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三井ホームのモデルハウス
三井ホームのモデルハウスを訪問し、徹底取材。
三井ホームの評判は?
坪単価は?
仕様は?
プロの目で三井ホームの特徴をご紹介します。
三井ホームは2×4工法に特化し、優れたデザインセンスが特徴です。また、実際に耳にした三井ホームの評判もご紹介します。
「三井ホームの評判」メニュー
三井ホームの直近2年間の住宅事業売上高をグラフにしました。
★リフォームが好調
戸建住宅の受注戸数は横這いですが、リフォームや賃貸マンションの売上が年々増加しています。
三井ホームは2018年に三井不動産の完全子会社になり、東証一部上場を廃止しました。
★坪単価の目安
三井ホームは大手ハウスメーカーの中でもかなり高い部類になります。
住宅産業新聞の調べによると、
三井ホームの全国平均坪単価は98.0万円となっています 。
ハウスメーカーの中でも、かなり高額になります。
富裕層向けの商品だと、坪単価100万円からとなっていますが、20~30代の第一次取得者向けの商品は坪単価50万円代というものもあります。
営業マンの説明では、価格は違いますが、家の基本性能は一緒だとか。
★健康空調システム
「スマートブリーズ」
三井ホームはオプションで「スマートブリーズ」という東芝製の全館空調換気システムを用意していて、営業マンによると三井ホームで家を建てる人の7割が、このシステムを採用しているようです。
このシステムは第一種換気で、換気だけでなく、家中の冷暖房と空気清浄機能も備わっていて、家中の室温を一定にして、しかもホコリやハウスダストを90%カットします。
(第一種換気というのは、給気も排気もファンを使って、強制的に換気する方式です)
更に湿度調整もします。
除湿は空調機の除湿機能で、加湿は気化式なのですが、どうしても冬はやや乾燥気味になるとの事でしたので、補助で別途加湿器を用意した方が良いかも知れません。
価格は延床面積によって違ってきますが、概ね150万~200万円ほどとの事。
イニシャルコストは結構掛かるものの、ひじょうに快適な生活ができる事から、評判は良いとの事でした。
ただ、このシステムで、ちょっと気になったのは音です。
実際にモデルハウスに行ってみると、周りの音が大きいので、それほど気にはなりませんでしたが、このような大掛かりな換気システムは、夜、寝静まっていると、結構運転音が気になると聞きます。
実際に設計する際には、寝室の近くには設置しないようにするなどの工夫が必要かも知れません。
ところで、このシステムを採用する場合、メンテナンス契約をしなくてはなりません。
費用は年間約2万円とのことなので、それほど負担にはなりません。
メンテナンス契約をすることで、消耗品や劣化した部品を実費で好感してくれるとのことでした。
部品は業務用の製品と同じものを使っているので、生産中止になって入手できないということはないとのことです。
ただ、空調の技術は日進月歩で開発が進んでいるので、20年後に、今よりも格段に進歩したエアコンを横目に見て、最新のシステムに交換したいと思うかも知れませんが、壁掛けのエアコンを交換するのとはわけが違うので、それなりの出費を覚悟しなければならないでしょう。
私の個人的な意見としては、住宅の設備は、できるだけシンプルな方が良いと思うのですが‥‥。
★三井ホームの標準の換気システム
三井ホームの標準仕様の換気システムは、
パイプファン(小型の換気扇)を使った、第三種換気です。
(第三種換気というのは、
排気はファンを使って、給気口にはファンは使わず、自然に給気する換気方式です)
第三種換気の場合、
家の気密性がかなり良くないと、上手く換気することができません。
気密性が悪く、隙間が多いと、
排気ファンの近辺の隙間から空気が入り込んでしまい、
本来空気が入ってきて欲しい給気口からは、ほとんど空気が入ってこないことになってしまいます。
三井ホームはツーバイフォーなので、
気密性が良いとは言うものの、
特に気密施工はしておらず、
気密測定もしていないので、
充分な気密性は期待できないかも知れません。
ちなみに第三種換気で換気するのでしたら、最低でもC値が2.0以下の気密性が必要です。
※C値とは、(別名、隙間相当面積)
住宅の気密性能を表す数値で、床面積1平方メートルに対し、どれだけの隙間があるかを数値で表します。
数値が小さいほど、隙間が少ない事になり、気密性能が良いという事になります。
