前回も書きましたが、
職人さんがみんな怒って帰ってしまったり‥‥。
それ以外にも、
住宅の位置を間違えて、
50センチほどずれた状態で基礎を作ってしまったり、
床暖房を設置しなければいけない事をど忘れして、
家が完成してから気が付いたり‥‥。
思い起こせば、失敗は数えきれません。
そんなさなか、一級建築士が私の上司として迎え入れられました。
やっと、ド素人の私一人が
悪戦苦闘する日々も終わりかなと、安堵したのでした。
彼は、私によく言いました。
「難しい交渉事があれば、俺に任せろ!」
‥‥それは頼もしい。
そして、実際に難しい交渉に迫られた時の事です。