業務内容
住宅業界の情報
家づくりの知識
その他の基礎知識
サイトの管理人
(株)ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
YouTubeチャンネル
家づくりのノウハウがいっぱい
毎週金曜日に動画配信しています。
ベッドの「サイズ・寸法」は、対応人数はもちろんの事、部屋の大きさも考慮に入れ、選択しなければなりません。
また、ベッド以外の机や収納家具などとの関係も検討する必要があります。
ここではベッドのサイズやベッドの配置に必要となる様々な寸法を押さえ、使いやすい寝室をレイアウトするための基礎知識を見ていきましょう。
目次
ベッドの高さと長さに関しては
建物の設計をする際に、概ね次のような寸法で考えます。
高さは40センチ前後が一般的で
ベッドから楽に起き上がれる寸法になります。
長さは、ヘッドボードも入れて210センチ。
もし、身長が190センチぐらいあるような大きな方は
更に10センチ長いロングサイズで考えます。
ベッドのサイズはメーカーによって多少違います。
ここではフランスベッド(株)の寸法で記載します。
シングルサイズ
1人用の標準サイズです。
ただ、体の大きめの人はワンサイズ上の方が良いでしょう。
ワイドシングルサイズ
1人用のゆったりサイズです。
身体の大きめの人はこのサイズが良いでしょう。
セミダブルサイズ
身体の大きな人も余裕のサイズです。
また、お母さんと子供の添い寝にも対応できます。
ダブルサイズ
2人用の標準サイズです。
ただ、体の大きめの人には窮屈かも知れません。
クィーンサイズ
2人でも余裕のサイズです。
大人2人と子供1人にも対応可能です。
キングサイズ
大人2人と子供1人でも余裕のサイズです。
注文住宅であれば、作り付けのクローゼットやウォークインクローゼットを設けて
収納家具がなくても生活できるようにするでしょう。
しかし、注文住宅でなければ、なかなかそういう訳には行きません。
家具を置く場合、
ベッドとの間に最低限必要な寸法を見てみましょう。
チェストの場合、引き出しの引き代が必要です。
引き代にプラス、人が立つスペースも必要なので
ベッドとの隙間は最低限75センチ空ける事になります。
一般的なクローゼットの扉は、幅の狭い開き戸であったり折れ戸です。
ですから、図のような形でクローゼットを配置する場合、
扉の開け閉めに大きなスペースは必要ないので
人が通れる最低限のスペース、50センチあれば大丈夫です。
子供部屋の勉強机やドレッサーを
図のような形で配置する場合は、70センチのスペースが必要です。
もし、椅子に座っている人の後ろを別の人が通るとしたら、
100~110センチのスペースが必要です。
ベッドのサイドを壁に沿って配置する場合は
壁から10センチ離して、ベッドメイキングできるようにします。
ベッド周りの通路スペースは、最低限50センチ必要です。
それらを踏まえた上で
ダブルベッドとシングルベッド2台の場合で、必要になるスペースの寸法を見てみましょう。
ダブルベッドの場合、
両サイドと足元に50センチの通路を確保すると
最低限254センチ×260センチのスペースが必要です。
ですから4畳半の部屋の広さがあれば納まります。
ダブルベッドは狭い寝室に向いていますが、
ドアの位置によってはドアがベッドにぶつかって、うまく開閉できない場合もあるので注意が必要です。
シングルベッドを2台置く場合は、
4畳半の部屋では無理とは言いませんが、ちょっとしんどいです。
5.25畳の広さ(1.75間×1.5間)があれば、図のような寸法がちょうど納まります。
ベッドだけでなく、クローゼットやドレッサーなどの家具も置くのであれば
8畳以上の広さがないと窮屈です。
★オススメの記事
このホームページに記載してある情報は自由に使用ていただいて結構です。 ただ、WEB上で引用される場合は、 「家づくりを応援する情報サイト」からの引用である事を記載して、 更に、このホームページへのリンクをしてください。 どうかよろしくお願いします。
このサイトの管理者
株式会社ポラリス・ハウジングサービス
代表取締役 高田公雄
京都市東山区泉涌寺東林町37-7
株式会社ポラリス・ハウジングサービスは「住宅相見積サービス」を運営し、京都・滋賀・大阪・奈良で注文住宅を建てる人を第三者の立場でサポートする会社です。