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配置図とは、
建物の配置や敷地との位置関係を示した、最も基本的な図面です。
配置図は平面図や立面図などと同様に絶対に省くことのできない設計図面の一つです。
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配置図とは、
建物の配置や敷地との位置関係を示した、最も基本的な図面です。
配置図は平面図や立面図などと同様に絶対に省くことのできない設計図面の一つで、次の内容が書き込まれます。
縮尺は一般的に1/100程度で描かれます。
敷地と建物の配置はもちろん、
車庫と玄関の位置関係から人や車などの動線も分かりますし、敷地の断面図も記載されるので、立体的に把握する事ができます。
配置図で最も重要なのが、基準となる寸法です。
現場で、実際に寸法を取っていく際に、どこを基準として寸法を追っていくのかを図面にハッキリ明記しなければなりません。
例として示した配置図の場合、北側の隣地境界から1,600ミリの寸法が基準になりますので、その数値を四角く囲むなどして分かるようにします。
なぜかと言うと、
この案件の場合、北側斜線がぎりぎりになっています。
ですから、北側の隣地境界から1,600ミリを確実に確保しなければ、後の中間検査で合格できなかったなんてことになりかねません。
この様なギリギリの状況ではなかったとしても、基準となる寸法は明記しておくのが良いでしょう。
結構、見落としがちになるのが、建物の周囲の空きスペースです。
都会の狭小地だと、隣の家とほとんど隙間が空けられない事は多々ありますが、そうでなければ、人が通れるスペースは確保したいところです。
例として示した配置図の場合、北側の隣地境界にブロック塀を立て、控え壁を設ける事になっています。
その場合、ブロックの厚さ100ミリ、控え壁の長さ400ミリで、隣地境界より500ミリ出てきます。
更に隣地境界からの寸法は柱の芯なので、更に100ミリほど狭くなります。
それに加えて、エアコンの室外機が置かれたりすると、人が通れなくなる可能性もあります。
(例の配置図の場合は大丈夫ですが)
人が通るためには最低でも350ミリは必要になりますので、その辺りも考慮して建物の配置を考えてください。
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配置図(はいちず)
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東西南北の4方向から見た住宅の外観の姿図
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部屋の中央部から東西南北の壁面を見た姿図
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