三井ホームで家を建てる場合、
標準の換気システムを採用するのであれば、気密測定をして、C値が2.0以下になるよう、要望した方が良いでしょう。
気密測定の費用として1回、5万円程がオンされるでしょう。
2回測定すれば10万円。
それでも、先にご紹介した、第一種換気の
「ウェルブリースプラス」を採用するより、100万円以上のコストダウンになるでしょう。
★外部ブレーンの建築士や
インテリアコーディネーター
三井ホームで最も特徴的なのが、
打合せに参加する建築士やインテリアコーディネータが、
外部ブレーンだということです。
他社の場合、建築士は自社の社員なのですが、
建築士の資格は持っているものの、普通のサラリーマンです。
その点、三井ホームが使っている外部ブレーンの建築士やインテリアコーディネーターは、
独立して事務所を構えて、自力で渡り歩いているので、普通のサラリーマンの建築士やインテリアコーディネータとは、
気概が違いますし、レベルも違います。
三井ホームは、そんな外部ブレーンを
積極的に使っているということで、
提案力やデザイン的センスにおいて
他社よりもワンランク上を期待できるかもしれませんね。
★極端な値引きに注意
一般的な評判では、三井ホームは紳士的で、
あまり値引きはしてこないと言われているようです。
しかし、私は昔、工務店に勤めていたころに何度か、
三井ホームと競合したことがあり、信じられないようなスゴイ値引きをする状況に遭遇したことがあります。
それもナンと、600~700万という値引きでした。
結局、その値引きにより、三井ホームと契約をする事になったのですが、
そのような極端な値引きは、要注意です。
その方からお聞きした、三井ホームに対する評判は、
結局、値引きした分は、契約した後に、あれやこれやと仕様変更や追加工事を余儀なくされ、最終的には当初の予算よりかなりオーバーしてしまうのがオチだという事でした。
独立して今の仕事をするようになってからも、同じような相談が、何度かありました。
日本でいち早くツーバイフォー工法を採用し、ツーバイフォーのリーディングカンパニーを自負しています。
ツーバイフォー協会の会長企業で、ツーバイフォーの設計基準が三井ホームによって作成されたといっても
間違いではありません。
設立当初から、外観やインテリアなどのデザインには力を入れていて、お洒落な洋風の生活スタイルを日本に浸透させてきた立役者と言っても過言ではありません。
そんな三井ホームも、昔と比べると、テレビコマーシャルの量はかなり減って、着工数もかなり減ったようです。
2005年前後には、かなりリストラを推し進めたようで、三井ホームの設計士やビルダーが、地元でツーバイフォー工法を手掛ける中小工務店にドンドン流出しました。
その結果、一緒に三井ホームのノウハウも流出し、日本のツーバイフォー工法の全体的な底上げになったように思います。
★三井ホームの高断熱高気密仕様
公表されている三井ホームの断熱と気密の性能です。
C値:公表されていません
Q値:1.42(プレミアムエコ仕様)
UA値:0.43
気密性を表すC値は公表されていませんが、元々、ツーバイフォー工法は気密性に優れた工法なので、ある程度期待はできそうです。
ちなみにZEH(ゼロエネルギー住宅)の断熱基準は次のようになっています。
★屋根の断熱に優れたSDパネル
三井ホームの最大の特長は、屋根にSDパネルという、ひじょうに断熱性を備えたパネルを採用していることです。
SDパネルは、
発泡ポリスチレンの断熱材を、構造用面材でサンドイッチしたもので、真夏の日射で屋根が照りつけられても、2階が暑くなるようなことはありません。
ただし、気密測定などは特にしておらず、
全棟に気密測定をしているセキスイハイムや一条工務店と比べると、高断熱高気密に対する姿勢は、今1つという感は否めません。
★制震装置は扱っていません
免震装置は地震の揺れを大きく吸収し、震度7の大地震が来ても、ダイニングテーブルの上のワイングラスからワインがこぼれない程の効果があります。
しかし、価格が300万円以上もするため、ほとんど採用されることがありませんでした。
そこで、免震装置に変わって出てきたのが制震装置です。
制震装置は免震装置ほどの効果はありませんが、家の倒壊を防いだり、家具の転倒を防ぐ程度に減震してくれます。
そして価格も数十万円程度なので、大手ハウスメーカーは各社オプションで制震装置を揃え、ウリの1つにしています。
しかし、三井ホームは制震装置を扱っていません。
それには理由があります。
