【一条工務店】
坪単価(価格)や特徴など

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一条工務店のモデルハウス

 

一条工務店のモデルハウスを訪問し、徹底取材。

一条工務店の評判は?
坪単価は?
仕様は?

プロの目で一条工務店の特徴をご紹介します。

一条工務店の見積りは坪単価と施工床面積を元に計算されます。

一条工務店は高断熱高気密に特化し、免震や太陽光発電に特徴を持っています。

 

 

「一条工務店の評判」メニュー

 

 

 

 

 一条工務店の売上の推移

一条工務店の直近の3年間の売上高をグラフにしました。

 

★住宅事業をベースに事業拡大中


一条工務店は新築の戸建て住宅事業を中核にしていますが、その周辺の事業へも拡大させています。

新築の戸建て以外の事業としては、リフォーム事業、マンション事業、海外事業、メガソーラー事業、住宅ローン事業などになります。

 

 

 

 一条工務店の価格(坪単価)

 

★坪単価の目安


 

営業マンの話では、延床面積80坪のモデルハウスで、坪単価55万円とのこと。

ただし、一条工務店の坪単価は延床面積ではなく施工床面積で計算されています。

施工床面積には出窓やバルコニーなども含まれます。
ですから一般的な延床面積で、坪単価を計算すると坪単価60万円超という事になるでしょう。

一条工務店の各商品の坪単価は次のようになっています。
(坪単価は一条工務店独自の施工床面積を基にした金額です)

 

 

★「夢の家」や瓦屋根はオプション


 

一条工務店のモデルハウスへ行くと
営業マンからは「夢の家 I-HEAD構法」の仕様について説明を受けます。

商品のシリーズには セゾン、ブリアール、ファミーユなどなど、他にもいくつかあり、 それぞれの商品シリーズの説明資料に 「夢の家 I-HEAD構法」のマークが付いていて、一見すると、それらの商品は「夢の家 I-HEAD構法」仕様なのかと思ってしまいます。

しかし、「夢の家 I-HEAD構法」はオプションで、標準仕様はグラスウールで断熱された普通の家です。

契約後にそのことが分かった‥‥ というような事をおっしゃっている方もいました。

実際に一条工務店で建てた人の話では
実は、「夢の家 I-HEAD構法」仕様にすると、 坪単価3万円のアップとのことですが、担当する営業マンにもよるとは思いますが、突っ込んで聞かない限り、そのような説明は無かったそうです。

弊社に情報を寄せてくれた人の話では
施工面積50坪で当初、坪単価56万円という事だったのですが、 そこに「夢の家 I-HEAD構法」仕様を追加して、 出てきた見積り金額を 施工床面積ではなく、延床面積で割ってみると 坪単価は70万円になったそうです。

※アイ・キューブとアイ・スマートは「夢の家 I-HEAD構法」仕様には対応しておらず、標準で外内ダブル断熱になっています。

 

また、瓦屋根も標準仕様ではありません。

モデルハウスは瓦屋根になっていて、
営業マンは、モデルハウスのほとんどが 標準仕様でできていることを強調するので、何となく無意識の内に、瓦も標準仕様かと思ってしまいます。

カタログにも瓦屋根の家が載っていますし‥‥。

ところが、カタログの隅の方に小さく
「掲載されている写真には、オプションが含まれている場合があります」 と書かれています。

タイルも、モデルハウスやカタログなどには オプション品が使われていたりします。

一条工務店は全社的に、コスパが高い様に思いますが、そういった隠れたオプションに注意が必要です。

 

 

★太陽光発電と免震装置


 

太陽光発電の設置には200万円以上の搭載費用が掛かります。
それを一条工務店の提携金融機関が融資してくれます。

そして施主は、発電した電気の売電分から返済していく事もできるようなシステムになっています。

説明によれば、10年前後で返済できるそうです。

太陽光発電システムの寿命は20年と言われているので、返済を済ませて以降、10年ぐらいは利益を得られて、しかも、初期費用の負担は無し。

太陽光発電の設置を検討されている人には 非常に魅力的なのでは‥‥。

 

