう一つ重要なのはいずれ電気自動車が当たり前になるという事です。
電気自動車の充電には200Vの電源が必要になります。
でも後から、電源を用意するのはとても大変です。
では最後に一言。
コンセントの電源とかけて
犯人を留置するとときます。
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