今日のニュースで路線価が発表され、私の住んでいる京都では東山区の四条通りが43.5%の上昇率で全国2位の上昇率だったとか。
ところで路線価って何?
路線価は毎年、7月ごろに発表されるのですが、各道路毎に、その道路に接している土地の、半年前の1月1日時点での評価額を表します。
相続税や贈与税を計算するのに必要な数値になります。
路線価は上のような形で地図上に表記されます。
地図上の道路の上に土地の1㎡当たりの価格が千円単位で記載されています。
例えば、380と記載されていれば1㎡当たり38万円という事になるので、もしその道路に接している100㎡の土地であれば、3800万円の評価額になります。
路線価は国税庁のホームページで見る事ができます。
ただ、路線価で評価される金額は、実際に土地が売買される金額とは違います。
土地が売買される金額の元になるのが、公示価格という物なのですが、公示価格は国土交通省のホームページで見られます。
また、路線価には相続税を計算するための「相続税路線価」の他に、固定資産税を計算する元となる「固定資産税路線価」というのもあり、ちょっとややこしいですね。
ちなみに、「相続税路線価」は公示価格の約8割、
「固定資産税路線価」は公示価格の約7割になるよう設定されています。
ところで私のホームページではこちらで分かりやすく説明しています。