三井ホームはツーバイフォー工法だからです。
制震装置は地震によって建物が変形するのを利用して、地震の揺れを吸収する仕組みになっています。
ところがツーバイフォー工法は構造的に変形しにくく、制震装置を設置しても、ほとんど揺れを吸収することができません。
そんな訳で制震装置を扱っていないのですが、ツーバイフォー工法と似たような木質パネル工法のミサワホームは「MGEO」という制震装置をウリにしています。
ミサワホームも変形しにくい構造なので、「MGEO」を設置しても、意味がないのではないかと感じるのですが・・・ 。
ともかく、三井ホームは工法の特性から、制震ではなく、耐震を前面に出しています。
★三井ホームのインテリアセンス
北米生まれのツーバイフォー工法ということもあり、会社設立当初から、洋風のデザインを積極的に取り入れ、高級でお洒落というイメージを確立しました。
デザインには力を入れていて、特に25年ほど前にインテリアコーディネーターの資格が通産大臣認定の資格として制定されたのも、主に三井ホームの働きかけによるものでした。
ですから、三井ホームのモデルハウスを見ると、大手ハウスメーカーの中ではインテリアセンスの良さが、際立っているように思います。
ただ、贅を尽くしたモデルハウスとは違い、予算に制限のある一般住宅で、どこまでそのデザインセンスが反映できるかは分かりません。
三井ホームには非常に多くの商品が揃っています。
ここでは、三井ホームが特に力を入れている2つの商品をご紹介します。
SCALA(スカーラ)はスキップフロアを利用して、光あふれる大空間を実現した商品で、主に次の様な特徴があります。
参考価格は、坪単価75.5万円(建物本体価格)となっています。
NEW GRAN FREE(ニューグランフリー)は自然素材をふんだんに使った三井ホームの最高級グレードの商品で、主に次の様な特徴があります。
Lucas(ルーカス)は都会に暮らす20代30代の共働き世帯向けに開発されたツーバイシックス工法の商品で、特徴は次の3点
参考価格として、延床面積139.88㎡(42.31坪)で2,919万円(坪単価68.9万円)となっています。
LANGLEY(ラングレー)のテーマは「暮らしの四季を、綴る家」です。
富裕層向けに開発された商品で、特徴は次の3点。
商品名の「ラングレー」はカナダのブリティッシュコロンビア州にある都市の名前。
参考価格は坪単価100万円~となっています。
弊社に寄せられた三井ホームに関してのご相談や提供して頂いた情報をご紹介します。
三井ホームの評判を示すうえで、どうしても悪い評判に偏ってしまいますし、ここでご紹介した事例のみで全体としての評判を語れるものでは無い事は十分承知しておりますが、
実際にあった事としてご紹介致します。
評判事例
三井ホームの極端な値引き
三井ホームの評判について、私の所に、特に何か相談を受けたりした事はありません。
ただ、実際に私が目の当たりにした事があるのでご紹介します。
高級住宅のイメージがある三井ホームなのですが、それとは相反するような、極端な値引きを2回ほど目の当たりにした事があります。
1回は私が工務店に勤めていた時の事です。
三井ホームと競合した際、400万円以上の値引きをしてきて失注した事があります。
ただその後、そのお施主さんから、追加工事が嵩んで、最終的には予算を大きくオーバーしてしまったと聞きました。
もう1回は、私が独立して以降ですが。
ハウスメーカーの3社から相見積もりを取った方から、見積もりの査定を依頼された際、その内の1社が三井ホームでした。
三井ホームの見積書を見て、ビックリ。
ナンと700万円以上の値引きをしていました。
三井ホームの家を気に入って、三井ホームを選ぶのでしたら良いのですが、値引きに釣られて選んでしまうとロクなことにはならないように思います。
もし、三井ホームから極端な値引きがあった場合は、冷静になって考えてください。
三井ホームに関する評判や口コミを募集します
三井ホームで家づくりを検討している方々のために、
ご参考になるような実際にあったお話しを教えてください。
悪い話しでも結構ですし、三井ホームで建てて良かったというお話しも歓迎です。
ぜひ、こちらの問合せフォームから、情報をお寄せください。
そのハウスメーカーの成り立ちやルーツは、どんなハウスメーカーなのかを知るための手がかりとなります。
三井ホームは
1974年にツーバイフォー工法がオープン化(基準を守れば誰でもつくれる工法になること)
されたのと同時にスタートしました。
