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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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ハウスメーカーの数社から相見積もりをとれば、1社を残し、断らなくてはなりませんが、ハウスメーカーの営業マンはしつこくて、なかなか諦めてくれません。
でも、上手に断る魔法の方法があります。断り方のポイントと実例をご紹介します。
※動画にてわかりやすく解説しています。
目次
なぜ住宅の営業マンはあんなにしつこいのか?
困っている人も多いのではないかと思います。
でも、上手く断る方法があるので、この動画をご覧になり、ぜひご参考になさってください。
動画長さ 9分04秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
今回は「家づくりで誰もが困る事」についてのお話しです。
家を新築しようと思えば数社のハウスメーカーや工務店に声を掛け、相見積を取りますね。
でも選ぶのは1社だけ。他社は断らなくてはいけません。
ところが住宅の営業マンはしつこくて、なかなか諦めてくれません。
ハウスメーカーや工務店に引導を渡すというのは気が引けるかも知れませんが、必ず通らなければならない道です。
この動画でお伝えするのは
当社へご相談に来られるお客さんは、それまでハウスメーカーと話を進めていたという方が多いです。
何度か打合せを重ねたものの、行き詰ってしまいご相談に来られます。
行き詰ってしまう理由のほとんどが、次の3つのパターンです。
1つ目は、要望に応えてくれない。
2つ目は、YESマンになっている。
3つ目は、急いで契約を迫る。
もし、どれかに当てはまれば、そのハウスメーカーはすぐ断った方が良いでしょう。
時間の無駄になりますし、ロクなことになりません。
これは結構多いです。例えば、平屋が良いと言ったのに、2階建ての図面が出てきた。・・・ウソみたいですが本当にあった事です。
「主寝室を狭くしてウォーインクローゼットを広げて欲しい」と言ったのに、図面が変更されていない。
「キッチンの食器棚は今のを使いたいので、見積りから外して欲しい」と言っているのに、見積に入っている。
これは先ほどとは逆に、施主の要望にはちゃんと応えてくれます。
例えば、「2台分の駐車スペースが必要」「4LDKにして欲しい」「1階と2階にトイレが欲しい」
要望すればちゃんと間取りに反映してくれる。でもそれだけなのです。
施主の言った通りにするだけで、プロとしての提案が全くないのです。
施主は素人ですから、プロからのアイデアやアドバイスが無ければ、注文住宅なのに建売りよりレベルの低い家になってしまいます。
だ、間取りも仕様も決まっていないのに、契約を迫ってくる事がよくあります。
「今月中に契約をしたら100万円値引きします」とか
「モニター価格の枠が残り1枠になっています」というのが常套手段です。
その話に乗ってしまったら、相手の思う壺。他社と比較する事はできなくなってしまい、貴方は正にまな板の上の鯉です。・・・
ハウスメーカーの営業マンは、何度断ってもなかなか諦めてくれません。
それは相手に交渉の余地を与えているからです。
例えば「他社の間取りの方が良かったので」
と言って断れば、「もう一度、間取りを作らせてください」と粘ってきます。
「他社の方がずっと安い金額だったので」
と断れば、「上司に特別値引きを掛け合うので、もう一度見積を出させてください」と言ってくるでしょう。
交渉の余地を与えないためにはどうしたら良いのか?実はどんなにしつこい営業マンでも諦めてしまう魔法の言葉があります。
その言葉は「他社で契約しました」
これを言われたら、営業マンとしてはお手上げです。
実際はまだ、他社と交渉中で、契約していなくても良いのです。
とにかく、断る時には「他社と契約しました」これに限ります。
営業マンからしてみても、きっぱり断ってもらった方がありがたいです。
なぜなら、営業マンは上司に報告しなければならないからです。
間取りや値段が理由だと、 わずかでも可能性が残っているので、上司から「もう一度行って来い」と怒られてしまうのです。
でも、他社と契約したとなると可能性はゼロ。上司に納得してもらえます。
そして、他のお客さんへ注力する事ができる様になります。
では具体的に、どう断ったらいいのでしょうか?
「今まで良くしてもらったから、やっぱり直接会ってお断りした方が良いかな?」と思うかも知れません。
でも直接会うと、営業マンのトーク力で言いくるめられてしまう可能性があります。
お断りのメールはこんな感じが良いでしょう。
「お世話になっております。検討した結果、他社で契約する事になりました。今までありがとうございます。
既に細かな打合せに入っておりますので、今後のご連絡はお控え頂けると幸いです。よろしくお願いします。」
ただ、この様なお断りメールを入れても、必ず電話がかかってくるでしょう。
その時にはこの様に対処します。
営業:ちなみにどちらとご契約されたのですか?
貴方:それはどの方にもお伝えしない事にしておりますので、申し訳ありません。
営業:なぜ弊社はダメだったのでしょうか?
貴方:ごめんなさい。細かい事情は申し上げられません。
営業:一度お会いする事はできませんか?
貴方:既に他社と話を進めているので、すみません。
営業:そうですか・・・。分かりました。
細かい情報は一切出さない様にしてください。何度も言います。交渉の余地を与えない事が重要です。
以上、欠陥住宅を防ぐ3つの方法をご案内しました。
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