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>> ハウスメーカーランキング一覧
このページでは大手ハウスメーカーについての色々なランキング一覧を紹介します。
一般的に出回っているハウスメーカーの売上ランキングなどは、株式を公開している企業のみの資料がほとんどですが、ここでは非上場のハウスメーカーも含めたランキングを掲載します。
ご紹介するランキングは次の通り。
ハウスメーカーランキングのメニュー
ハウスメーカーのランキングをご紹介する前に、全国の住宅着工戸数の推移をご紹介します。 次のグラフは1990年以降の住宅着工戸数を表したものです。
バブル期の1990年頃には170万戸弱の住宅着工戸数がありましたが、2009年のリーマンショック時には77.5万戸にまで落ち込みました。
1997年の消費税を5%に増税した時には、駆け込み需要で着工数がバブル期並みに増えましたが、その後は一気に120万戸まで冷え込み、そのままほぼ横這い状態になり、リーマンショックの年には77.5万戸まで落ち込みました。
消費税を8%に増税した際にも駆け込み需要で100万戸弱まで回復。
その後の推移を見ると、一度、冷え込みかけましたが、再び100万戸に迫るほどに回復しています。
しかし、それは賃貸アパートが雨後の筍のように、どんどん建てられているからで、持ち家の着工数は落ち込んだままです。
今後の住宅着工戸数は大きく増えることは無く、将来的には60万戸代まで減るのではないかとも言われています。
住宅業界は非常に厳しい状況にあります。
そのため、大手ハウスメーカーのほとんどは賃貸アパートやリフォームなど、新築戸建て住宅以外にシフトし、すでに、新築よりも売上が多くなっているところもあります。
そんな大手ハウスメーカーの売上高ベスト10のランキングをご紹介します。
※住友不動産は売上がベスト10に入っていますが、売上のほとんどが不動産によるものなので、ここでのランキングからは除外しました。
年間売上が1兆円を超える企業が3社あります。
実は、住宅を販売する企業で、これだけ大規模な企業が存在しているのは日本だけです。
他の国では地域に根差した規模の小さな、地元工務店のような会社が存在するだけで、日本のようにハウスメーカーというものはありません。
住宅展示場のようなものもありませんし、日本の住宅業界は非常に特殊です。
また、1兆円を超える売上があっても、そのシェアはわずか2%程度。
ビール業界1位のキリンホールディングスも約1兆円超の売上がありますが、業界シェアは35%超。
住宅着工戸数が減ってきているとはいうものの、住宅業界の市場規模がいかに大きいかが伺えます。
企業の規模を測る指数として、売上ともう一つ、従業員数があります。
大手ハウスメーカーの従業員数ランキングベスト10はこのようになっています。
売上高と従業員数の順位は、多少順位の変動はあるものの、似たような傾向と言っても良いでしょう。
就職活動をする際には、できるだけ給料の良い会社に採用してもらいたいものですが、消費者の立場から見ると全く逆の見え方になります。
次のグラフは売上ランキングと従業員数ランキングでベスト10に入った企業に勤める従業員の平均年収です。
これは全社員、正社員もパートも、男性も女性も すべて含めた平均値です。
いかがですか?
住宅業界全体の平均年収は592万円です。
タマホームはほぼ平均に近い数字ですが、それ以外は平均を大きく上回っています。
さすがは一流企業ですね~ なんて、感心している場合ではありません。 その給料を誰が負担しているんでしょうか?
それを考えると、 従業員の給料が高いというのは考え物です。
この中で、一条工務店に関しては従業員の平均年収は公表されていないので、こちらに記載されていた推測値となっています。
大手と中堅ハウスメーカーの価格(坪単価)をランキングにしたものが、 次の一覧表です。
各社の営業マンからヒアリングした数値を記載しています。
各社の営業マンによると、ここに掲載した価格は最低限の価格で、実際はこれよりも高くなるのが一般的なようです。
その辺りの価格について、詳しくは各ハウスメーカー別の記事をご覧ください。
こちら↓
ハウスメーカーを比較する一覧表
これは家を取得しようという方にとって参考になるかどうかわかりませんが、売り上げに対する人件費の比率です。
就職活動をする人向けの資料かも知れませんね。
売り上げをできるだけ社員に還元しようという姿勢があれば、比率は高くなるでしょう。
でも、売り上げが低くても比率は高くなるので、その辺り、何とも言えないところですが。
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