一条工務店は免震装置の販売実績がハウスメーカーの中でもダントツです。
その価格は、「1階の床面積×136,500円」だそうです。

ですから、1階の床面積が20坪の家でしたら、273万円です。
他のハウスメーカーで免震装置を採用したら、 300万円を下回る事は絶対にないでしょう。

他のハウスメーカーのほとんどは、
ベアリング方式という免震装置ですが、 一条工務店は積層ゴム方式です。

ベアリング方式だと装置が大掛かりで複雑になります。

また、他のハウスメーカーは免震装置メーカーのOEMなのに対し、一条工務店は自社オリジナル。

他社との価格の差の理由はその辺りにあります。

ただ、免震装置は建物の周りに ある程度(1mぐらい)の隙間が必要になるので、 建物の混み合った都心部での採用は難しいです。

 

 

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 一条工務店の営業スタイル

 

★一条工務店の営業のほとんどが中途採用


 

一条工務店は急激に着工数を増やし、急成長した事もあって、 大幅に中途採用者で人員を増やしています。

このサイトの読者から寄せいただいた情報によると、
今は掲載されていませんが、社員募集のページに 次のような事が書かれていたようです。

「中途の私でも、受注6件/年、 インセンティブ(成功報酬)100万円 x 6回!!」

この文言で募集したら「何が何でも売ってしまえ」という人ばかりが集まりそうですね。

また、募集要項の中に
「入社後2週間ほど自己研修カリキュラムに沿ってOJTを行い、その後、本社研修センターにて充実したカリキュラムで、 5日間しっかりと研修を行います。
1か月後にはフォローアップ研修で、新人研修の復習と 日々湧いてくる疑問の解消をし、住まいへのベストアドバイザーへと ステップアップしていきます」 とあるようです。

要約すると、
しっかりと社員教育を受けるのは 本社研修センターでの5日間だけで、あとは第一線で頑張ってくださいという事です。

一条工務店の社員間に かなりのレベル差の生じていることが予想されます。

 

 

昔、一条工務店を取材したときは、
一条工務店の営業マンは総じて自社の商品知識が豊富で、 いかにも営業職らしく、よくしゃべるという印象でしたが、最近の取材で会った何人かの営業マンは、だいぶ違いました。

たまたまかも知れませんが、あまり、話し上手ではなかったり、
(話し上手でない事は、別に悪い事ではないですが)
建築の知識が乏しく、 自社商品に対しても、あまりよく知らなかったり、一条工務店の営業マンらしくないなという印象を受けました。

下手をすると、入社したての社員に当たってしまう可能性もあるので、その点は注意が必要かも知れません。

ところで、他のハウスメーカーの場合、
他社と競合している段階から、有望な見込み客に対しては、 打合せに設計士が同席することが多々あります。

しかし、一条工務店は、契約がほぼ間違いない段階にならないと 設計士が打合せに同席する事はありません。

今まで、弊社のクライアントの中にも 一条工務店で話を進めていた人もいたのですが、 提出されたプランを見せてもらうと、 おそらく経験の浅い営業マン自身が作成したのでしょう。
とんでもないプランばかりでした。

ですから、競合しているときに、 提案力で勝負されると弱いところがあります。

 

 

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 一条工務店の特徴

 

★比較的グレードが高い標準仕様


営業マンの説明によると、 「当社は最もオプションの少ないハウスメーカーです」とのこと。

標準仕様で高いグレードの仕様を設定しているということのようです。

実際、確かに他のハウスメーカーと比べるとグレードが高いです。

構造は取り立ててすごいという訳ではありませんが、 4寸角柱、杉の無垢材。
1階の構造材は全て 加圧注入による防腐防蟻処理されたモノを使用します。

内装は、 玄関土間が、御影石。 和室は真壁で、本格的な造作が施され、床柱はカリンの無垢材。

キッチンは、 ピアノと同じ鏡面仕上げの面材。 吊戸棚にはダウンウォールが付いています。

換気システムは、熱交換率90%の全熱交換型のシステムです。

そして、驚きなのは、i-cubeという商品では 標準で全館床暖房が入っています。

他にも、細かなところまで高いグレードの仕様が設定されています。
他のハウスメーカーに比べ、コスパが高いと思います。

 

 

★選択の幅が狭い


一条工務店はフィリピンにHRDという会社を作り、 一条工務店の建材をそこで製造されています。

他のハウスメーカーもオリジナル品と謳った建材や住宅設備を用意してありますが、
そのほとんどは建材メーカーや住設メーカーが製造したもので、 既製品に少し手を加え(色を変更したりなど)、オリジナル品と称しています。

