>> 住宅設備の選び方
キッチンやユニットバスなどを選ぶ際には、住宅設備メーカーのショールームを見学に行き、展示されている現物やサンプルなどを見ながら決めていきます。
キッチンやユニットバスの選び方の基本的な知識、注意しなければならないポイントなど、動画を使って、わかりやすく解説します。
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まずは下の動画をご覧ください。
★動画タイトル
『住宅設備ショールーム見学
7つのポイント』
動画長さ 7分30秒
住宅設備メーカーが運営するショールームには、キッチンやユニットバス、洗面化粧台、トイレなどの現物が展示されています。
家を建てたり、リフォームをするような機会が無ければ、なかなかこの様な所に来る事はないでしょう。
ショールームにはお子さんのためのキッズコーナーも設けられているので、お子さん連れでも安心して見て回る事ができます。
建築会社が決まって、間取りも決まり、細かな仕様を決定していく段階になったら、キッチンやユニットバス、洗面化粧台、トイレといった住宅設備の仕様も決めていかなくてはなりません。
ショールームでは専門スタッフに付いてもらって、商品の説明を受けながら住宅設備の仕様を一つ一つ決めていきます。
まずは、どの商品を、どの様な組み合わせにするのかを確定させます。
色をどうするのかという事は、もう少し後でも構いません。
キッチンのワークトップ(天板)や扉のサンプルが取り揃えられていて、色々な組み合わせを試す事ができるようになっています。
ショールームにはキッチンと後ろの食器棚の間隔を調節して体感できる装置や、吊り棚の高さを体感できるコーナーもあります。
これはキッチンのワークトップ(天板)の高さを体感できる装置です。
キッチンのワークトップ(天板)の高さの基準は
身長÷2+5~10センチと言われています。
ですから、身長160センチの方であれば、概ね85~90センチぐらいが丁度良い事になります。
ちなみに標準的なキッチンの高さは85センチになっています。
グレードが上位の商品は、高さが80センチと90センチに変更できるようになっています。
メーカーによっては1センチ間隔で変更可能なところもあります。
その他、カラン(蛇口)やコンロなども展示されています。
ユニットバスもそれぞれのシリーズ毎に展示されています。
バスタブもいくつか種類があるので、実際に入ってみて体感してみると良いでしょう。
動画で、バスタブに入っているお客さんは、半身浴ができるように、段差のあるバスタブを体感していますが、そのタイプのバスタブは気に入らなかったようです。
もちろん、人それぞれなので、半身浴タイプのバスタブが良いという方もいらっしゃいます。
バスタブや壁の色見本が揃っていて、この模型を使って、カラーコーディネートできるようになっています。
壁は4面共、同じ色でも構いませんし、1面だけアクセントカラーにして変えても良いでしょう。
ユニットバスは、基礎工事が完了し、建て方が終わると、すぐに搬入される事になります。
ですから、基礎工事が始まる段階で、全ての仕様が決定している必要があります。
ポイント1
できるだけ早い段階から見学
できるだけ早い段階から、住宅設備のショールームで見学する事をお勧めします。
基本的にはショールームの見学は予約が必要です。
そして、専門スタッフが付いて案内してもらうというスタイルになっています。
しかし、予約がなくても飛び込みで見る事は可能ですし、
ザッと見るだけでしたら、専門スタッフに付いてもらわなくても構いません。
できるだけ早い段階でショールームに行って、キッチンやユニットバスなどの住宅設備を見て回り、予備知識を得ておく事が重要です。
ポイント2
建築会社と一緒にショールームへ
キッチンやユニットバスなどの住宅設備を決定する段階になったら、
住宅会社の担当者(現場監督や設計者)に同行してもらい、ショールームに行きましょう。
キッチン納め方、ユニットバスや洗面化粧台の先行配管などなど、
ショールームのスタッフでは分からない場合が多々あり、
部材の抜けが発生したりします。
その辺りを住宅会社の担当者にチェックしてもらのが良いでしょう。
また、過去の経験から、こうした方が良いといった色々なアドバイスを建築会社からしてもらえます。
ポイント3
平日ならゆっくりと見学できる
土日はどうしてもショールームへ行く人が多く、混雑しています。
他のお客さんで、ごった返していて、色々な事が錯綜して、
何が何だか分からないというような状況になりがちです。
その点、平日であれば、ほとんど人がいないので、ゆっくり見る事ができます。
ですから、仕事を休んで平日にショールームへ行ってキッチンやユニットバスをじっくり吟味するというのも有効かもしれません。
もし平日に行くのであれば、ショールームの定休日に注意してください。
住宅設備のショールームのほとんどは水曜日が休みです。
ポイント4
カメラをメモ代わりに活用
ショールームへ見学に行く際、メモ帳を持っていくという人は結構いらっしゃるでしょう。
それともう一つ、カメラを持っていくとひじょうに役立ちます。
もちろん、スマホのカメラで結構です。
カメラで気になった事や気に入ったもの等、どんどんメモ代わりに撮っていきます。
それを家に帰って見返した時に、カメラで撮影した時に思った事や感じた事も記憶として蘇ってきます。
そうやって自分で撮った写真は、カタログに載っている写真よりも参考になる事が多々あるでしょう。
また、ショールーム側もカメラで撮影したからと言って、文句を言う所はほとんどありません。
カメラをメモ代わりに、どんどん活用しましょう。
ポイント5
ショールームの価格は定価
ショールームでキッチンを選んで、ユニットバスの仕様も決めて、最終的にはショールーム側から見積書が提示されます。
ただ、ショールームから提示される見積書は定価の金額で、実際の金額とは違います。
実際の金額は建築会社から出してもらう事になります。
概ね定価の5~6割ぐらいを目安にしたら良いかと思います。
ただし、グレードの高い商品や高級路線のメーカーは割引率が悪いです。
ポイント6
思わぬコストアップに注意
人情として、良いモノを見てしまうと、それが欲しくなってしまうものです。
良いなと思ったものをどんどん採用していくと、当然、コストも膨れ上がってしまいます。
気が付いたら、とんでもない金額になってしまい、再び選び直しなんてこともよくあります。
2度手間、3度手間にならないよう、コストの意識を持って、注意して仕様を選んでいくようにしましょう。
ポイント7
キッチンの扉でコストダウン
もし、キッチンやユニットバスなど、住宅設備の金額が膨らんでしまい、何とかコストダウンをしなければならない場合、
最も有効な手段はキッチンの扉です。
キッチンの扉はグレードによって大きく金額の差が出てきます。
ですから、今選択しているキッチンの扉を、もっとリーズナブルな扉に変更する事で、
それなりのコストダウンに繋がる事が期待できます。
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