>> 【窓の種類】特徴と価格
窓には色々な種類があり、それぞれ用途も様々です。
施主側からの要望が特に無ければ、引き違い窓を基本としたプランになるでしょう。
しかし、それぞれの窓の特徴を踏まえ、自分たちのライフスタイル考慮して、適材適所に設置した方が、断然快適な生活を実現できます。
ここでは、窓の種類とその特徴(メリットとデメリット)。あるいは価格について解説します。
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住宅の窓として、特に使用頻度が高い8種類の窓について、特徴やメリット、デメリットをご紹介します。
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日本の住宅で最も多く採用されているタイプの窓で、2枚以上の障子(ガラス戸)を左右にスライドさせて開閉させます。
多くのサイズが用意されています。割安な価格と使い勝手の良さが引き違い窓のメリットです。
気密性に関しては不利なので、その点は引違い窓のデメリットになります。
2枚のガラスを上下に並べた形状の窓で、上下にスライドさせて開閉します。
網戸も付けられます。
引違窓と比べ、防犯性に優れていますが、開閉操作がしにくいのがデメリットです。
上げ下げ窓にはシングルハング、ダブルハング、バランス上げ下げ窓の3種類があります。
縦すべり出し窓とは、窓枠の上下に設けられたレールに沿って、窓を外側(室外側)にすべり出させて開けるもの。
縦すべり出し窓は、欧米の住宅でよく用いられる窓です。
縦すべり出し窓は気密性に優れているメリットがあります。引き違い窓に比べコスト高なのがデメリットです。
また、開きがっての向きを工夫する事でメリットが広がります。
窓枠の左右に設けられたレールに沿って上部の吊元がスライドし、窓の下部を外側(室外側)にすべり出させて開ける窓。
気密性が確保しやすく、降雨の際、窓を開けていても室内に雨が入りにくいのがメリット。
引き違い窓に比べコスト高なのがデメリットです。
窓の下部を軸として、上部が部屋内に倒れる形で開閉する窓。
内倒し窓のメリットの一つは隣家との距離が近くても取り付け可能な事です。
また、防犯性、気密性に優れています。カーテンやブラインドを付けられない事がデメリットです。
横に細長いガラス板が、ブラインドのように縦に並んでいる窓のこと。
元々は玄関ポーチなどの屋外空間で使われる事を想定して作られました。
ハンドル操作により、それぞれのガラス板の角度を変える事ができ、通風の量を調整できるのがルーバー窓(ジャロジー窓)の特徴です。
通気性が良いのはメリットですが、構造が複雑なのでコスト高なのがデメリットです。
サッシ枠にガラスがはめ込まれ、開閉機能のない窓の事です。
したがって、通風の役目はなく、採光を取るためだけの窓です。
気密性や防犯性に優れているというメリットがありますが、窓の外側を掃除できないというデメリットもあります。
屋根や天井に設置する窓で、トップライトとも呼ばれています。
はめ殺しの天窓と、換気もできる開閉可能な天窓があります。
採光の効率が良く、普通の壁に設ける窓の3倍の採光を確保できるのが天窓のメリットですが、夏場は日差しの厳しさがデメリットになります。
それぞれの窓の価格をご紹介します。
ここでご紹介する金額は、定価ではなく、エンドユーザーに提示される金額です。
実際は地域により差がありますし、同じ地域であっても、工務店の仕入れ先によって差がありますので、大体の目安としてご参考にして頂ければ幸いです。
ちなみに、サッシはアルミと樹脂の複合サッシで、Low-Eのペアガラスです。
サイズW1650×H2000
一般仕様 76,900円
防火戸仕様 182,400円
サイズW1650×H900
一般仕様 29,000円
防火戸仕様 83,600円
サイズW1180×H450
一般仕様 17,500円
防火戸仕様 59,800円
面積がそれぞれ約0.45㎡の装飾窓で金額を比較します。
上げ下げ窓(SH) W420×H1100
一般仕様 28,400円
防火戸仕様 61,000円
縦すべり出し窓 W420×H1100
一般仕様 22,700円
防火戸仕様 54,900円
はめ殺し窓 W420×H1100
一般仕様 10,280円
防火戸仕様 19,900円
ルーバー窓 W420×H1100
一般仕様 29,900円
防火戸仕様 72,500円
横すべり出し窓 W750×H570
一般仕様 20,800円
防火戸仕様 50,300円
内倒し窓 W750×H570
一般仕様 20,500円
防火戸仕様 49,600円
天窓(トップライト) W540×H500
一般仕様 32,700円
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