ですから、そのハウスメーカーではなくても、 ほとんど同じ建材や住宅設備を手に入れる事ができます。

一条工務店の場合は正真正銘、オリジナル品です。

一条工務店のほとんどの建材や住宅設備がフィリピンの工場で製造されていますので、
他社が同じものを手に入れる事はできません。

更に、自前の工場で製造しているので、 それらを安く仕入れる事ができます。

その反面、選択肢が狭く、ほとんど選び様がありません。

他社のように、日本の建材メーカーや住設メーカーの商品も選べると良いのですが、
一条工務店では、それができません。

細かな対応ができないので、それが元で一条工務店とトラブルになり、ご相談を受けた事もあります。

 

 

★一条工務店の高断熱高気密仕様


公表されている一条工務店の断熱と気密の性能です。

C値: 0.59(平均実測値)
Q値:0.51(i-smartⅡ)
UA値:0.28(i-シリーズZero)

 

ちなみにZEH(ゼロエネルギー住宅)の断熱基準は次のようになっています。

 

 

一条工務店の数値は、高断熱高気密を最大のウリにしている スウェーデンハウスを大きく超える数値です。

大手ハウスメーカーの中では最も高断熱高気密です。

気密測定も全棟実施しているようですし、その辺りはひじょうに評価できます。

 

 

★外内ダブル断熱


「i-cube」(アイ・キューブ)と「i-smart」(アイ・スマート)は 2×6工法の商品で「夢の家」仕様には対応していませんが、 標準で「外内ダブル断熱」の仕様になっています。

 

「i-cube」のモデルハウス

 

この商品は充填断熱(内断熱)と外張り断熱のハイブリットで
「夢の家」仕様を上回る Q値=0.7W/m2・K 、C値=0.59c㎡/㎡ 全館床暖房が標準装備です。

基本はオール電化が標準ですが、 希望すればガス併用住宅にも対応できるようです。

構造に関しては、 一条工務店は木造軸組(在来工法)にこだわっていたはずなのですが、
スウェーデンハウスと同じ、2×6を使った 木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)です。

壁パネルはフィリピンの工場で製作しているようなので、
工事が始まれば、それを現場で組み立てるだけ。

ですから、工期はわずか45日程度。(45坪未満の場合)
敷地が狭かったり、接道が狭いと施工できませんし、 間取りの制約も多くなり、自由度は下がります。

デザインも、以前の一条工務店とは違って 癖の無い、シンプルなデザインになっています。

営業マンの話によると 「夢の家」に匹敵するぐらい棟数が出ているとの事でした。

 

 

★樹脂サッシが標準仕様です


一条工務店は高断熱高気密にこだわっているだけあって、 樹脂サッシが標準仕様です。

2009年ににエクセルシャノン社による、樹脂サッシの防火性能偽装があり、それ以来、準防火地域での樹脂サッシの採用は難しくなりました。

一条工務店の営業によると、樹脂サッシをフィリピンの工場で製作し、独自で防火設備の認定を取得したとのこと。

ですから、都市部の準防火地域でも一条工務店であれば樹脂サッシが使えます。

また、トリプルガラスでLOW-Eガラス、しかもクリプトンガスが充填されているので、申し分ありません。

 

 

★防犯・防災に有効な合わせガラス


近年、多発する台風や豪雨災害への対策として、通常のガラスより耐風圧性能3.5倍、強度を7倍にした厚さ5ミリの強化ガラスを採用し、風速90m/Sの突発的な暴風にも耐えられます。内側のガラスには特殊なフィルムの合わせガラスを使用したトリプル樹脂サッシを積極的に提案しています。

もちろん災害時だけではなく防犯面でも有効です。

 

 

★全館床暖房(オプション)


一条工務店のオプションには全館床暖房が用意されています。
(一部、全館床暖房が標準仕様の商品があります)
全館床暖房は食品庫などの収納部以外は 居室はもちろん、廊下やトイレなども全て床暖房になります。

一条工務店で家を建てる人のうち 90%が全館床暖房を採用しているようです。

 

 

★太陽光発電(オプション)


一条工務店で家を建てる人のうち 92%が太陽光発電をを採用し、平均の搭載容量は14kWという大容量となっています。

一条工務店では初期支出ゼロで太陽光発電を設置できるようになっています。

太陽光発電の設置には数百万円ほど掛かりますが、 発電した電気で得た収益で月々返済していく仕組みになっています。

約10年ほどで返済できるようで、 それ以降の発電による収益は施主側の利益になります。

 

 

