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基礎断熱とは、基礎の外周で気密と断熱を施し、床下を室内と同じ環境にする断熱方法。
基礎断熱は地熱を利用できる特徴があります。
地熱は年間を通して、温度がほとんど変化しません。
夏は外気よりも低く、冬は外気より高いため 、冷暖房の負荷を低減させます。
床のすぐ下で断熱(床断熱)するのが一最も一般的ですが、それよりも基礎断熱の方が 気密を確保しやすいという利点もあります。
ただし、新築時の最初の2年間ほどは、基礎から湿気が放出されるため、その湿気によりカビが発生する事があります。
基礎断熱を採用する場合は、その辺りの対策が必要になります。
なお、基礎断熱の断熱材のはスチレンフォームやウレタンフォームなどの発泡プラスチック系の断熱材が使われます。
発泡プラスチック系の断熱材はシロアリに弱いため、基礎の内側に施されるのが一般的です。
もし、基礎の外側にした場合、
発泡プラスチック系の断熱材を蟻道として利用し、土台や柱などに侵入させやすくなってしまいます。
外側に施工する場合は、断熱材を発泡ポリカーボネートを使うか、
あるいは断熱材の外側にシロアリが入り込めない細かい金属製のメッシュを施すといったような工夫が必要です。
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