ツーバイフォー工法が日本でこれだけ普及したのは
三井ホームの貢献が大きかったと思われます。
そんな三井ホームは三井不動産の子会社として設立され、
言わずと知れた旧三井財閥系の会社です。
その三井財閥のルーツは古く、
今から約340年前、江戸時代の延宝元年に
今の東京の江戸本町に開店した、呉服屋の「越後屋」です。
そうです、時代劇によく出てくる
「越後屋、お主も悪よの~」の、あの悪名高き「越後屋」が
三井ホームのルーツなのです。
それにしても、「越後屋」は時代劇の中で、
遠山の金さんには、はりつけ獄門を申し渡され、
仕置き人にはお仕置きされ、
暴れん坊将軍には叩き切られ、
あれだけ悪者扱いされているのに
一切文句を言わない三井グループは
さすが、懐が深いです。
さて、ここから先は三井ホームと全く関係のない話なので、
興味のない人は読み飛ばしてください。
単なる私の趣味で書いています。
住友林業のページでお伝えした住友財閥は鉱業を元に財を築いたのに対し、三井財閥は商業を元に財を築きました。
江戸に「越後屋」を出店したのは越後(伊勢・松坂)の商人、三井高利(みついたかとし)という人物です。
三井高利(みついたかとし)
三井高利はひじょうに商才に優れ、次から次へと、革新的な新商法を考え出し、「越後屋」はドンドン大きくなり、他の呉服店から妬まれ、迫害を受けるほどになりました。
どのような商法かというと、
それまでの呉服屋は、大名、武家、大きな商家などを回って歩き、商品や見本を持って行き、注文を取っていました。
支払いは盆暮れにそれまでの分をまとめて支払うというのが慣わしでした。
そのため、人手も金利も掛かり、商品の価格は高くなり、資金の回転も悪かったのです。
それに対し「越後屋」ではターゲットを一般の町人に絞り、店頭売りをしました。
日本橋の越後屋
布の切り売りに対応し、支払いはその場にて現金決済。
そのため、資金の回転がよく、店頭売りは人手も掛からないので、商品を安く売ることができました。
また、次々と新しい趣向の商品で店を飾り、来店を促すチラシも配りました。
日本で、初めてチラシによる集客を行ったのは、この「越後屋」だといわれています。
更に、雨が降ると越後屋のマークが入った傘を無料で貸し出し、店のPRをしたそうです。
(ちなみに今でも三井グループ社員の胸にはこの時と同じマークの社章が付いています。)
三井グループのマーク
今でも、すごいなと思う商法ですが、それを300年も前にやっていたというのは、すごいですね。
ところで、「越後屋」が三井財閥の財を築いたのは呉服屋の商売だけではありませんでした。
もうひとつ重要なのが両替商としての商売でした。
当時は、金貨、銀貨、銭貨(銅貨)の三種類の貨幣が使われていました。しかし、それぞれは独立した貨幣として存在し、それぞれが別の国のお金のようなものでした。更に、それぞれの貨幣のレートは日々変化していました。
そこで、それぞれの貨幣を別の貨幣に換金する商売を行っていたのが両替商でした。
「越後屋」も呉服屋の傍ら、両替商を営んでいたのですが、三井高利は両替商としても、その商才を発揮しました。
高利が目を付けたのは、幕府の公金の送金システムでした。
それまでは、年貢などとして大阪に集められた莫大な現金を陸路や海路を使って、江戸まで輸送しなくてはなりませんでした。
しかし、賊に襲われたり、事故に遭う危険が付きまとい、おまけに、輸送コストもバカになりませんでした。
そこで、大阪の「越後屋」にこの莫大な公金を預ければ、江戸の「越後屋」で引き出せるというシステムを作り上げました。
今では、銀行を通じて送金するというのは当たり前ですが、それを、300年前にシステム構築したというのは、すごいです。
これにより、「越後屋」は幕府の御用両替商となりました。
そして、この送金システムは、一般の商取引でも利用され、江戸と大阪の商人の間で、多額の商取引が可能になったのです。
こうして「越後屋」は莫大な財を築き上げ、後に三井財閥となったのでした。
ともかく、「越後屋」は江戸時代のファッション文化と経済を発展させた立役者でした。
「越後屋」の呉服商を受け継いだのが三越、両替商を受け継いだのは三井銀行でした。
現在、両方とも別の会社に統合されてしまいました。
以上、三井ホームとは関係のないお話でした。
唯一関係があるとしたら‥‥、
三井ホームがデザインに力を入れているのも、元々の発祥が江戸のファッションリーダーの呉服屋だったことに起因するのかも知れませんね。
コンシェルジェの奥さんがハウスメーカーを厳しくチェック!
