キッチンの使いやすい寸法とレイアウト

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I型キッチンやL型キッチン、アイランド型キッチンなど、キッチンのレイアウトの種類は様々ですが、
その辺りについての詳細は他のサイトに譲るとして、
ここでは、家の間取りを考える際に、押えておかなければならない寸法を中心に、キッチンのレイアウトの基本を解説します。

 

キッチンで考慮すべき項目は色々あります。

使い勝手はどう使い勝手はどうか?
デザイン性はどうか?
経済性はどうか?

しかし、何よりも優先しなければならないのは安全性です。

 

特にキッチンはコンロで火を扱うので、家の中で火災の発生する可能性が最も高い場所になります。

そのため、万が一の火災の際の事を考慮してレイアウトしなければなりません。

次のレイアウトの場合、
コンロ付近で出火した時にシンクで洗い物をしていたとすると、逃げ道がなくなってしまいます。

してはならないキッチンのレイアウト
 

もし、このようなレイアウトにする場合は、
コンロの反対側に勝手口を設けるなどして、避難経路を確保しておく必要があります。

避難経路を確保できない場合は、このようなレイアウトにしてはいけません。

ですから、一般的にはコンロを最も奥に配置て、逃げ道がなくなることを防ぎます。

使い勝手の面から見ても、
コンロが奥にあった方が、コンロで炒めたり煮た料理をお皿に盛り付けて、ダイニングに運ぶという流れがスムーズになりますし、
食べ終わった後、ダイニングテーブルの食器をシンクに運ぶ場合には、シンクは手前にある方が便利です。

 

避難経路を確保したキッチン
コンロが奥にあるキッチン

 

 

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キッチンのワークトップの高さはほとんどの住設メーカーで、85センチとなっています。

それには理由があります。

使いやすいキッチンのワークトップの高さの目安は次の計算式で算出します。

 

使いやすいワークトップの高さの算出 

現在、20代から30代の日本女性の平均身長は約158.9センチです。
ですから、スリッパを履くと160センチほどになります。

ですから計算式に当てはめると
160センチ÷2+5センチ=85センチ
という事で、85センチが標準の高さに設定されています。

 

ワークトップの高さと奥行き

 

ただ、女性の平均身長を基にしているので、
当然、160センチより背の低い人や高い人がいます。

また、最近では男性が台所に立つのは珍しくありません。

色々な身長の人に対応するため、ほとんどの住設メーカーの上位機種のキッチンは、80センチや90センチの高さも選べるようになっています。

中には1センチ単位で高さを変更できるメーカーもあります。

 

 

キッチンのワークトップの奥行きは、一般的には65センチとなっています。

ワークトップが広ければ広いほど良いように思われるかもしれませんが、広すぎると逆に使い勝手が悪くなってしまいます。
人間工学によると、
人が斜め下方向に無理なく手を伸ばし、物に触れる事ができる範囲が60センチ以内です。

ワークトップの奥行きが65センチであれば、水栓のレバーが、ちょうど60センチ以内の距離になります。

そこで、注意しなければならないのは、
対面キッチンにする際、キッチンとダイニングの間に設けるカウンターの幅です。

対面キッチン

 

沢山の食器が置けるようにしたいという事で、できるだけ幅の広いカウンターをご希望される人がいます。

しかし、キッチンのワークトップの幅が65センチありますし、カウンターは更にその向こうになります。

ですから、あまり広すぎると手が届かなくなり、むしろ使い勝手が悪くなります。

カウンターの幅はMAXで30センチまで、
できれば20センチ以内にした方が良いかと思います。

 

  

 

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使いやすいキッチンのためには、流し台と食器棚などの間にできる、人が立つスペースが重要です。

このスペースが広すぎると、移動距離が長くなり、使い勝手が悪くなります。

次の図は、最も一般的なキッチンの寸法の取り方です。

キッチンの流し台と食器棚の距離

 

母娘、あるいは夫婦2人で一緒にキッチンで作業する場合、100~110センチのスペースが適しています。

100センチより狭くなると、2人では窮屈になりますし、110センチより広いと移動距離が長くなり、使い勝手が悪くなります。

図のように、柱芯で2,275ミリの寸法を取れば、
奥行き65センチの流し台と、奥行き45センチの食器棚を置くと、約105センチのスペースになります。

この寸法であれば、2人で作業する場合はもちろん、1人で作業する場合でも使い勝手が悪いという事は無いでしょう。

 

 

しかし、105センチというのは1人で作業するのにベストという訳ではありません。

1人で作業する場合、最適のスペースは80~90センチです。

 

キッチンの流し台と食器棚の距離 

 

例えば一人暮らしであったり、
キッチンに立つのはほぼ専業主婦の奥さんだけというようなご家庭の場合は、
あえて一般的な寸法よりも狭くした方が良いかも知れません。

その場合、柱芯で2047.5ミリ(6.75尺)の寸法を取れば、スペースは 約82センチほどになります。

 

 

  

 

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冷蔵庫のサイズは4~5人家族であれば500リットル前後の容量が必要です。

500リットル前後の冷蔵庫は

幅70センチ
奥行き70センチ
高さ180センチ

といったところが、大まかな寸法となります。

 

冷蔵庫のレイアウト 

 

冷蔵庫を流し台と並べてレイアウトすると、
冷蔵庫の奥行きが70センチで、流し台の奥行きは65センチなので、流し台より冷蔵庫が5センチほど出っ張るだけで、ほぼフラットになります。

 

しかし、対面キッチンを採用する場合は、流し台と冷蔵庫を並べて配置するというのは、なかなか難しいです。

 

対面キッチンの冷蔵庫のレイアウト 

 

どうしても図のようなレイアウトにせざるを得ません。

冷蔵庫が奥行き70センチに対し、食器棚は奥行き45センチなので、冷蔵庫が25センチほど飛び出してしまいます。

図の場合、冷蔵庫の部分は狭くなってしまいますが、80センチは確保できるので、スペースとしては問題ありません。

 

 

でも、何とか食器棚と冷蔵庫をフラットにしたいという場合は、こんな方法もあります。

 

フラットにした冷蔵庫のレイアウト 

 

冷蔵庫側の壁が外壁だったりすると無理ですが、もし、隣の部屋のクローゼットだったりした場合には、冷蔵庫の部分だけを凹ましてフラットにすることも可能です。

 

 

  

 

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