 一条工務店の評判

一条工務店の評判については、賛否両論が私の耳に入ってきます。

一条工務店で家を建て、その様子をブログに綴っている人が沢山います。

それらのブログでの評判は、色々と自由にならない事や変だなと思う事が発生しても
「一条工務店だから仕方ないか」といった感じで、好意的な反応が多いようです。

一方で、私のところに直接届く評判は、決して好意的なものではありません。

ここでは、私が直接相談を受けた事例など少しご紹介します。

 

一条工務店の評判についてはこちらでご覧ください
→ 一条工務店の評判

 

一条工務店の評判のメニュー

 

 

 
一条工務店に関する評判や口コミを募集します
 

 

一条工務店で家づくりを検討している方々のために、
ご参考になるような実際にあったお話しを教えてください。

悪い話しでも結構ですし、一条工務店で建てて良かったというお話しも歓迎です。

ぜひ、こちらの問合せフォームから、情報をお寄せください。

お問合せフォーム

 

 

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 一条工務店の歴史

 

そのハウスメーカーの成り立ちやルーツは、どんなハウスメーカーなのかを知るための手がかりとなります。

 


一条工務店は1978年に浜松で創業しました。

私は、静岡出身なのですが、 当時は浜松の一地方工務店に過ぎませんでした。

浜松は木材加工の盛んな地域で、 家具や楽器などの産業が発展しています。
ですから、昔からプレカット工場も多くありました。

そんな浜松で創業した一条工務店でしたので、 創業してから2年目の1980年には 自社のプレカット工場を持つようになります。
当時、自社のプレカット工場を持つハウスメーカーは 他にありませんでした。

現在、一条工務店は、
構造材を初め、住設や建材などほとんどを フィリピンの自社工場で製造しています。
そのスタイルの礎は、すでに創業当初から築かれていたようです。

 

 

1985年には、社内にインテリア事業部を立上げ、 ヨーロッパの高級家具を直輸入したり、住設の自社開発を始めます。

また、通常、商社を通して輸入する構造材に使用する木材も、 アメリカから自社で直輸入するようになりました。

これらのことで、良質モノのをより安く提供できるようになったのです。

そして、1990年ごろになると、一条工務店は静岡を飛び出し、 全国のあちこちの展示場にモデルハウスを出すようになって行きます。

 

もう1つ、浜松で創業した一条工務店には、 外す事のできない特徴があります。

浜松は予想される東海大地震の震源地の近くということもあり、 地震対策に対しての取り組みも、かなり力を入れてきました。
そして、1998年には、どのハウスメーカーよりも先駆けて、 免震装置を開発します。

現在、積水ハウスを始め、ほとんどのハウスメーカーは 免震装置をオプションで揃えているものの、 その販売実績は皆無に等しいです。
それに対し、一条工務店は これまでに3800件以上に免震装置を装備し、 他社を圧倒する販売実績を誇っています。

 

良質で地震に強い家を安く提供するようになった一条工務店は
2002年になると高断熱高気密住宅へと取り組み、 「夢の家」という仕様を発表します。

北海道の次世代省エネルギー基準を大きく上回る仕様で、
2006年には「夢の家」が 省エネ大賞と環境大臣賞を受賞し、 今や一条工務店の主力商品となっています。

 

 

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 主婦の目チェック

コンシェルジェの奥さんがハウスメーカーを厳しくチェック!
主婦の独自の目線から一条工務店を評価します。

 

★一条工務店のモデルハウス


モデルハウスの間取り

 

 

★スライド式収納は嬉しい


キッチン横にあったパントリーの扉を開けると、
ナンとっ、スライド式収納。 これなら、沢山収納できて、出し入れもしやすい。

聞けば、このスライド式収納は標準仕様で、 クローゼットもスライド式収納が付くらしい。

さすがの私も、チョッとこれには感動。

実際、ハウスメーカーがここまでする必要があるのかとは思うけど、 このキメ細かな配慮は、日本企業ならではネ。

このスライド式収納の価格は、当然家の価格に含まれている訳だけど、 収納家具を自分で揃えるより、スッキリするし、 他メーカーのように、造作収納をオプションで付けるより、 一条工務店の場合、 自社工場で大量生産する分、安く済むんじゃないかな?