主婦の独自の目線から三井ホームを評価します。
★三井ホームのモデルハウス
モデルハウスの間取り
★インテリアのセンスは抜群ね
三井ホームの前にお邪魔したのが、ダサダサの一条工務店だっただけに、
余計に良く見えてしまいました。
聞けば、三井ホームの全てのモデルハウスは
細かく家族設定がされていて、
建築士やインテリアコーディネーターが腕を振るっているそうです。
チョットした小物まで気が配られていて、
センスの良さを感じます。
今回お邪魔したモデルハウスの場合、
そこそこご年配のご夫婦で、成人した未婚の子供が同居。
奥さんがフラワーコーディネーターという設定らしい。
キッチンの横にはアトリエのコーナーがあって、
家の所々に奥さんの作品を展示するスペースがありました。
ご主人の具体的な職業は設定されていないみたいだけど、
寝室のカウンターの上には、レミーマルタンをはじめ、
高級なお酒のボトルが何本か‥‥。 w(°0°)w
こんなお酒で毎晩、晩酌しているところを見ると、
一流会社の重役、はたまた開業医ってとこかな?
間違っても、ご主人、中小企業勤めのサラリーマン
奥さん、近所のスーパーでパート勤務、
てな設定はありません。
ご主人は、ジャズが趣味という設定だそうで、
棚には古いレコードやミュージシャンの写真が‥‥
あれっ?
この写真はボブ・マーリー‥‥‥!
あの~、ボブ・マーリーはレゲエミュージシャンなんですけど‥‥。
まっ、いいか!
細かいことは気にしない。
雰囲気、雰囲気!
★二十数坪の家に「ウェルブリースプラス」?
三井ホームは「ウェルブリースプラス」って言う 全館空調換気システムを売りにしているみたいだけど、ちょっと‥‥‥???
営業マンによると二十数坪ぐらいの家にも付けた事があるとか‥‥。
設置スペースに畳み半畳大の面積が必要なんですけど、二十数坪ぐらいの小さな家だと、結構バカにできない広さ。
それでも、快適性を優先したとか‥‥。
でも、このシステムって結構うるさい。 ( -д-)
二十数坪ぐらいの家だったら、夜、寝静まった時なんか、家中に音が響き渡るんじゃないの?
それより何より、大型のファンやコンプレッサーなどから発せられる低周波音が健康被害を及ぼすって、以前、テレビの情報番組かなんかで問題になってました。
低周波音症候群って言うらしいんですけど、常に低周波音にさらされていると、頭痛やめまい、不眠症、内臓疾患などの症状が出て、普通に生活するのも、ままならなくなるとか‥‥。
快適性を優先してって言うけど、もし、そうなったら本末転倒じゃない?
★「ウェルブリースプラス」が故障したら?
そもそも一般住宅に、こんなご大層な装置が必要なの?
装置がご大層だと、その分、故障しやすくなるでしょ。
こういうのって、決まって、お盆や正月に故障するでしょ。そうなったら、家中が暑いやら、寒いやら。おまけに、メンテナンス会社は休みで、何日も我慢する羽目になっちゃう。
営業マンのトークによると各部屋にエアコンを1台ずつ付けるのと同じ費用で設置できますと言うけれど、
エアコンだったら、一度に全部、故障しないモンね!
私はシンプルなのが一番だと思うんですけど‥‥。
総じて、設計やインテリアのセンスが良いという感じはします。
それ以外にもう一つ。
実は以前、三井ホームさんには申し訳ないのですが、一般客を装って、偵察したことがあります。
その時、営業マンがこの様なことを言ってました。
「ウチは高価格の商品も、低価格の商品も、基本的な構造は全く一緒です。
積水ハウスさんは、価格帯によって、構造が違います。」
確かに、三井ホームはツーバイフォー工法の専業メーカーですから・・・。
それもメリットと言えなくはないですが、それよりツーバイフォー工法がオープン工法というのがもっと大きなメリットだと思います。
オープン工法は工法のノウハウが全て公開されていて、誰でも扱う事がでます。
在来工法もオープン工法です。
ですから、もし将来、リフォームや不具合の補修などで、構造体自体を触らなければならない時、三井ホームじゃなくても、近所の工務店でも対応できます。
しかし、他のハウスメーカーのほとんどは、独自の工法で、クローズドになっているので、そのハウスメーカーでなければ構造体を触る事ができません。
仮に30年後、もしそのハウスメーカーが存在していなかったら・・・。
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