柱状改良とは
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柱状改良とは
軟弱地盤が2メートル以上8メートル以下の深さの場合に用いられる方法で、土の中にコンクリートの柱を造ってしまう方法です。

工事の手順は下図のようになります。

 

図のような工事方法でセメントミルクを土に添加しながら撹拌して、
直径60センチほどのコンクリートの柱を地中に作ります。

柱状改良した柱の先端は、硬い地盤の深さまで到達していなければなりません。

しかし、柱状改良はその硬い地盤で支えるだけではなく、
柱と柱の周囲の土による摩擦力も加わることで建物の荷重を支える構造になっています。

 

 

 

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工期は通常1日から2日ほどです。
施工後、2~3日の養生期間を取ります。
1週間以上は過度な荷重が掛からないようにします。

柱状改良の施工には4tの大型重機の搬入が必要なので、狭小地などの工事には向いていません。

柱の径は60センチ。
1820ミリ間隔で配置します。

改良深度を決める際の良好地盤とは、
粘性土でN値>3
砂質土でN値>4
の硬さの地盤が連続する地層でなければなりません。

改良した柱は良好地盤に50センチ以上、貫入させます。

柱状改良工事の様子

 

 

柱状改良に掛かる費用

柱状改良に掛かる費用は
1階の床面積が20坪程度で、深度4~5メートル程度を改良する場合、およそ70~100万円ほどが目安です。
鋼管杭工事よりは費用は掛かりません。

 

柱状改良の注意点

 

 

 

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