一条工務店の家に入居するなら、 結婚するときに購入した、古い婚礼家具は用済みネ。

 

 

★デザインセンスは期待できません


内装扉もキッチ ンの扉もすごくグレードが高い。

これだけのモノが標準装備というのは 他のハウスメーカーではないですね。

でも、私が家を建てるんだったら、 いくら安くても、一条工務店はダメ。

だって、内装や外装が古いって感じ。
和室は本格的な純和風のしつらえで、 雪見障子や太いカリンの無垢の床柱が標準仕様。
ところが、和室から一歩出ると、 ブリティッシュ風の重厚な内装‥‥。
これって、あまりにもチグハグ。

最近は多少デザインのバリエーションも増えたみたいだけど、 それでも、チョッと今一つ‥‥。

i-Cubeとかっていう商品も加わっていて、 こちらはモダンな感じのインテリアと外観。
でも、i-Cubeのモデルハウスを見せてもらったんですけど、 チョッと安っぽいかな‥‥‥‥。

他のハウスメーカーのモデルハウスが 贅を尽くしているだけに、余計に、そういう風に見えちゃう。

他のハウスメーカーで標準仕様の家を建てたら、 一条工務店より、もっと安っぽくなっちゃうのかも知れないけど‥‥。

「家の基本さえしっかりしていれば、 内装や外装は後から何とでもなりますよ」と営業マンは言うけれど、 一条工務店は仕様の選択肢がすごく限られているし、 後で内外装をやりかえるなんて、すっごく大変。 家の基本性能や価格は、すごく大切だけど、 内外装のデザインというのも、家づくりの重要な要素だと思いません?

 

 

★集成材は否定するのに、積層ゴムは良いの?


一条工務店の柱や梁は、全て無垢の木材で、 集成材は一切使わないそうです。

集成材は樹脂で固めているので、 その樹脂が30年、50年経たときに大丈夫かどうか、 実証されていないというのがその理由。

確かに、それはうなずける。

床下の換気も基礎パッキンを使わず、 昔ながらの基礎に換気口を開ける方法を取っているみたい。

樹脂でできている基礎パッキンの耐久性が実証されていないとのこと。

それも確かにうなずける。

 

でも、展示してあった免震装置を見てビックリ!(O_O;)
「ゴっ、ゴムで、できてる‥‥」
(ゴムがいくつも重なっていて、積層ゴムと言うらしいです)

「このゴムの耐久性は大丈夫なんですか?」と尋ねると 「大丈夫です」‥‥と営業マン。

‥‥‥ホントですか、それっ!?

家の重さをモロに受けるところがゴムだなんて。

よく、輪ゴムを長い間、放っておくと、 ボロボロになって、すぐ切れちゃうじゃない。
集成材や基礎パッキンはダメで、 ゴムは良いなんて、矛盾してるぞ。┌(`Д´)ノ

 

※住まいづくりコンシェルジェ高田より 妻はこのように言っていますが、 一条工務店によると、積層ゴムには建物の荷重は掛かっておらず 採用している積層ゴムの耐久性も、100年は期待できるとのことです。

 

※住まいづくりコンシェルジェの高田より 実際に一条工務店で建てた方からの情報によると、集成材を使っているようです。 私自身は集成材を使っても問題だとは思いません。 しかし、ひじょうに場当り的な営業トークですね。 以前は在来工法にこだわった家づくりをしているとも謳っていましたが、 i-Cubeは木質パネル工法ですし‥‥。 一条工務店に限らず営業トークというのは、そういうものですので、 話半分で聞いておいた方が良いですね。

 

 

★全館床暖房って必要なの?


ところで、 i-Cubeのモデルハウスに行った時のことですけど、 全館床暖房が標準仕様だという事なので、スリッパを脱いでみたら、床が温かくない‥‥。

聞けば、床暖房を入れていると暑いから切っているとか‥‥。

その日は、すご~く寒い日で、 朝方なんか氷点下だったのに、さすが、高断熱高気密の威力ね。

でも、ちょっと待って。
旦那のコンシェルジェ高田なんですが、 以前、工務店に勤めていた時に 高断熱高気密住宅を手掛けていました。

その時、お客さんには 「床暖房は必要ありませんよ」って言ってました。

それでも、どうしても付けたいっていうお客さんが何人かいて、 床暖房を付けた事があるらしいんですけど、
結局どのお客さんも、せっかく床暖房を付けたのに ほとんど使ってないとか。

あるお客さんなんか、
どうしても床暖房を付けてほしいと言っていたのに 旦那が手配ミスをして、床暖房を設置し忘れた事があったんですけど、そのお客さんが、すごくいい人で、 「いいですよ。しばらく住んでみて、寒く感じたら付けてください」 って言ってくれたそうです。

そして、そのお客さんは一冬暮らしてみて、 「やっぱり付けなくて良かった」って事になりました。

 

 

でもそれって、私にはすごくよく分かります。
我が家は10年以上前に、 旦那が高断熱高気密の実験台として建てた家なんですけど、 一条工務店の夢の家に匹敵するぐらいの断熱性と気密性があります。

床暖房は付けてません。
でも、我が家に訪れた人からは、 「床暖房が入っているんですか?」って、よく言われます。
なぜなら、足元が寒くないんです。

この家に10年以上暮らしてみて、床暖房が欲しいなんてこと、 一度も感じたことがありません。

結局、高断熱高気密住宅には床暖房は必要ないんじゃないの?
ましてやi-Cubeほどの断熱性ならなおさら‥‥。

私には、i-Cubeの全館床暖房は過剰な設備としか思えない。

標準仕様で付いてくるんだから、 オマケみたいな感覚でいる人もいるかも知れないけど、 床暖房が付いてなかったら7~80万円ぐらい安くなるんじゃないの?

それに、メンテだって必要になってくるし‥‥。

余分なものが付いていると何かとうっとうしい。

それなのに、標準仕様だから外すことができないなんて、 結局、一条工務店が少しでも客単価を上げようとしているとしか思えない。

高断熱高気密で他社と差別化しようというのは悪くないんですけど、 一条工務店自体、高断熱高気密のことを あまりよく分かってないような気がします。

 

 

★正直、よく分からない会社です


ところで、これも旦那に情報を寄せてくれた 別の人が教えてくれたんですけど、
こんなサイトがあります。

http://www.hrd-s.com/ 

 

以前は、もっと怪しげなホームページだったんですけど、
今はちょっとリニューアルされてマシになってます。

ここに載っているのは、 どう見ても一条工務店の家や設備や建具の写真。

一条工務店はフィリピンに自社工場があるって言っていたから、 これがそれね。

 

ところが一条工務店という名前はどこにも出ていない。
それと、これも以前の話ですが
「Important news about the resin window for Japanese customer only.」 っていうところをクリックすると、
突然、日本語で書かれた、お詫びのページが‥‥。

以前、一条工務店の防火仕様の樹脂サッシが、
実は基準を満たしていない事が発覚した時に
「エクセルシャノンという会社が不正を行ったからこうなった訳で、一条工務店は悪くない」みたいな内容でした。

なんか他社に責任を押し付けているような印象を受けました。

でも、それはいいとして、このホームページって 誰に向けて作ったホームページなの?

日本向けの住宅建材を作ってる会社って書いてあるけど、 ぜんぶ英語で書いてあるし‥‥。
フィリピンの人を対象にしているのかな?

でも、先ほどの唯一日本語で書かれたお詫びのページを見ると 問合せ先になっているところに、SINGAPORE の文字が。

えっ? なんでシンガポール? フィリピンの会社じゃないの?

フィリピンやシンガポールに自社工場があるみたいだけど、 営業マンは自社工場で建材を作っているとは言うものの その事はあまり積極的にアピールしません。

一条工務店のホームページを見ても 工場の事は全然書いていないし、 なんでかな‥‥?

一条工務店って、よく分からないことだらけね。

 

 

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 一条工務店の総評

 

ハウスメーカーは住設や建材などにオリジナル品を揃えていますが、 その多くはOEM商品で、自社工場で作っているわけではなく、 住設メーカーや建材メーカの商品を 一部、仕様を変えてオリジナル品と称しています。

ですから、そのハウスメーカーでなくても、 ほとんど同じ住設や建材をどこのハウスメーカでも工務店でも 採用することができます。

しかし、一条工務店は フィリピンに自社工場があり、自社専用の住設や建材を製造しています。

また、他のハウスメーカーとは違い テレビコマーシャルを一切せず、販間費を抑えています。

そうのような自社努力により、 高いコストパフォーマンスを実現しました。

最近は大量に中途採用をしたので、 社員間のレベル差が生じているようではありますが、 自社商品に対しては自信を持ち 社員の頑張りを感じます。

ただ、チョッとどうかなという面もありますが、 それは、私の個人的な見解でもありますし、 このサイトでの掲載は控えさせていただこうかと思います。

 

 

 

 

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